Top-Image

line

こんなにいっぱい居たのに(2007/3/3)
3月3日、3月になって最初の週末暖かい風の吹く中水温上昇で活性があがっていることを期待しながら浅川へ行きました。ポイントの上流部では水面に浮いたコイの姿が無数に見られ、好釣果が期待できました。ロッドを準備しコイを威さないように水門から身を隠すように近づくと用水出口にも入り込んで餌を探している。静かに手摺に近付き流れを覗いた途端、コイがざわめき始め全員が揃ってゆっくり流芯に移動して行った。なんということだ、まだラインも出していないのに・・。次の狙いは移動して行ったコイ達が合流した隠れテトラの上流側。用水出口に降り途中の浅瀬越しにキャスト。群の手前にフライを落とし緩い流れに辛抱強くラインを送り込んで1尾目をヒット。ところが隠れテトラにティペットを擦って痛恨のラインブレイク。その途端、集まっていた群は流芯に消えてしまった。仕方なく隠れテトラ下流に浮いていた群を探すとそこにはもう一尾も姿がない。コイからは距離を置いたつもりだったが感づかれてしまったようだ。諦め気分になって上流側を見ると張り出した護岸の前の隠れテトラ帯の中に入り込んでいるコイの姿が見えた。流れは護岸沿いに上流に向いているのでその流れの載せて送り込みやっと1尾目を釣り上げることが出来たが、周辺にあれほど集まっていたコイの姿は全て消えてしまった。こうなったら流芯横の隠れテトラ帯を狙って下るしかない。ゆっくり左岸沿いに2時間掛かってプール終点の用水路入り口まで下って5尾追加。用水路の中にもポツポツ姿が見えるので水路下りを予定し、右岸に渡る。渡ったついでに先週コイの反応がなかった流れ出しの様子を見に行った。先週は居なかったが絶対に居るはずの流れなので遠目からサーチして様子を見ていたら、出てきた!数尾がサーチのパンを追いかけるように下流に移動して行く。ポイント終点の瀬で止まって上流の様子を見ているようなのを見て、フライを流れに載せて送り込み期待通り食い付かせることが出来た。他のコイを威さないように流れ込みまで静かに寄せ、左側の浅場で取り込もうとした。浅場の先端は重機で掘られた窪みからに掛け上がりで水深は数センチしかない。浅場の先端まで行って取り込もうか悩んだが、他のコイを威したくなかったので浅場まで引きずり上げることにした。が、これが失敗で浅場に乗り上げた瞬間にひと暴れして針が外れてしまった。浅場に横たわったままだったのでネットで掬い上げようとしたらそのまま深みに逃げていった。悔しい!他のコイのことなど考えず一歩踏み出していたらバラさなかったのに。しかもポイントにいた他のコイは全て警戒モードで底に潜ってしまった。この流れを諦め左の用水路に移動。砂利土手に登らず土手越しに流れを見ると数尾が餌を探してうろついている。その位置からキャストしたがコイはどんどん下流に移動して行く。仕方なく土手に登りそのまま用水に降りて始めての用水下り。用水路はそれほど深くなかったが底が泥地のため歩きにくい。右の土手側の砂利底を下りながら何とか2尾追加。両岸が枯れ草で覆われ登りにくくなったところで用水下りを諦め[上田用水取り入れ口]に直行。ところが先週と風が逆なので用水上流に向かってのキャストは空振り。その変わり[浅川北第五排水出口]は濁りもなく水路にコイの姿がいくつも見えた。ここで3尾追加して用水に沿って本流へ。先週の右岸沿いを期待したが風向きが先週とちがっていて右岸沿いに集まっている数が少ない。川幅20m位なので流れ全体をサーチした結果コイは流れ全面に散らばっていてしかも左右の移動が激しい。居場所を決めフライを送り込んでみてもポイントに到着する頃には移動していて反応しない。ポイントも終点近くなので遠くまで流すのを止め、流れの中央から左右のラインの届く幅いっぱいをサーチして見つけたコイをショートレンジでねらい撃ち。右に左にめまぐるしく筋を替えながら4時半から日没まで粘って4尾追加して合計15尾。上流から幅広く狙っていたらもう少し数が伸びていたのではないかな?



line
サイトマップへ
Copyright © 2007 Katsumasa Fujita