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50, 60, 70ヤード先から連続で(2007/5/1)
5月1日、前日の不調を挽回すべく浅川へ行きました。ポイントはいつもと同じ平山橋上流から。平山橋上のプールはコイの姿も少なく反応も鈍い。何とか一尾釣り上げてから移動しようとしたが釣れない!仕方なくここを諦め左岸の東豊田用水に流れ込む滝合排水の出口の様子を見に行く。用水路は中州側に掘り揚げられた砂利が1.5mほどの山になっている。その山越に排水口を覗き込むと、居る居る。出口に数尾が口を出している。しかし、本流には全くなかったゴミ(短い緑の草や枯れ草)が水面を流れている。上流で土手の掃除でもしているようだ。水もそれほど透明度は良くないがコイは全く気にしない様子で水面に反応している。少し上流側から山に登り用水に降り水路出口に浮いているコイの前にフライを落とす。狙い通り一発目で食い付いてきた。用水の流れに乗られてはやっかいなので出口にいるほかのコイが散ってしまうのを覚悟で出口の緩い流れで取り込む。ズルズルと崩れる山をはうように登って撮影し、上流側でリリース。今度は出口の前まで行って中を覗き込むと4-5mほどの距離に口が幾つも浮いている。奥が見える位置からキャストするとフライが水門の右端に当たることがあるので、少し左に寄ってキャスト。しかしその位置だとフライの落下場所が入り口の陰になって確認しづらい。フライの落下位置を確認できるギリギリの場所から浮いている口の上流にフライを落とす。通常コイの頭越しフライを落とすとティペットやリーダーの落下で驚くのだがここのコイは全くお構いなしで水面に夢中になっている。薄暗い中、見難いフライの位置を奥の明かりを頼りに確認しながら、どんどん奥に移動して行くコイを追いかけるように奥に向かってキャストし3尾を連続でヒット。フライの届かない奥に移動してしまったところで本流に戻る。本流でやっと1尾釣り上げたが平山橋が目の前に見えるところまで来てしまった。流れは浅くなりコイも見えないので左の東豊田用水の下流部に移動。前回よりコイの数は沢山見えたがどうも落ち着きがない。サーチのパンに反応するのは短時間ですぐに潜って移動してしまう。そんな中、平山橋近くまで下ってやっと1尾釣り上げ、次は用水取り入れ口直前で1尾追加したがここはそれでお仕舞い。次は平山橋直下のプール。風があり波立っていて反応が弱い。狙い目の左岸の茂み前は全く反応無し。何とか反応してくれたのは茂みの終点の用水オーバーフローとの合流点前。その一尾でここはお仕舞いで次は床固右の流れ。ここで1尾。床固の下端を渡って左の細流で1尾追加。ここから下流は前回突然の雨で好釣果を得たが今回はいつも通りで渋い。前回居た小さなトロ場にコイの姿はなくそのまま下流のプールに到着。このプールは相変わらず多くのコイが流れ込み左の巻き返しに集まっていた。それを前回同様にショートレンジで狙い順調に数は伸びていった。しかし集まっていたコイはいつの間にか消えてしまった。こうなったら左のテトラ沿いを下りながら辛抱強く長距離を流す釣りになってしまうのだが今回は少し違っていた。巻き返しで消えたコイ達なのかテトラ前の狭い範囲で幾つも反応する。それを追いかけるように下って行ったが、途中で流れ沿いには下れなくなる。ここまで来たら下流のポイントに向かってラインをどんどん繰り出すしかないがここからがいつもと違うところ。遠くでの反応に向かって流すと確実に反応してくれる。それは50ヤード、60ヤード、ついには70ヤード先で流しても確実にヒットする。取り込みの途中でばらすこともなく日没まで釣れ続き、終わってみれば前回に続いてダブルの21尾。5月のスタートとしての好結果に満足な一日でした。

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