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連日のピンポイント攻め(2008/4/20)
4月20日
、前日の大漁を再度期待して川崎側F-4へ直行。二子橋を渡るときに兵庫橋上に木村さんの姿を確認した。ポイントに着いてみると、居るはずだと期待したいないなさんの姿はない。電話してみたら録音になっている。「もしかしてもう攻めた後かな?」とちょっと不安だったがポイントの様子を見る。前日に比べて水位がかなり下がっていて期待したポイントには水がなくコイの姿も見えない。下流に移動しながら浅いポイントの様子を見ると本流からの流れ込みの奥に反応がある。風は前日と同じように、上流から下流に向かって吹いているからサーチのパンを一番遠い岸辺に落とすのが非常に楽だ。上空に向かって投げれば風が遠くに運んでくれる(笑)。岸辺ギリギリで反応しているコイに向かって瀬からの流れ出し横の筋にラインを落として送り込む。風と流れでフライは目的のポイントにスムースに入り込みすぐにコイが反応する。到着直後から僅か20分で2尾釣り上げたがそこで一段落。回遊している群はどれも色気優先で水面に興味を示さない。その内対岸に吹き寄せられたパンを狙ってカラスが来る。見ているとパンをつついてくわえるのだがそれを飲み込まないで次々にくわえていく。くちばしの周りに幾つもパンが見えるのに一つも落とさないで次々に数を増やしていく。何処か落ち着けるところで一気に飲み込むのかな?と思っていたら飛び上がって一気に川を渡って飛び去って行った。多分巣に戻ってヒナに与えるのだろう。カラスが飛び去った後で2尾追加したところでここでの反応はストップ。ちょうど対岸の二子橋橋桁下に木村さんの姿が見えたので電話で様子を聞くと「兵庫橋上で5尾。渋いけれど何とか」と言うことだった。ここでの釣果が望めないので兵庫橋上に移動。兵庫橋に到着したとき橋の上に立ち止まって流れを眺める人が大勢居た。ひょっとして?と流れを見ると木村さんが大物と格闘中。慌てて木村さんの所に行くと70オーバーの大物。「カメラ」と言って木村さんからカメラを受け取り記念撮影。そのまま木村さんと並んで兵庫橋上で頑張ったがなかなか釣れない。コイの反応も鈍くポイントを絞り込むことが出来ない。キョロキョロあたりを見回していたらカワセミが一羽、後ろの枯れ草の枝に止まった。威さないように静にカメラを取り出し目一杯のズームで撮影したが距離は10m程ありこれが限界。反対側の岸の枯れ草の上ではアオダイショウがお昼寝中。のどかな兵庫橋上だったが1時間以上粘って釣果は1尾のみ。ここを諦め前日4尾の二子橋橋桁下プールへ。対岸から木村さんが様子を見ていたのを見ていたから期待はしていなかったが予想通りポイントにコイの姿はなくそのまま本流下り。F-4ポイントを途中まで下ってみたが水量が多く流が速い。そのまま下ってみても期待できないので旧茶店前に移動。本流からの流れ込みがあるので茶店前は流が速い。となると「コイは本流からの合流点の上流側に集まっているはず」と予想し、本流からの流れ込みから中州を横切って上流部の様子を見ると、足元に数尾のコイが居る。上流に回り込んで威さないように静に流れに入ったが慌てて逃げていく。それ以上コイを威さないように移動を極力避けて下流の様子を見ると、流れの左側のテトラ帯の側で反応が多い。下流の本流との合流点までは4-50m程ある。上流から順番に様子を見ながら快調に釣果を重ねる。ふと気付いて足元を見ると婚姻色のマルタが5尾群で移動してきた。私の横を通過したいのだろうが姿を確認するとUターンして下流に消える。幾度となく近付いては下流に戻って行く。ここに婚姻色のマルタが居ると言うことは本流が増水しているため産卵はまだ終わっていないのだろう。だから今週末もまだマルタ釣りが楽しめそうですよ。このポイントに来たのが4時前で終了の6時過ぎまでゆっくり50mを釣り下って8尾追加して合計13尾。二子で10尾以上が二日連続で釣れたのは本流が増水していていて、速い流れを避難したコイが集まっている狭いポイントをピンポイントで攻めたから。渓流では増水で惨敗したけれど多摩川では大漁になった。増水、万歳!

アオダイショウ


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