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水温上昇で二子に復活の兆しが・・(2007/3/4)
3月4日、20度近くの気温で着る物を検討したが夕方の寒さを考えて真冬スタイルのままで二子に行きました。到着すると木村さんの自転車が停まっている。辺りを探すと、二子橋下流でロッドを振っている。電話して「今日はどうですか?」と聞くと「まだ2尾、今日は出掛けるのが遅かったから」との事。木村さんと合流して兵庫橋上のお気に入りポイントへ。このポイント昨年11月から全く釣れない。どうしてなのか理由が判らないが釣れない。[今日の花]を撮影している間に木村さんが新二子橋下に行っていたので後から行ってみると対岸のテトラの上にカメの群が(笑)。居るわ居るわ!テトラの上に並んでいるし下流の流れにもいくつも頭が浮いている(この後ウシガエルも見たしモンキチョウも飛んでいた)。水温は16度で4月後半の温度。そのカメの日向ぼっこの前でコイが反応。木村さんの目の前だったが食い付かせることなく彼は下流に移動。私は少し遅れて左岸前の様子をじっくり見ながら下流へ。いつもと同じように流れではコイは反応せず「やはり厳しいのかな?」と下流を見ると木村さんがヒットしている。ちょうどその時、左岸沿いに下流から水面に口を使いながら移動してくるコイを発見。「ダブル出来るかな?」と期待しながらコイの前方にフライを落とし回遊を待った。コイはフライの直前で一度水面に出たので「次はフライ」とドキドキしながら待っているとそのまま下を通過して上流でライズ。見事に見切って行った!見切られた理由は判らないが以前に比べて活性が上がっていることは確かだ。ゆっくり下ってお気に入りポイントに到着した。ここではコイの回遊は多く一尾目の期待は高かったがコイは左岸ばかり気にして流れに浮いている私のフライは全く無視。最近、こんなに数多く廻ってくることはなかったので「このまま粘ってみよう」と言う気になった。しばらくして木村さんは引き上げられたがお気に入りポイントでは釣り上げることが出来ず一つ下のポイントに移動。ここは岸から倒れかかった竹が数本流れに浸かりその竹の間に回遊がある。しかし狙える場所は竹が水中に隠れている1m程のスペースの奥の40cm位しかない小さな窪み。その狭いポイントの岸直前を狙って正確にキャストしないとコイは食い付いてくれない。しかもほんの僅かでも距離を間違えたり向きを違えるとフライを失う可能性が高い。2度ほど対岸の木の根にフライを引っ掛けたが上流側の竹の上にティペットを乗せたり、立ち位置を少しずらして竹の奥を狙い、数カ月ぶりの高活性に辛抱強く粘った。一尾目を釣り上げたのは釣り始めてから2時間後だったが「やっと釣れた」と言う喜びと久しぶりの高い活性に「いつまで釣れ続くか判らないが粘ってみよう」と言う気になった。次が釣れたのはそれから30分後。何とかこの狭いポイントの攻め方が判ったところで続けて2尾をバラしてしまい3尾目が釣れたのは30分後。結局このポイントで4時過ぎまで粘って久しぶりに6尾釣り上げることが出来たがとうとう反応が無くなってしまった。「6尾も釣れたから後はのんびり本流の様子でも見るか」と移動。最近様子のいい二子橋上流を覗くが2尾が単発で反応しただけ。橋上を諦め二子橋橋脚下へ。ポイントから離れてサーチし様子を見ていると橋脚下の右端でライズ。右の流れから送り込もうとしたらコイは左に移動しながら水面に反応している。右へのキャストを岸直前に変更して待つこと数秒。フライの右60cmほど離れたところから一気に飛びついてきた。右の速い流れに入り込み逃げ回るのを辛抱強く誘導して取り込んでみれば丸々太った64cm/5.1kg。今日は兵庫橋上でも太目の64cm/5.2kg(写真上)を上げているから気分がいい。ここにはこの一尾しか居なかったので左岸に移動。橋桁下直下20m辺りの右の流れと左の緩い流れの間でライズ。流れの左端にラインを載せて送り込むと水しぶきを上げて食い付いてきた。先週悔しい思いをしたポイントでのリベンジ、やったね(笑)。その後流れの中央でもう一尾追加して下のプールへ。ここもコイの反応は素晴らしく「こんなに居たのか?」と思うくらいあちこちでライズする。しかしカーブした流れの内側のトロ場でライズは広範囲に広がり流す筋を掴みきれず1尾追加しただけで日没終了となった。しかし昨年10月7日以来の二子での[ツ抜け]に大満足。この調子が続いてくれると嬉しいのだが・・。



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