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何故だろう、反応が鈍い(2007/11/11)
11月11日、出掛けるのが遅くなったが前日の釣果に気分良く二子に行きました。「誰か来ているだろう」と思っていたがポイントに人影はない。「やった、独り占めだ」と喜んで素早く準備を始めた。流は前夜までの雨で濁りはあるが透明度は40〜50cmあり、移動しているコイの姿は何とか確認できる。それでも先週の好天気に比べるとやはり見難い。とりあえず最初はいつもの倒竹下流。倒竹の前は流があるが、倒竹の下流では遅くなる幅3m位あり、そこが狙い目で下流から順番に回遊してくる。この日も1尾目は開始から11分後。1尾目が早く釣れるのは本当に嬉しい。しかしいつもなら下流でサ−チに反応してからの回遊がほとんど無い。ポイントでの単発反応だけ。それでも2尾目は10分後。快調なペースだ。3尾目も12分後、と良かったのはここまで。時折下流の倒竹の陰でサーチに反応するので、遠投して送り込んでみたが反応してくれない。下流行くと途中のポイントを潰してしまうので、上流に来るのを待ってみたがやって来ない。その内、下流にいつも来ているらしい[コーンの外人さん]が子供を連れてやって来た。狙いは下流の倒竹の間の様で、倒竹の正面に椅子を2つセットしてロッドの準備をしている。下流狙いを諦め同じポイントで粘り4尾目を釣り上げたのは42分後。この4尾目、流で目立っていた金色のコイ。取り込むまでは目立っていた金色も取り込んでみるとそれほど目立つ色ではなかった。ただ、他のコイよりも背中の部分が明るく全体に輝いているようだった。出だしのペースが嘘のように釣れない時間が過ぎて行くが、これがいつもの兵庫橋のペースだと変に納得してしまった。前回、後半に良かった土屋ポイントと倒竹の間に行ってみたが反応が少ない。単発でライズしてそれっきり。キョロキョロしていると倒竹の中でサーチに反応している。しかし、ここは上から垂れ下がった倒竹とすぐ上流にある枯れ枝が邪魔で奥のポイントにフライを打ち込むことが難しい。距離をおいてタイトループで最後のターンオーバーで奥に入れ込むしかない。1投目は竹に引っ掛け、2投目は枯れ枝に絡んでひやっとしたが3投目で上手く奥に運ぶことが出来た。左の倒竹前で流れの速さが変わり手前は速く奥は遅い。じっくり待つ余裕はなくドラッグが掛かりフライが動き出すまでの勝負だ。もうダメかな?と思った瞬間、奥から飛びついてきた。ラインの弛みがあるので大きく合わせたらしっかりヒット。しかしコイはそのまま倒竹の向こう側を下流に走る。この倒竹、水中にはそれほど枝が広がってないのでラインは通過するはずだったが、最近の雨でゴミが絡んでいたのだろう。途中でコイが動かなくなった。「まだ居るかな?」とロッドの動きを聞くようにしたが動きがない。ゴミに絡んでばれてしまったようだ。時間はまだ3時過ぎで、日没までは、まだまだ時間があると思っていたが低く垂れ込めた雲のため辺りはもう薄暗い。少し焦りながらポイントの流れ込みへ移動。サーチに元気な反応を見せるのが1尾居たがサーチに反応しただけで消えてしまう。そのまま左岸前を探りながら下るが反応がない。いつもなら何処かで反応してくれるのに、全く反応しないのだ。元の土屋ポイントに戻り倒竹前でやっと5尾目を釣り上げたのは1時間後。薄暗い中写真もスローシャッターで手ブレして画像ナシ。このポイントが最後だと最初のポイントに戻り何とか6尾目を釣り上げたのは16時40分。薄暗い中見難いフライへの反応をやっと見定めてのヒットだった。先週に比べて何が違うのだろう。濁りの具合はほぼ同じ。違っていたのは水温と天気。水温は19度から17度に下がり、快晴が曇天になっていた。独り占めだからもう少し釣れても良かったのに・・・。


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