Top-Image

line

誕生日に開成水辺フォレスト・スプリングスへ行きました(2007/3/25)
3月25日、60回目の誕生日記念にカミさんと一緒に[開成水辺フォレスト・スプリングス]へ行きました。前夜からの雨が降る中到着はオープンの7時ちょうど。生憎の雨で人影はまばら。ペア券だと二人で8,000円なのだが今回は鱒の持ち帰りも目的なので一人4.500円の通常のチケットを購入。風向きを考えて3rdポンドの左端へ。「ここなら追い風だからいいだろう」とフックキーパーに止めたフライを外し水面に落としてラインを引きだしている間にライズ!「えっ!まだ準備できてないよ〜」と言いながら一尾目をゲット。フラシの準備も出来てないしそれほど大きくないのでリリースし本格的にキャスト開始。次のキャストでもフライにアタック。これはヒットすることが出来なかったがキャスト毎にマスの反応。しかしここからが問題。ポンドの周囲に植えられた樹木にフライが引っ掛かる。カミさんも直ぐにヒット。しかし2回に1回は後ろの木に引っ掛けて苦戦している。そこで後ろの木の途切れた場所を探してキャスト開始。マスは何処でも順調に反応しこの調子なら持ち帰り制限の各自10尾は簡単にクリアーできそうなので大きいのだけキープする事にする(笑)。その後風向きが少し変わったので対岸の3rdポンド流れ出しに移動。後ろの木も低くキャストは全く問題ない。ここで釣れたのがこの日の最大で50オーバーの太ったニジマス。5尾ほどキープしたところで10時近くになりちょっと休憩。17日にオープンしたばかりのクラブハウスへ。ちょうどこの日はJGFAのジュニア・フィッシング・セミナーが行われていて大勢の親子連れでロビーは満員。隅っこのテーブルに座って朝食用に持ってきたおにぎりを食べていたら開成のスタッフの中に奥山さんの姿が見えた。忙しそうに飛び回っている奥山さんに会釈で来ていることを知らせ一息ついた。親子連れが釣り場に向かった後奥山さんと少しお喋りをして「午前中、カミさんはこのフライで入れ食いでした」と[BFラバーレッグ:ピンク]をお見せしたところ「ちょっと待って、このレッグ問題だな」と言ってフライを持ったままカウンターの中に行かれた。「藤田さん、ダメですよ。このレッグ、レギュレーションに違反します」との事。驚いて理由をお聞きすると「ワームやラバースカートは禁止なんです。だからラバーの付いたフライもダメです」「それじゃチェルノブイリも?」「勿論禁止です」との事。イヤー、驚いた。ルアーのラバースカートが禁止は知っていたけれどフライに付けた小さなレッグも禁止とは!カミさんが「私は何を使えばいいの?」と聞くから「釣れるフライはいっぱいあるよ。心配しなくても大丈夫」と言うことで午後の部がスタート。大勢の親子連れが来たのでポンドを見回して一番空いていそうな1stポンドの流れ出し、つまり小田急線側に移動。風も後ろ斜めからでキャストに問題はなさそうだし後ろの植え込みの背が低い。午前中に新作[BF MayFly]を試していて、明るい色の方が反応が良かったのでカミさんには[BFカディスLight]を付けキャスト開始。このフライも好調で全く距離のでないカミさんが入れ食い状態。私も[BF MayFly]のテストは終了したので[BFラバーレッグ]以外のフライのテストに移る(本当はBFラバーレッグミニも試したかったのだが・・)。BFカディスの新色:オリーブ、BFニンフ、大型BFストーン、BFホッパー等々次々に交換しながら大型魚を釣り上げた。釣れた魚はニジマス(レインボートラウト/スチールヘッド/カムループスレインボー/ドナルドソントラウト等が放流されているが私には見分けられなかった)/ブラウン/イワナ/F1(イワナとブルックの交配種)等全て35cm以上の魚体。40cmを越える大物だけをキープし、フラシに入れようとするが魚が大きくて片手で持つことが難しい。15尾くらいキープしたところに放流車がやってきた。直ぐ横で停まりビニールシートを広げて放流が始まったがその荷台に乗っているのはなんと奥山さん。どう見ても[管理釣り場のおじさん(失礼、お兄さんですよね)]にしか見えないです(笑)。放流があった後は何処の釣り場も同じだがマスが水面に反応しなくなる。時間も4時を過ぎ、6時半までに東京に戻らなくてはいけないので終了にする。しかしキープしたマスを車まで運ぶのはフラシのままだと難しいのでカミさんにクーラーを取りに行ってもらいその中に入れることにした。マスたちは全部元気でクーラーに入れるとき3尾も飛び出してポンドに戻っていった(悔しい)。重いクーラーを車に運ぶ途中、奥山さんが「息子にドライをやらせたいので藤田さんのフライを下さい」と声を掛けてくれた。と言うのはセミナーの途中で奥山さんが釣り場にいらっしゃった時「どんなフライ?ちょっとやらせて」と私のロッド振った。そして「おもしろいね。絶対に浮いているのって素晴らしい。初心者にはこれですね」とおっしゃっていたから。フライを二本渡してクーラーを車に運び帰り支度を終えてから釣り場に戻ってみると奥山ジュニアが釣りっているところ。直ぐ横でお父さんが「ほら!左側でライズした!左にキャスト!もっと左!」と大きな声でジュニアに指示(笑)。その直後きれいなブラウンをヒット。「一匹目?」「もう4匹」「何だそんなに釣ってるのか。藤田さん、いいですよこのフライ。息子は浮き釣りはやったけどドライは初めてだから」と喜んでくれた。帰宅後獲物を処置し大きいの3尾は刺身用(奥山さんが「ここもマスは刺身で食べられます。おいしいですよ」)と教えてくれた。2尾は切り身でフライ用。残り11尾は2枚におろして薫製用。マスの処理後ソミュール液を作り、今朝これに漬け込んで来た。帰宅後塩出しをして2日ほど乾燥し、薫製の開始。出来上がるまで4日ほど掛かるが、久しぶりなので上手くいくだろうか?。開成水辺フォレストの皆さん、素晴らしい魚をありがとうございました。楽しかったです。釣果はカミさんが40尾で私は53尾。全て大型でした(笑)

3月26日
前日のマスが刺身になって食卓にのぼりました。私の分は腹身だったのでトロッとしておいしかったです。
次回も大きいのを持ち帰ろう。


line
サイトマップへ
Copyright © 2007 Katsumasa Fujita