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増水で川幅が広くどこにいるのか判らない(2008/4/27)
4月27日
、前日の大物に気分良く二子に行きました。とりあえず兵庫橋上で一尾取り込んでからと思い、お気に入りの[虎の穴]の前に。ポイントでの反応は前日に続いてそれほど良くない。しかし[虎の穴]への回遊はちゃんとありしかも穴の奥では水面に反応する姿がある。「絶対に釣れる」と確信を持って30分粘り何とか1尾釣り上げることが出来たが続いて釣り上げられる気配はない。ここを諦め前日の大物ポイントに。ポイントに行く前に橋桁直下の様子を見ると前日同様反応がある。上流からフライを送り込むとフライへの反応も前日と同じようにあるが、前日と同じように合わせ損なってしまい釣果無し。橋桁下をくぐり前日のポイントに移動してみたがお天気が良く河原には幾人もの人影があり水切りなどしている。こんな状況でコイが岸近くに来るはずはなく全く反応ナシ。下流も厳しそうだし茶店前も同様だから何処に行こうか悩みながら上流を眺めると、二子橋付近の中州側に釣り人の姿が見える。多分いないなさんかな?と思い、上流に向かって様子を見るとどうも取り込みの最中らしい。ネットを取り出したとき気付いたのは、いないなさんではないと言うこと。彼のネットはあんなに小さくないから。昨日のマルタポイントを横切り中州に上がったとき、やっと手元近くに寄せたようでネットを流れに差しこんでいた。近づきながら確認できたのは、釣り人が藤澤さんだと言うこと。コイを取り込み、採寸して撮影が終わったところに辿り着き「手こずってましたね」「そうなんです。なかなか寄って来なくて」「何尾目?」「2尾目です」「マルタはいつものところ?」「あそこには全然居ません」「下の瀬に居ましたよ。黒い筋になって」と言うことで二人出先ほど渡ったばかりの兵庫島向かいの瀬に移動。「その流れの真ん中辺りで筋になって居ます」「私じゃ無理です。ひざより深くて流が速いから」と言うことでそこを諦め再び上流へ。かつて良かったF-4への流れ込み移動したがマルタの姿はない。藤澤さん後からゆっくり来るので私はそのままF-2に移動。水位は平水よりも20cmほど高く、いないなさんが最近好釣果を得ているポイントもどこだか判らない。下流から眺めて確認していた[突き出した岸辺]が水没しているし、以前に比べて川底が平坦になっていてメリハリがない。とりあえずそれらしいところに入ってみたが川幅の半分以上進んでも深さは膝上のままで変化がない。上流に見えるF-2への流れ込みの瀬も以前に比べて広く単調な流れになっている。とりあえず流れ込みまで行ってみたがコイの集まりそうなポイントはどこにもない。流れの中央を下りながら変わってしまったF-2の様子を確認する。途中流れの中央は浅いのに右岸寄りが少し深くなっているところの下流でやっと2尾目を釣り上げることが出来たのは5時前。4時間近く全く釣果無しだったのだ。それから50分後、F-2終点の瀬の直前で左岸の岸辺に反応を見つけ流れ中央側から岸に向かってキャストし一発で決めたのだが、その直前に藤澤さんが二子の駅のホームから私の姿を見つけて写真を撮ってくれていたようです。ちょうど2枚目の写真、橋桁の右側の岸の出っ張りの下流側で釣り上げるのですが。3枚目の写真はどう見ても私ですね。デジタルズームではっきりは判らないでしょうが本人にはよく解ります。「コイはどこに居るんだろう・・」とキョロキョロしながら流れを下っている姿そのものですね(笑)。しかし天気が良くてきれいな夕日が見られました。ちょうど夕日の写真を撮ったのは3尾目を釣り上げた直後でした。流れが平水に向かうほど釣果もいつもの数字に向かって少なくなっていく。また厳しい二子が帰ってくるのかな。


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