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あ〜〜、カメだ〜。あっ!スッポンだ!(2007/8/19)
8月19日、前日の不漁にめげず二子に行きました。ポイントには既に藤澤さんと田中君が立ち込んでいる。藤澤さんは久しぶりで「古いフライだとバラしてばかりです」とぼやいている。田中君は下流で、藤澤さんは中央で釣っているので私は上流の流れ込みへ。途中で[今日の花]を幾つか撮影し、ウシガエルのオタマジャクシに逃げられたが・・。流れ込みでは左岸のテトラ前での反応がいい。流とテトラの境目にフライを落とし、フライがテトラに沿って流れていく瞬間にテトラの向こう側から一気に飛びついてきた。キャスト一発目でのヒットに気分良くコイを流芯に引き出し「さあ取り込みだ」と思った瞬間バラしてしまった。一発目のバラしも始めたばかりでそれほど気にならず「すぐに釣れるさ」と次のキャスト開始。コイの反応は1尾バラしたが直ぐにポイントから引き離したから全く影響がない。テトラの中で水面に反応しながら移動するコイの前方に落として回遊を待つと、狙い通りに飛びついてきた。「やった。今日はいいかな?」と思った瞬間、またバラしてしまった。今度はウロコがついてきた。「スレ掛かりか」と納得したが反応がストップ。それでも数は減ったが幾つか回遊してくる。それを辛抱強く待ちながら、30分後に再びテトラの中でヒット。「よーっし」と思った瞬間、テトラの向こう側に走られてラインブレイク。反応はいいがゲットできないのは悔しい。それからは数少なくなった反応を狙ってキャストするが食い付いてくれない。2時間あまり粘ったが、諦めて下流に移動。ちょうどその時藤澤さんが1尾目をヒット。そこに土屋さん登場。その後藤澤さんは本流へ。土屋さん、田中君と一緒に粘ってみたが反応がない。そこにいないなさん登場。「新作の笛、いざと結うときに使って下さい」と皆さんが頂いた。いないなさんは上流に行かれ私が釣っていた流れ込みでいとも簡単に釣り上げていた。[悔しい!]。その後田中君は姿が見えなくなっていたので、土屋さんと二人では本流へ。土屋さんはそのまま下流へ行かれ、私は橋桁下にまだ水量が多い中を慎重に渡渉。ここで粘って何とか1尾目を釣り上げることが出来たが後が続かない。そこに田中君が来たので二人で茶店前に移動。徳永さん直伝の[テトラの釣り]を試していたがなかなか釣れないようだ。結局二人並んでテトラの先端から沖を狙う。コイは幾つか反応するが見切りが多い。と言うか見切りばかりでフライを無視したりもする。5時半近くになってやっと2尾目がヒット。しかしその後は徹底して見切る。[夕方薄暗くなってくると意外にオレンジ系がいい]と言うここでの昔の経験を思い出しフライをオレンジに替える。替えた直後に素直に食い付いてきた。田中君にも渡したがやはり見切るヤツはどんなフライでも見切るからなかなか釣れない。そんな時フライにカメの反応が見えた。食い付かれるのがいやでフライを動かしたために掛かってしまった。「カメだ〜」とガッカリしながら取り込んでみると、これがアカミミではなくてスッポン。スッポンがフライに反応したのは初めてで驚いた。それほど大きくはなく幅約15cmだったが元気がいい。甲羅を捕まえてアップの写真を撮ろうとすると長い首を回して食い付かれそうになった。しかもちょっと暗くなっていてシャッタースピードが遅い上にカメがおとなしくしないので、ブレた写真が多くちょっと残念。この後オレンジの効果もそれほどなく、日没終了の時間が近付いてきた時、やっと4尾目が食い付いてくれた。しかしこれが元気がよい上に重い。しかもテトラの中に入り込まれたのでテトラの上を移動して追いかける。下流のテトラは水面下に沈んでいるしちょっと薄暗いので一つずつ慎重に移動するがコイも近付く度に一つ先のテトラの向こうに移動する。ティペットがテトラに触っているので強く引くことも出来ず、慎重にやりとりしてやっと取り込めたのは77cmの大物。田中君に記念撮影をしてもらって終了。しかし兵庫橋上は厳しい。コイがスレてきているのは判るが水面への反応も少ない。あの増水以降数が少なくなっているのは確かだ。それにしてもカメは減らないな。カメの移動をコイの移動と間違えることが幾度もあったし。

ウラナミシジミオオブタクサミソハギホウキギク


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