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皮一枚でヒヤヒヤ(2008/1/3)
1月3日、解禁二日目は浅川、年末に回復の兆しの見えた平山橋下へ。風もなく日差しも温かで絶好の釣り日和。手始めはいつものように床固下右岸の細流。崩れテトラの間の流れ込みからサーチしポイントの様子を見る。いつもの場所で反応してくれたが前回よりも数が増えたように見えた。反応は流れ込み直下の中央のテトラ周り。テトラの先に直接フライを落とすとコイは全て警戒態勢にはいるので、手前から流れに載せて送り込む。途中のラインがテトラにさわってフライの動きが悪くなるのを調整しているときに1尾目が食い付いてきた。ポイントを走り回ると全て沈黙するのでちょっと強引に手前に寄せる(ティペットは直前に交換してあったからテトラを引っ掛けない限りは大丈夫)。撮影後横の流れにリリースして再び細流へ。同じように反応に向かって手前から送り込み23分で5尾釣り上げた。このポイントで複数の釣果は久しぶり。気分良く次の床固下流のプールへ。段差からの泡が消える辺りで幾つか反応していたがロッドを一振りしてからは消えてしまう。コイは少し下流に移動し、緩く広がった流れを左右に回遊している。そこに向けてラインを送り込み25分で3尾ゲット。その時子供達が岸辺に来て、流れに入って遊びだしたところで反応はストップ。しかし開始から1時間ほどで8尾は最近では珍しいペース。気分良く下流のプールへ移動。下のプールの狙いは左岸のテトラ帯の前。流れ込みでは左岸に崩れテトラがあってその下流は小さいけれど巻き返しがり、その巻き返しですぐに1尾釣り上げた。次は巻き返しの下の端。僅かだが流芯横の遅い流で、並んだテトラの隙間での反応。一つ手前のテトラ前にフライを落としゆっくり狙いのポイントに送り込む。予定通りのポイントで2尾追加で開始から2時間で11尾。その小さな巻き返しの下流は流芯がテトラ帯の直前を走る。テトラ帯の間も奥行きがない為、回遊してきたコイが一息つく場所が無い。反応が見えないまま下流の流が落ち着くところまで一気に移動。狙いはテトラ帯の内側が広くて流が入り込んでいるところ。そんなテトラ帯の中をコイは下流から上流に回遊しながら、時折流芯の様子を見ている。だから狙いはテトラ帯の前。テトラの中に入り込む流を避けながらギリギリを流して12尾目。しかしこれが掛かりが浅く唇の皮一枚に刺さっている。掛かり具合が見えた瞬間から取り込みが慎重になりコイの動きに素直に対応。いつもなら一気に寄せるのに、ちょっとした動きにもロッドを寝かせテンションを押さえる。動きが落ち着いた時を見計らって静に寄せ、取り込むことが出来た。ネットに入ってからフライはすぐに外れると思っていたが写真を撮る間もしっかり掛かっていて意外に外れない物だと感心した。テトラ帯前を反応が出るまで流し30〜40ヤード先から3尾釣り上げたがコイはどんどん下流に移動していく。それを追いかけるとその先に行ってしまうので、立ち位置を変えないで戻ってくるのを待つことにする。期待通りコイはテトラ帯の中を回遊しながら戻って来た。これを待ち伏せ状態で順番に釣り上げ日没までに5尾追加。久しぶりのダブルを記録。二子は厳しかったが浅川は快調なスタートでした。


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