Top-Image

line

寒くて強風なのにドライにこだわり続け・・(2008/2/24)
2月24日
、二子の鯉釣り仲間と丹沢・ヤドリギYGLへ行きました。6時に用賀を出発。途中道路横の気象情報掲示板を見ると気温−1度。風は前日に比べて幾分弱まっているように見えた。駐車場に到着後、タックルの準備を終えウェーダーを履き管理事務所への途中の河原は凍りついているし、風は上流から強めに吹き抜け指先が凍えてしまいそうだった。入漁券を購入してポイントを眺めると、水面は波立ちライズは全く無い。とりあえずライズを探して流れを下ってみる。しかしどのポイントも魚の姿は見えるがライズはない。しかもエリアの後半になると水中の魚も見えなくなり、終点の看板のところまで来てしまった。水中に魚の姿の見える所まで戻った時、やっとポイントに陽が射し始めポツリぽつりとライズが見え始めた。と同時に空中を飛ぶユスリカらしい小さな虫が見えた。「喰っているのはユスリカかな?」と言うことでフライをミッヂの赤に替える。しかし反応しない。色を赤からタンに、それからブラウンへと色を濃くしていったが反応しない。それからオレンジに交換した。ミッヂを振り続けやっと一尾目を釣り上げることが出来たのは開始から3時間後。しかしその一尾から後はまたしてもフライは無視され続けた。水面近くにはヤマメらしい小型の定位した姿があり、時折水面に反応しているがそこに向けてフライを流すとフライを避けて位置を変える。飛んでいる虫の大きさはミッヂでも極小サイズの30番くらいに見えて、20番のフライが大きく見える。もうお手上げ状態。もう少し反応のあるポイントはないかな?と上流まで戻ってみると、皆さん頑張っている。行安さんが連続で釣り上げているので様子を聞くと「今のが33尾目です。沈めてますが」との事。いないなさんも「ドライで2尾だけ。後は沈めてます」土屋さんも「沈めてます」との事。私はドライしか持ってないしドライしかやらないことにしたので辛抱強く粘るしかない。一通り眺めたポイントの中で最初の一尾を釣ったところが魚の数が一番多そうなので、そこに引き返してみると隣で釣っていた人が移動している。仕方なく彼が移動するのを期待してその上流の僅かなライズに向けてフライを送り込み、運良く2尾目を釣り上げることが出来たのは開始から4時間半後。その直後携帯で「お昼ですよ」と連絡が入る。駐車場に戻るとテーブルが広げられてランチの準備が整っている。今日はノンアルコールデーと言うことで酒はなし。飲むことが大好きな三人は少し手持ちぶさたな感じだったが賑やかなランチタイムが過ごせた。皆さん本当にありがとうございました。それから午後の部が再開。日差しは暖かかったが深い谷筋のため一部のポイントは既に日陰になっている。最初の一尾を釣ったポイントに戻ってみるとやはり一人釣り人が居る。午前中と同じように上流のポイントで彼が移動するのを期待して様子を見ているときに午後の一尾目を釣り上げることが出来た。フライはミッヂのタン。その直後に狙っていたポイントが開いたので直ぐにそちらに移動。ライズは午前中よりもいくらか多くなってはいるが小型らしい小さなライズだけ。そのライズに向かってフライを流すがなかなか反応してくれない。午後の2尾目は4時過ぎになってから。それからフライをBFニンフの17番に替えて様子を見る。4時半を過ぎてやっと5尾目。それから5時半までがこの日初めてのゴールデンタイム。連続で4尾釣り上げたところで辺りが暗くなり始めたので切り上げて上流の皆さんのところへ移動。様子を聞くと行安さんは「大人げない釣りで83尾」との事。この渋い状況で83尾は凄い。さすがにYGLを知っているだけのことはありますね。いないなさんは「ドライは4尾、沈めて6か7です」土屋さんは「午前中は15尾で午後は6尾。ドライはゼロです」との事。やはり気温が低く風があって水面への反応は少なかったようです。何はともあれドライで何とか姿を見ることが出来たので一応満足しましたが、暖かくなった頃にリベンジしたいです。


line
サイトマップへ
Copyright © 2008 Katsumasa Fujita