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雨後の爆釣(2008/5/3)
5月3日
、前夜からの雨が残るゴールデンウィークの初日、のんびりと二子に行きました。いつもの兵庫橋上水位は15cm程度高く濁りが治まっていないが透明度は20cmくらいはあるから何とかなりそうだった。水面にはゴミが流れ、そのゴミが岸際の小さな巻き返しに集まっている。そしてそのゴミを狙い幾つもコイの口が浮いている。風はほとんど無く条件としてはそれほど悪くはない。と言うよりもコイが集まっているから狙い方一つで好結果が狙える。最初は[虎の穴]周辺の様子を見るが意外に流芯の流が速く対岸狙いのフライにドラッグが掛かってしまう。しかもキャスト数回で水面に出ていた頭は全て沈んでしまった。こんな時のポイントはこのプールの流れ込み。右岸のテトラ帯の下流が1mほど引っ込んだワンドになっている。岸からは笹が垂れ下がり岸際ギリギリを狙うのはちょっと厳しいが、巻き返しの流れに載せて送り込むと岸際が狙える。問題は水位が高く流れ込みの筋が速い事。ロッドの先端が巻き返しの端に触れるくらいまで立ち込み巻き返しに沿ってダウンクロスにラインを落とす。フライは巻き返しを回り込んで対岸前に行くがそれ以上は手前の流れに引かれて進まない。しかしちょうど巻き返しが岸にぶつかり、流れが上流と下流に別れるところが回遊ポイントで、下流からの回遊組と巻き返しからの回遊組が入れ替わり立ち替わりやって来る。釣り始めて直ぐにヒットしたが合わせが早すぎたのか途中でバラしてしまう。しかし直ぐに次がヒットし開始から12分で1尾目をゲット。その後でもう1尾を途中でバラシたがその後2尾連続で釣り上げた。その後また2尾連続で途中バラシ。途中バラシと言うよりも掛かりが浅くヒット直後でのバラシ。[濁りのためコイの反応はいつもよりゆっくりで焦っていないのかな?]いつものペースで合わせていたから早合わせになっていたようでこの後も頻繁にバラシてしまった(合計7尾も)。流れ込みでの反応がストップし、流れを下りながら2尾追加した。バラシが多かったが釣り上げた数も多く2時間半で8尾の釣果。ここで反応は完全にストップしたので本流へ移動。二子橋直下のプール、増水時のポイントは水位が低く回遊がない。隣の橋桁前は平水時なら何とか1尾は釣れるポイントなのだが流が速くて回遊していないようだ。こんな時の狙い目は橋桁下流の岸辺の浅い巻き返し。橋桁下からの流れ出しと巻き返しがいっしょになり膝下くらいのところへの回遊が見られる。流れ出しからサーチし、流芯との合流点から下流の巻き返しを狙う。しかし流芯の流が速く合流点の流れが複雑に縒れていて、水面に現れたコイの筋にフライを送り込むことが出来ない。[どこから送り込もうか]と足元の流れ出しを眺めていたら目の前にコイの口が浮いている。ちょうど流れ出しの石の間に漂っているパンに誘われて来たらしい。流れ出しの筋にフライを落とし手前の石に引っ掛かるのをコントロールしながらコイの直前にフライを送り込む。後少しで喰い付くところまでフライが流れたとき、すぐ左の流れにもコイの口が出た。新しく出た方のコイの口の大きいこと。狙っているのを中止してでもそちらにフライを振り込みたかったがこちらは喰い付く直前。そのまま我慢してこの日の9尾目を釣り上げたが「あちらの方が大きかったな〜」と悔しかった。その後、F-4のプールの様子を見に行ったが全体に浅くなっていて反応がない。そのまま茶店前に周りテトラ前で1尾追加して合計10尾。兵庫橋上での爆釣があったから10尾釣れたが、やはり増水の本流は厳しい。



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