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風が強い!コイが廻って来ない!(2007/9/17)
9月17日、前日の不調にちょっと不安になりながら二子に行きました。先着していたのは田中君といないなさん。田中君は5尾もヒットしながら全てラインブレイクで釣果無しとのこと。ロッドが高番手になったのに、以前の低番手の合わせに馴染んでいて、それと同じ調子で合わせていたからラインブレイクの連発のようだ。これも経験だから頑張って欲しい。いないなさんは到着直ぐに1尾釣り上げていた。私もいないなさんの上流に入り15分後に1尾目を釣り上げることが出来た。しかし昨日同様にコイの回遊は少ない。そして三日連続での強い風。狭いポイントを狙ってのキャストも、うまくポイントに落ちるのは半分以下。しかもやっと廻ってきたコイを見つけ、慌ててキャストするとポイントの風下側に上から垂れているクズの茎に引っ掛ける。やっと狙い通りに落ちたと喜んだフライに引っ掛かったのは、またしてもカメ。ところがこのカメ、片目でした。左の目はちゃんと普通に飛び出しているのに右目は小さなくぼみだけ。片目でも生きていけるのは、多摩川の環境かな? なかなか来ない回遊を諦め、前日対岸を整理した新二子橋下に移動中、岸よりの浅場で揺らめいているアユを見つけた。大増水の後よく見られる光景で、増水した流を避けて支流に入り込んできたのだが、こちらの流では彼らの餌の珪藻は生えない。当然アユたちは飢えてしまい最後は死んでしまうのだろう。横たわったり浅瀬をゆらゆら泳いでいる姿を見ながら新二子橋下に到着。まず下水出口前のテトラの間の様子を見る。居た、居た。テトラの狭い隙間を下流から時々水面に反応しながら回遊して来る。風で幾度も失敗した後、やっと狙いのポイントにフライが落ち、コイの回遊を待つ。数秒後にテトラにくっつくように落としたフライに向かってコイの口が現れ吸い込む。すかさず合わせてテトラの中から引きずり出し2尾目をゲット。その後テトラの最下流部に現れた反応にキャストし、テトラの間でヒットさせたがそのまま底に潜られて即ラインブレイク。その後、再びテトラの隙間を狙って2尾追加。テトラの間への回遊が止まったのでその下流の笹前の小さなワンドを狙う。草刈りのおかげで奥までキャスト出きるようになったがコイの姿が無い。田中君の話では「朝からここで水遊びをしていた人が居たからではないか?」と言うこと。仕方なく元の場所に戻るが回遊が少なく、対岸のクズにまたフライを取られた。ポイントがつぶれるが忘れない内に回収しようと流を渡り掛けたが、意外に深いので諦めた(終了までに4本も取られてしまった)。回遊があまりに少ないのでもう一度上流に行った。先程と同じようにテトラの中から1尾引きずり出し、下流からのライズを見つけ、上流1mのところにフライを落とし岸からの距離を合わせると、狙い通り食い付いてきた。それから1時間粘って2尾追加してやっと合計7尾。しかし強い風に負けないように正確にフライを落とす練習をしなくっちゃ。



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