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一流しごとにアオミドロが付いてきた(2007/5/27)
5月27日、二子に行きました。前週良かった兵庫橋上を期待して行ったのですが流れは薄茶色に濁り透明度が良くない。流れに立ち込んでみると透明度は20cmもない。普段なら回遊しているコイの姿を眺めることが出来、それに合わせてキャストポイントも決められるのだがそれが出来ない。それでも岸際は反応するだろうと思ってお気に入りポイントの前に陣取ってみたが期待はずれ。全く反応しない、というか回遊してこない。サーチのパンにも反応がない。反応しているのは幾つも水面に浮いているカメだけ。フライを流しながら反応を待っている間も目の隅で、左右の水面へのコイの反応を期待しているが、変化が出るのはカメの動きだけ。こいつらはフライにも食い付いてくるが、直前にピックアップして食い付くのを避ける。ちょっと遅れたときは合わせないでそのまま放すのを待つ。そんなカメとのやり取りばかりでコイとのやり取りは全くなし。ポイントの流れ込み部分に行ってみると下流よりは反応がある。しかしここは中央の流芯で対岸側の巻き返しにキャストしたフライは短時間しか安定していない。反応を見つけその進路に落としたフライも回遊してくる頃には動き出してしまう。しかもやっと反応したと思ったら直前で見切ってしまう。微妙なドラッグが掛かっているのだろう。そのまま下って元のポイントに戻ったがやはり反応がない。時間は既に4時前。ここを諦め本流橋桁下へ。橋桁基礎に登る前に橋桁右の巻き返しで反応があったが合わせ損なってしまった。橋桁裏側に行って様子を見たが反応が少ない。それでも目の前に回遊しているのが見えたので進路にフライを落として食い付くのを期待して待ったらフライの下を通過していく。2度も同じ事があって次にキャストする前にフライを確認した。何とフライにアオミドロが絡み付いていた。ちょうど下流に流した後だったのでその時に付いたのだろう。「これじゃ食い付くはずがない!」。それから下流に流した後にチェックすると毎回アオミドロが絡んでくる。今までこんな事はなかったので理由が判らない。若者が流れに飛び込んで水しぶきを上げているからなのか、週半ばに降った雨の影響なのか。また、アユが戻ってきていて底石のコケを食べるときにアオミドロを剥がして行くからなのだろうか・・。流れと一緒に流れているときは大丈夫なのだがフライを止めて筋を替えようとすると確実に絡んでくる様だ。いつもならコイの反応に合わせて筋を即座に変更するのがフライをチェックするために、そのたびにピックアップしなくてはいけないのに、多分大丈夫だろうとそのまま位置を変えてコイに無視されたことが2度もあった。こんなことは初めて。コイの反応が目の前にあってもフライをチェックしている間にコイは何処かに行ってしまう。1時間以上橋桁下で粘ったがフライを無視されて食い付くことは一度もなかった。橋桁下を諦めボXズを覚悟で下流へ。先週徳永さんが入れ食いをやったF-4下のプールへ。風はそれほど強くなく水面の波も気にならない程度。コイの居場所を探しながらラインを伸ばしたままゆっくり下っている時、左から飛びついてきて一気にフッキング。向こう合わせで走り出した。「ひょっとしてスレ掛かり?」とちょっと心配になり慎重にやりとり。無理をせず引きに合わせてラインを送り出しやっと手元近くに寄ったのを見るとちゃんと口に掛かっていて一安心。ところがラインはリーダーからティペットまでアオミドロが絡み満艦飾状態。5時半になって一尾目を釣り上げることが出来一安心。この30分後にやっと2尾目を釣り上げることが出来た。これは口に掛かっている確証があったのでそれほど時間をかけずに取り込むことが出来、満艦飾もほんの少しだった(笑)。その直後今度は40ヤード先で左から飛び出してきた。それから下流に一気に走りもう少しでバッキングと言うところまで走りやっと止まった。しかし全然動かない。しかもコイは流芯に入り込み流れに押されていることもあってただ重いだけ。それでもほんの少しずつ寄ってくるので辛抱強くラインを巻き取っていき、25ヤード巻いたところでまた下流に走り出す。45ヤードで止まって再び少しずつの巻き取り。何とか残り20ヤードのところまで来たときバレてしまった。あの走り方や動きの伝わり方で多分体の後半へのスレ掛かりだろう。しかしそのラインを巻き取って驚いた。アオミドロががラインの結び目ごとで大きな玉になっている。ラインとリーダー、リーダーとティペット。勿論フックも。寄せるのに10分以上も掛かっていたのでその間にたっぷり絡み付いていた。これでも半分取ってから気が付いて撮影したのだから(笑)。いつまでアオミドロが流れるのだろうか?そして原因は何かな?



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