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またまた太目、今度は77cm/9.0kg(2008/4/29)
4月29日
、マルタが釣れそうなので二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみるとものすごい人出。垂れ幕に[フリーマーケット]とでていた。兵庫橋の袂には自転車が所狭しと並び車も通路に並んで停めてある。自転車のすき間を見つけてバイクを停めいつものポイントに。とりあえずここで1尾キープしてから本流に行く事にする。しかし反応が弱い。弱いけれど全く無いわけではないから釣れるまで粘ってやっと取り込めたのは釣り始めてから1時間20分後。もう1尾と粘っているところに木村さんがDHを持って登場。「本流でマルタを5尾釣りました。1年ぶりで口掛かりが1尾、残りは全てスレでしたが。それと、新二子橋の下にいないなさんの姿があったけれど、携帯が電池切れで連絡できませんでした」との事。ここでの反応も無くなったので、引き上げる木村さんと別れて本流へ移動。上流にいないなさんの姿を探すと対岸のF-3ポイントでキャストの練習中。電話して「ここにマルタが居ますよ」と伝え、兵庫島向かいの本流の瀬で合流。マルタの数はそれほど多くないけれど、瀬に黒い筋になった群がいる。その群れに向かってキャストしたがなかなかヒットしない。掛かってもスレで寄せる途中で外れてしまう。いないなさんはあまり反応がないようで「下流へ行きます」と移動して行かれた。せっかくマルタ狙いを始めたのだからとりあえず1尾取り込もうと粘ってみる。しかしスレでのバラシが多い。やっといい引きで上流に一気に走る当たりがあったがこれも途中でバレてしまい、フライにはウロコが一枚。しかしこのウロコ、マルタではない。しかもコイとも違う。ウロコの形からニゴイだと思う。それから15分、当たりは全てバラしていたがやっとしっかりフッキングした。速い流の中、寄せようとしても寄ってこない。それどころかグイグイ下流に引っ張られ、結局瀬の下端まで追いかけることになってしまった。取り込んでみるとやはりスレ掛かり。戻ってみると流れにあったマルタの黒い筋は、筋から点に変わっていて流し場所が判らなくなっている。マルタを諦め上流のF-2ポイントの再調査に行く。水位は前回とほとんど変わらずちょっと高いまま。F-2ポイント上流部の流れが落ち着く辺りから様子を見ようと思っていたらちょうど中央部辺りに餌釣りが一人居る。そこでまず下流部の様子を見る。しかしほとんど反応がない。僅かに出た反応も距離があり、しばらく待ってみたが近くに回遊してくる気配がない。そこで餌釣りの上流側に行ってみたら、彼はパンをエサにしてのコイ釣り。遠投しているわけではないので流れの中央に立ち込んで、餌釣りの前をパスする形でサーチする。サーチのパンは右岸からの風でかなり左に流されている。そしてサーチへの反応は40ヤード位先で幾つも出た。15ヤードほどキャストしてラインを送り出しそのまま流しながら回遊を待つ。来た来た。30ヤードのランニングラインが出切ったところでフライの左側から、水面に半分からだを出すように飛びついてきた。タイミングを見計らって大きく合わせ手元に重さを感じ、引きに合わせてラインを出すかどうか様子を見ようとしたところで突然軽くなってしまった。合わせが早かったのだろうか。気を取り直して流しの筋を少し左に変えて再度同じ距離を狙う。バラした後の一流し目、また同じ距離で喰い付いてきた・・・・がまたしても途中バラシ。やっと取り込めたのはこのポイントで3回目のヒットで。大きさは70cm、結構太目で重さは6.1kg。その直後にまたしても途中バラシ。しかもその直後でまたヒット。今度はフライが口の奥まで入っていて問題なく取り込めた。しかしその後でもう一度途中バラシでやっと4尾目を取り込んだのはここでの1尾目から1時間後で6時ジャスト。陽はドンドン西に傾き6時半を過ぎて反応が無くなってしまった。「もうダメかな?」と思い、切り上げるために岸に移動。とりあえず「最後の一あがき」と岸から目の前にサーチし下流の方の様子を見ていたら、目の前のサーチに活発な反応がでた。前回、遠くから見える[大口]を悔しい気持ちで眺めていたが、それが目の前に出た。しかも2つ![大口]はパンに夢中でこちらの気配には全く無関心。頭の上にフライが落ちても気にしないでパンを追いかけている。やっと2尾の間に上手くフライが落ちたとき、手前にいた少し小さめの口の[大口]が一気に喰い付いてきた。大きい方ではなかったので少しガッカリしたがそれでも手元にはかなりの重量感がある。ヒットしたのは僅か10mほど先なのだが一気に沖に走り20ヤード以上ラインを引き出された。それからじっと我慢で少しずつ手繰り寄せる。やっと10m位まで戻って来たが、それ以上なかなか寄らない。目の前まで来て、もう一息でネットを出せるところまで来るがネットを操作する動きを感じるのか沖に走る。それを幾度も繰り返しやっと取り込めたのはヒットしてから10分近く掛かっていただろう。辺りは薄暗くなり撮影はストロボを使わないと写らない暗さになっていた。全長77cm、体重9.0 kg、胴回り55cmの超太目。小さいと思われた方でこのサイズなのだから、もう1尾はどんな大きさなのだろう。次回の楽しみが出来た。必ず仕留めてやるぞ!

ハハコグサセリバヒエンソウマツバウンラン

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