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二子は厳しい!(2007/2/25)
2月25日、前日からの北風が残る中二子に行きました。河原に着いてみると木村さんの自転車がある。どこにいるのか探す前にとりあえず兵庫橋上の様子を見ることにした。ポイントは濁りもなくいつも通りだったのだが冷たい北風のためか水温が低い。釣り始めたすぐに新二子橋下のテトラ帯で水面に反応しているコイを発見。テトラで流れが複雑になっている中コイの位置に合わせてフライを送り込み素直に口の中にフライは入っていった。が、合わせた瞬間すっぽ抜けてしまった。僅かだがタイミングが早かったのか。その一尾が反応してくれた以外このポイントでは全く反応無し。サーチで流したパンもカルガモが全て食べてしまいコイを探し出すことが出来ないので諦め本流へ移動。最近反応のいい二子橋上の様子を見るため100m上流の岸辺の出っ張りに移動。下流を見ると橋桁の陰に木村さんを発見。「9時から始めて2時間何も無しでボXズ覚悟だったが何とか2尾釣ることが出来た」との事。この風での2尾はさすがです。しばらくお話をして木村さんは引き上げられ私は橋桁直下から再開。たいてい数尾は反応してくれるはずなのだが全く反応無し。橋桁下からのサーチに反応したのは、はるか下流の流れの中央。しかも見ている間に横に移動している。橋桁下からは距離が在りすぎてラインを送り込むことが出来ないので左岸に戻り流れの中央近くに立ち込んで下流に移動しながらサーチ。確かに元気良く反応するが同じ筋に留まることが無くすぐに移動している。ラインを送り込んでみたが到達した時にはもう遅い。ラインを流したまま下のポイントに移動。しかし、一面に波立ちサーチに対するコイの反応がすごく見難い。やっと反応を見つけその筋に向かってラインを送り込んだが左からの風で予定よりかなり右に流れているように見えた。その時フライのある位置のかなり左側で右から一気に水面に飛び出してくるコイの姿が見えた。自分のフライの位置を確認し、コイの居る左側に流し直そうとロッドを引いた瞬間、手元に重さを感じ、次の瞬間にコイが掛かっていることを認識した。自分のフライはもっと右にあると思いこんでいたのではじめはそれが飛び出してきたコイだとは信じられなかった。通常フライの位置確認は軽くラインを引いてフライが見えればいいのだが、波が高いとフライが水しぶきを上げるくらい強く引かないと位置が確認できない。その引きの強さとタイミングがぴったり合わせのタイミングになったようだ。ラッキーな釣果にちょっと納得いかないところもあったが厳しさが予感される中での一尾目はやはり嬉しい。「どんな釣れ方にしても合わせて釣れたのだから」と言う1尾で気分は楽になった(笑)。
サーチしたときの反応で数尾のコイが居るとは思えなかったので見難いこのポイントを諦め、すぐ左側を流れている[茶店前]に移動。流れ込みからサーチすると目の前でコイの反応。その筋にフライを送り込むがコイはどんどん下流に移動して行く。左岸には親子連れの餌釣りが居るのでそれほど遠くまで流すことが出来ず流れ込みを諦め餌釣りの下流側へ移動。しかし下流部は全く反応がない。ここを諦め再び本流へ。しかし波立つ水面にコイの反応を見つけられず時間ばかり過ぎていく。とりあえず一尾は釣り上げているので気分はそれほど重くないが後が続かないのはやはりちょっと憂鬱だ。とにかく2尾目を狙って右岸の[いないなプール]へ行く。始め右岸側から様子を見たがちょうど風が左岸側から吹いているのでキャスト位置を左岸に変更。ところが左岸は中州で足場が3mほどの高さがある。そこからコイの姿はよく見えるのだがコイからもこちらの姿が丸見え!水面に反応したのを見つけてロッドを一振りした瞬間にコイは反転して遠ざかって行く。粘っても釣れそうにないので本流を渡って左岸に戻りはじめの兵庫島公園横に移動。サーチすると流れの下流、二子橋近くで反応していたがフライが到着したときには居なくなっている。ここを諦め再び橋桁下へ。しかし回遊の姿はなく先ほどよりは少し上流で反応が見えた。左岸に戻り橋下流中央に立ち込み流れの中央を流しやっと2尾目を掛けることが出来た。取り込みには岸部に移動しないといけないのだが川底にはコンクリートのかけらが点在し立ち止まったり上下に移動しながら岸近くに辿り着いたとき、コイの重さが感じられなくなってしまった。バラシです。それもこのバラシは悔しい!岸に移動するときラインが一瞬緩んだのだろう。結局これ以後コイの姿を見ることが出来ず1尾の貧果に終わってしまった。6時間近くも河原をうろついて1尾です。ボXズを逃れたと言う安心感が逆に作用したのかな?



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