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どうしてこんなに違うの?(2008/1/26)
1月26日、連日の強風が止むことを期待して浅川へ行きました。風はそれほど強くなく一安心。ポイントはお気に入りの平山橋下。いつものように床固右の細流から始める。護岸を下りながら眺めると水面に波紋が広がっている。活性は十分在りそうなのでかなり期待して流れ込みの崩れテトラに到着。テトラの上からポイント中央に向けてキャストし手前のラインを流れ込みの上に落とす。ラインはゆっくり流れフライがコイの目の前に移動する。正面からコイの口が現れフライが消える。第一投目でのヒットは気分のいい物です。しかし数尾反応していたのだがこの1尾でストップ。次は床固下のプール。先週のフィッシングカレッジで皆さん釣果を見たところで期待していた。離れて観察すると水面に幾つも口が浮いている。流の速い右岸側を避けるように中央から左岸よりの巻き返しに多い。そのライズは水中から口を開けてとび飛び出してくるのではなく、口を開けたまま水面を移動する[掃除機ライズ]。つまり表面に集まっているユスリカなどの抜け殻をまとめて吸い込んでいる。補食形態は何であれとにかく水面に反応しているから釣れたも同然。幾つも順番に釣り上げるつもりで左端からキャスト。ここでも一投目でヒット。しかし他のコイを威さないように端から攻めたのに一気に流れの中央に走り水飛沫をあげて暴れ廻る。早く手前に寄せたいのだ足元に流れがあって思うようにいかない。やっと取り込み水辺から離れた所まで運んで採寸と撮影し、身を屈めるようにしてリリースしたがあれだけ反応していたコイの姿はどこにもない。サーチにも全く反応ナシ。僅かにプール後半部で横っ飛びにパンに喰い付いているコイは居たが、パンと一緒に下流に下り戻ってくる気配がない。キャストで届く位置まで移動すると反応しなくなりお手上げ。そのまま下り下流のプールへ。流れ込みの左岸前で幾つか反応がある。左岸の崩れテトラに近づいてキャストしフライを巻き返しの中に送り込む。テトラの間から口が現れフライに飛びつくように吸い込む。ここからが今日のハイライト。左岸のテトラ前の風の影響を受けず波のない狭いエリアを中心にゆっくり下りながら連続ヒット。この連続ヒットの中に11,000尾目が居たのだが全く気にしてなかったから特別の記念写真も何も無しで[ダウン/正面/右/掛2/52cm/14:34]としか記録されていない(笑)。そんな連続ヒットの中でやたらに細いコイが釣れた。本当にコイ?と疑いたくなる体型でゴボウのように細い。とりあえず撮影したがその直後に釣れたのは今度はでっぷり太ったコイ。2尾を比べてみると「どうしてこんなに違うの?」と考えてしまった。釣り下りはポイント中央部辺りで止まり30〜40ヤードの遠流しに入る。このポイント、そのまま下るとプールは瀬の流れ出しになり、追いつめられたコイは横をスレ抜けて上流に避難するから釣りにならなくなる。コイが回遊できるスペースを残して、じっくり様子を見ることにしているが、テトラ前の反応が少なくなった。そこで直ぐ横のテトラの中をサーチすると下流から回遊してくるコイが元気に反応する。ポイントは目の前。テトラの間にフライが落ちれば直ぐに喰い付いてくる。ヒット後は一気に流れに引きずり出しての取り込みは、5分間隔の入れ食いが続いた。日没直前での爆釣で終わってみれば22尾の好釣果。快調な1日でした。


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