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フィッシュ&フィンズのメンバーとマルタ釣り・・(2007/3/21)
3月21日、奥山さんの釣りクラブ(フィッシュ&フィンズ)のメンバー4人と一緒に二子のマルタ釣りに行きました。クラブのメンバーは[奥山さん、平岡さん、山本さん(恵子ちゃん)、asarinさん]と私。8時に集合してマルタポイントに直行したがマルタの姿がない!10日には「フライは入れ食いです」と言われたポイントも18日に「7尾釣り上げました」と教えてくれたポイントも全く姿が見えない。水温は朝の時点では11度しかなく下がっているためだろうか、産卵行動は全く見られない。流れに見えた黒い姿も小さなコイだったし。「マルタは既に上流に移動したのだろうか?それとも低水温で休息状態なのか?」等と奥山さんとお話したが、姿が見えないのは現実で本命マルタ釣りを諦めコイ釣りに変更。最近調子のいい新二子橋下に皆さんを案内し最初に恵子ちゃんが様子を見る。サーチすると流れにコイの姿は幾つも出てきて状態は申し分なし。いつものホームグランドの浅川とはちょっと様子の違う多摩川本流にとまどいがあったようだがラインの送り出しを伝えると直ぐにヒット。川底にコンクリートのかけらが幾つも沈んでいるので岸に寄って取り込むように伝えたがコイはなかなか寄ってこない。それどころかどんどん上流に泳いでいく。流れから様子を見ていた私の後ろを通り抜けて上流に向かうコイに慌てて位置を変えやっと取り込んだのは69cmの太目できれいな魚体。サイズ(全長、叉長、胴回り)を計測し、奥山さん持ち込みの重量計で重さを計りJGFAに申請用の写真を撮影。その後私との記念撮影。嬉しいですね、若い美人とのツーショットは(笑)。恵子ちゃんに「ロッドは何番?」と聞くと「マルタ用に持ってきた4番」との事。んー、コイに4番はちょっときついな。だから寄ってこなかったんだと納得。次はasarinさん。彼女も経験豊かなフライフィッシャーでコイ釣りは二回目。ラインの送り出しもスムースで一流し目でヒット。奥山さんが「こっちの方が恵子ちゃんのより大きかったらこっちを申請しよう」とおっしゃっていたが恵子ちゃんの獲物には及ばなかった。asarinさんは取り込みもスムースで釣り上げてから浅場で水中写真を撮らせてもらった。コイがフライをくわえている水中写真は今まで撮ったことがなかった。しかしなかなか難しい物ですね。ファインダーが覗けないので中央に写っているかどうか確認できない。それでもきれいに写っているのが一枚があって嬉しかったです。女性二人が釣果を見たので私もちょっと様子を見たら直ぐにヒット。しかし小振りのコイで地元の釣り人としては納得いかないが奥山さんに交代。「えっ!こんなに流すの?」「えっ?まだ20ヤードですよ。40ヤードは普通ですよ」「そんな先で釣ったことないな。浅川だと目の前だから」等とお話ししているうちに水面にコイの反応が。フライがそのポイントに到着する頃「ぼちぼち出ますよ」と言った途端にコイがフライに飛びついてきた。さすがにコイには慣れていらっしゃる奥山さん。難なく取り込まれて記念撮影。平岡さんは餌でマルタ狙いにいらっしゃっていたので「コイも餌で釣れないか?」とブドウ虫を付けてポイントに流し込んでいらっしゃいましたがコイはほほえんでくれませんでした。奥山さんは12時までしか時間がなくて最後にマルタポイントの様子を見に行かれたのですがマルタを見ることなく引き揚げられていかれました。平岡さんもしばらく様子を見ていらっしゃったがマルタは全く見られなかったので諦めてお帰りになった。私はそれから本命のコイ釣りと思ったがマルタを一目でも見たくてポイントを覗いてみたが姿がない。その時食事から帰ってきたasarinさんがポイント横の浅場で1cm程の稚魚の姿を発見。何枚か撮影してそれらしい姿をお見せすることができたがすごく見難い(見えますか?)。この時期の稚魚はいったい何の子供だろう。多摩川の主のコイ、フナとオイカワはまだ産卵前だしアユはまだ来ていないし時期がちがう。体長1cmだと孵化してまだそれほど日数も経ってないはず。ひょっとしてマルタの稚魚?そう言えば今年は2月には既に遡上していたからその稚魚かも。と言うことは「今年はもう産卵が終了してしまったのかな?」「今週末から気温が上昇するらしい予報だがマルタはまだ釣れるだろうか。それとももう下ってしまったのかな?」等と考えながらマルタを諦めてからコイ釣りに集中。マルタポイントから二子橋に向かって下ったがコイの反応はあるが釣れなかった。辿り着いたお気に入りの橋脚下で遠くから様子を見ると目の前でライズ。ライズポイントから少し離れたところにフライを落としてしばらく待つと元気に飛び出してきてやっと2尾目。この後兵庫島公園の横から二子橋に向かって様子を見ると幾つも反応がある。そのライズに向かってラインを送り込むが昼過ぎから変わった風向きでラインは左に流されていく。コイの所に到達しないラインの落とし位置をあれこれ変えながら1時間掛かってやっと3尾目を釣り上げた。これは69cmだったが見事な太目で6.4kg。ちょうどいないなさんがいらっしゃったので記念撮影をお願いした。この後もう一度橋脚下に行き69cmを釣り上げ重そうに見えたがこちらは5.0kgしかなかった(それでも立派な太目)。それから釣り下って日没直前に一尾追加して合計5尾。マルタ狙いが空振りに終わりちょっと悔しい一日でした。どうしても今年はマルタを釣りたい!


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