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見覚えのある口が再び(2007/6/24)
6月24日、前日の好釣果に気分良く小雨の中を二子に行きました。出だしはいつもの兵庫橋上。普段ならコイは左岸ギリギリを回遊しているのがこの日は結構流れの中央付近も回遊していた。対岸狙いのいつものお気に入りポイントからちょっと下って、水面に倒れかかっている二本の竹の間を中心に様子を見る。竹の間には岸近くに倒木が横たわっていてその倒木の向こう側にはいつもコイが居る。しかし倒木の向こうにはキャスト出来ない。その手前から下流側の竹の前を流すがちょっと反応が鈍い。何処にいるのかな?と辺りを見回していると、右の竹の下流側で反応が見えた。[あれは竹を回って上流に来る]と予想し竹の先端より50cm上流側にフライを落とす。ドラッグが掛からないように手元のラインをメンディングして回遊を待つ。来た!予想通り竹の先端を回ったところで目の前に浮いているフライに食い付いてきた。ヒットしてからは岸辺の竹の間に逃げ込もうとするのを踏ん張って止め、取り込んでみると67cmの太目。しかしこのコイ口の中がおかしい。下あごの内側が紫色に変色して腫れあがっている。腫れているのか膨らんでいるのかはっきりしないが変形していることは確かだった。だから水面への反応がいいのかな?等と考えながら辺りの反応を探していた。岸辺ギリギリではなく倒れた竹の周りでの反応に回遊路を読んでのキャストでいつもよりも短時間で連続ヒット。そして次は流の中央から左岸に向かって水面に口を出しながら回遊する姿を発見。今度も移動方向と速度を読んでのキャスト。ところが予定していたポイントのフライのすぐ横を通過。「何だ、見切ったか」と思った瞬間、急に向きを変えてフライに飛びついてきた。狙い通りの反応に気分良く取り込んでみて驚いた。見覚えのある口の左側にフックが刺さっている。一尾目に釣り上げたコイが一時間後にまた食い付いてきたのだ。「やはり口が痛んでいると餌に夢中になるのかな?」と再確認。4尾目を釣り上げたところで反応はストップ。それでも諦めきれずに様子を見ていると目の前の流の中にゼブラ模様がゆったり回遊してきた。しばらくじっとしていたから「フライを沈めると釣れるかな?」と考えてラインを手繰ろうとした瞬間に、こちらのちょっとした動きを察知したのか去って行った。コイの反応がストップしたので上流の様子を見に行ったがこちらも反応無し。そこから本流に向かい、新二子橋上に出たが流にはアユの投網師が居たのでパス。中州を横切って川崎側に行くがここにも投網師が居る。しかし彼は橋の下流側なので橋の直下の釣りには影響なさそうだった。上流からサーチすると幾つか反応があるがフライが流れて行く頃にはそこにはもう居ない。サーチのパンと一緒に下流に移動している。サーチに合わせて下流に流したいところだが投網師が居るので流すことが出来ない。反応はあるが結局ここでは釣果無し。そのまま流れに沿って二子橋まで下りながら河原の花を幾つか撮影しながらいつもの橋桁下に到着。橋桁の下流では反応の数は少なかったが動きは元気がいい。しかし移動が素早くてキャストポイントを絞りきれない。あそこに出たから今度はここだな?と狙ってキャストしてもコイの出るところは全く違う。右の流から送り込んでいるとフライの位置が確認できず水面に出てきたコイを見て合わせても全く違ったところからフライが帰ってくる。そんなことを1時間以上も続けてやっと釣り上げることが出来た。その後F-4下流にいないなさんの姿を発見。「このポイント、全く反応がないです」と言うことでいないなさんは茶店前へ。私はそのポイントでしばらく粘ってみたが本当に反応がない。仕方なくいないなさんを追いかけて茶店前へ。流れ込みでいないなさんが目の前に回遊しているコイに苦戦しているのを見て「横取りしていいですか?」と。二人で並んでキャストしいないなさんのフライの下を通過したコイに向かってキャスト。これが食い付いてきてしまった。「ごめんなさい。本当に横取りしてしまいました」と言うことで6尾目。いないなさんが帰られた後でもう一尾追加して合計7尾。最近の二子での7尾は満足、満足。いないなさん、ありがとうございました。

セイバンモロコシゼニアオイヨウシュヤマゴボウノハラムラサキハキダメギクヒルガオ


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