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相変わらず好調で、またまた20尾オーバー(2008/3/1)
3月1日
、先週よりも風が穏やかな天気に期待して浅川へ行きました。ところが途中から風が強く吹き始め到着した頃には強めの南風が吹いていた。いつもの平山床固右の細流から始め、とりあえずの1尾目はキャスト2投目で釣り上げることが出来た。しかし右の細流はこの1尾のみ。数尾は反応していたのに1尾釣り上げたら全く沈黙してしまった。次の狙いは床固直下のプール。先週と同じように水面の泡が切れる辺りで掃除機ライズが見られる。二度と同じ失敗を繰り返さないようにと少し遠目から様子を見て、左岸ギリギリに立ち位置を決めキャストしたがフライには全く反応しない。それどころか先週と同じように目の前の反応が消えてしまった。しばらく水面を眺めていると少し遠目でサーチに反応するコイを見つけた。段差からの流れの筋を読みラインの落としどころを間違えないようにして反応の筋にフラを落とす。何とか2尾目を釣り上げることが出来たがここもその1尾でお終い。プールの下流にサーチに元気良く反応しているコイが1尾居た。右岸を少し下ってキャストエリアまで近付いたとき、突然下流からの風に変わった。下流の空は先週の二子と同じように黄色い砂埃が舞い上がりこちらに向かってくる。向かい風のためキャストしても届きそうになく、流れに載せて送り込むにも表面の流れが波立っていて思い通りに流れてくれない。どこから攻めようか考えている内水面が激しく波立ち初めて反応は消えてしまった。いやな予感がしたがどうすることもできない。しばらく北の空を眺め「風が続いたらどこに避難しようか」などと考えていたが、黄色の砂埃は治まり少し強めだが普通の風に変わってくれた。次は下流のプール。流れ込みの様子を遠くから眺めると、左岸の巻き返しに2尾ほどのライズがある。崩れテトラと流芯の間の流れに載せて巻き返しにフライを送り込む。ライズの手前までフライが流れていったとき、予想通り下流から頭が現れフライが水中に消えた。その後、テトラ沿いに1時間掛けてゆっくり下り、予定のテトラ帯までで6尾も釣り上げることが出来た。「このペースで行くと幾つ釣る事が出来るのだろう?」と期待が膨らんだ。予定のテトラ帯も好調で目の前に出るライズを待ってフライを落とし込み、緩い流れの、中コイの動きに合わせてフライの位置を微調整する。先週は幾つか見切りがあったが、今週は見切りはほとんど無く、全く迷いのない動きで飛びついてくる。ライズに合わせてフッキングさせ、針掛かりを確認すると無理に引かずある程度自由に動かすと一気に走ることもなくテトラの間でおとなしくなる。それから少しずつテトラ帯の外に誘導し浅場に移動させてに取り込み写真を撮ってリリースしテトラ帯に戻ると次が回遊してきている。ポイントに到着前、テトラの表側で釣り上げたのを含めると、このテトラ帯周りで14尾ヒットしたことになる。テトラに回り込まれて2回ラインブレイクしたがテトラの中では9尾/11
回と高確率だった。それでも後半は回遊の間隔が開き1時間で2〜3尾にペースダウンしてしまい17尾になったところで回遊がストップ。目標の20尾が遠く感じられた。このポイントを休めるために久しぶりに下流へ行ってみた。しかしコイの数が少なく反応も鈍い。流れの横の崩れたテトラの中から、何とか1尾引きずり出したが下流部は期待できそうになかった。上流の床固まで戻るか、もう一度テトラ帯の様子を見るか迷ったが、床固下の掃除機ライズを狙っても確率的に期待できないのでテトラ帯に再挑戦。単発の反応だけれど1時間掛かって何とか4尾追加でき終わってみれば今年の最多釣果とタイ記録の22尾。前半の良かった反応が時間の経過と共に鈍くなってきたが、見切りが少なく気分のいい釣りが出来た。今年の浅川は絶好調だ。5回訪れて20尾が2回、22尾が2回。残りの1回はフィッシングカレッジの短時間の釣りで11尾。1日19尾平均は今までにない記録ではないだろうか?この好調がいつまで続くのだろう。


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