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風向きが変わって冷たい強風が・・(2008/2/23)
2月23日
、少し風が強いけれど温かな日差しに期待して二子に行きました。いつもの兵庫橋に到着してみると、久しぶりの藤澤さんが立ち込んでいる。風は川下からで水面が波立ちちょっと厳しそう。「どうですか?」「まだゼロ」「風が強いから厳しいかも」と言うことで釣り開始。南東の風で暖かく水温も14度。春一番かな?等と考えていたがなかなか釣れない。下流からの強い風で狙いの[虎の穴]は入り口の倒竹が上流側に吹き寄せられて間口が狭い。風の弱まった瞬間を狙って奥にフライを落とすが反応がない。やっと奥に反応を見つけたときは倒竹に邪魔されてフライを送り込めない。上流にはいつものようにオイカワ釣りが数人居るし、下流側は期待できない。本流も風が強いのでどうしようか悩んでいるところに、これまた久しぶりの徳永さん登場。彼は直ぐにお気に入りの[ゴム堰堤]に移動。その後1時を過ぎた頃から急に風向きが変わり今度は上流からの強い風。風向きが変わったおかげで[虎の穴]前の倒竹は下流に吹き寄せられて入り口が広くなった。その為奥にフライを落とすことは楽になったが、今度は手前のラインが流れの押されてドラッグが掛かる。こうなったら奥の手だ!入り口上流側の水面に倒れ込んでいる倒竹の枯れ枝にラインを載せて流れないように止める。そして先端のティペット部分だけがポイントの中央に止まるようにして回遊を待つ。これが正解で開始から1時間後にやっと1尾目を釣り上げることが出来た。しかし相変わらず風が強く時折突風が吹き抜ける。上流を見ると河原のグラウンドから吹き上げられた砂埃が辺りを黄色く包みながら押し寄せてくる。下流側ではそれまで見えていた第三京浜の橋が消えている。岸辺の木の上からは枯れ枝が落ちてくる。それでも広くなった虎の穴の奥を狙い、ラインを枯れ枝の載せてやっと2尾目を釣り上げたのは3時前。そこに徳永さんが帰ってきた。「どうですか?」「ゴム堰堤で2尾。本流は風が強くて。でも、新二子橋上流のテトラの陰の狭いところで反応がありました。釣れませんでしたが」との事。しかし風が強くコイの反応もほとんど無い。「凄い風ですね」「どうしましょう」「何処かに避難しますか?」「いないなさんのところで一休みしましょうか?」「電話したけれど出かけて居るみたい」等と話しているうちに足は再びポイントに向いていた(笑)。でポイントを眺めてみるとカワウが5羽水中に潜りながら水飛沫をあげている。水面から現れたその口には10cmほどの小魚が暴れている。オイカワを捕まえているようだった。ところがそのカワウの横にはコサギが10羽ほど岸辺にいて盛んに水面をつついている。カワウが追い回したオイカワが浅瀬に逃げ込んだのを捕まえているようでした。もう少し近寄って写真を撮ろうとしたところ全員一斉に飛び立ってしまった。河原でも白と黒が一緒所に日向ぼっこをしているところをよく見かけるので白と黒は仲良しなんでしょうか。と考えながら気が付くと釣りを再開していた。しかし釣れない。上流を見るとオイカワ釣りの人達はいつの間にか引き上げていたのでポイント最上流部の様子を見に行ったが遠くで徳永さんが取り込んでいるところを目撃。[ガンバらなくっちゃ]と意気込んでみたが全く反応がない。そのまま藤澤さんの所まで下ってきたが、途中も反応ナシ。藤澤さんが「あ〜、ダメです。もう耐えられません。引き上げます」と帰って行かれた。そのポイントでは他よりも反応が良いので私も粘ってみることにした。藤澤さんの立っていたところからだと流れによるドラッグがきついので私は少し上流の対岸寄りからキャストする。何処に行ってもここより反応の良いところは無さそうなので腰を据えて粘ったが寒い。少し早いけれど引き上げようかな?と思いかけた時、やっと3尾目が釣れた。普通ならここで一踏ん張りして「もう一尾」と思うところだがさすがに気力が続かなかった。バイクの戻り掛けたところに徳永さんが下流から引き上げてきた「どうでした?」「茶店前で連続2尾追加して合計5尾。良かったです」との事。やはり広範囲に探す方が良さそうです。しかし凄い風でしたね。


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