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避難場所をピンポイントで狙って(2008/4/19)
4月19日
、先週に続き今週も週半ばに大量の雨が降り多摩川は増水中。しかも金曜日まで降っていたから水位はかなり高い。京浜工事事務所の多摩川情報で浅川の水位も治まっていないのを確認したから先週良かった二子玉川に直行。狙いは先週良かった二子橋の橋桁下。しかし水位は先週よりも高く橋桁下の溜まりにも流れがある。この溜まりへは兵庫橋からの流れが入り込んでいて、その流れ込みにコイの姿が見える。流れに突きだした岸の水辺から少し離れ、コイに姿を見せないようにしてキャスト開始。コイまでの距離は約10m。左からの緩い流れに載せてフライを送り込み直ぐに1尾目がヒット。しかし先週のままだったティペットが傷付いていたのか一発目からラインブレイク。それでもその直後に1尾目を釣り上げることが出来た。ここでは1時間20分で4尾釣り上げ、5尾目をヒットしたが力強く本流へ向けて走る。立ち位置が本流と反対側なので本流に入られたら追いかけるわけにも行かない。流れ出しに入り込むのを強引に止めようとしてラインブレイク。ここでの反応はそれでストップ。ポイントを休めるために兵庫橋上に移動。来るとき眺めた兵庫橋上は濁りをそれほど感じなかったのに着いてみるとかなりの濁り。どうも上流の工事の影響らしい。半分諦めながら[虎の穴]周辺を探り30分我慢してやっと5尾目。6尾目を途中バラシ、その後のヒットも対岸の倒竹の下に逃げ込まれてラインブレイク。やっと6尾目を取り込んだのは40分後。ちょうどその時いないなさんから電話で「二子橋下のプールの様子を見に行きます」と連絡がある。先週のYGLの帰り、車に忘れたリールを持って来てくれるというので川崎側の二子橋下流に出来たプールに移動。リールを受け取るといないなさんは「DHのキャスレのためフライはなし」とのこと。いないなさんの練習を横目にF-4の瀬の下流の様子を見る。増水で出現した草むらの浅い水路には幾つもコイの姿が見える。サーチのパンを投げ込むとすぐにそれに反応する。そのコイの前方にフライを落とすとすぐに喰い付いてくる。水没している草むらの上を横切り一気に引き寄せ岸辺に引きずり揚げる。いつもなら水に入ってネットで取り込むところだが、目の前にコイが沢山居るので出来るだけ威さないように岸に引きずり揚げ、リリースは反対側の本流へ。細い水没水路の奥から順番に様子を見ながら最後は広い合流点の岸際まで。この日の水温は15度しか無く産卵行動も一段落していて水飛沫は殆ど上がらないが、岸辺まで寄せたコイの後ろには必ず雄のコイが水から背中が出るくらいまで着いて来る。しかも、水没している草むらはコイのエサも多いので産卵行動に参加していないコイや休息中のコイもたくさんいる。そんな水路の中には、フライを無視して群で通過していく集団もあったが僅か1時間で6尾追加し最近の二子では珍しい[つ抜け]を記録して合計12尾。思いも掛けない大漁に気分は上々。明日もここに来よう(笑)



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