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濁りのため警戒心が薄く(2008/6/21)
6月21日
、前日サッカーの試合を朝まで見ていて起きるのが遅くなり二子にしました。未明に降っていた雨のため流れは薄い灰色に濁ってはいるが水位はそれほど高くない。いつものポイントから流れに入り込むが透明度が低く水中のコイの姿が見えない。サーチすると対岸際で反応が出た。ダウンクロスにキャストして回遊路の前方にフライを落とすが見切られてしまう。数少ない水面への反応を探してキョロキョロするばかりでなかなか反応が出ない。やっと次の反応を見つけてこの日の1尾目を釣り上げたのは開始から20分後。水中の姿が見えないと狙いが定まらない。ポイントを見渡すと上流の流れ込み横に反応が見えた。とりあえず上流から様子を見て釣り下ることにして移動。水位が僅かに高くなっているのでコイは岸辺に近付いているから、岸から離れて移動する。流れ込み近くに着いてみると、右岸の浅場を回遊してしきりに水面に反応している姿が見える。これを威さないように静にラインを引き出しキャスト。予定通りすぐに喰い付いてくれて2尾目。この取り込みで周辺にいたコイは全て沈黙。そこから左岸際狙いで下流に移動したが反応の無いまま最初のポイントに戻ってしまう。最近岸からの倒竹が増えて狙いにくくなっていた[虎の穴]の様子を見る。ちょうど先週、入り口を塞ぐように倒れていた倒竹を、少し切りつめておいたのが正解で慎重にキャストすると何とか奥にフライを落とすことが出来る。水中での動きは見えないが奥では水面に反応するライズが時折現れる。ライズが出るとすかさずフライを送り込む。しかし入り口が狭く奥に届くのは3回に1回程度でなかなか難しい。しかも狙いの所に落ちても手前の流れでドラッグが掛かり、フライが安定している時間は短い。幾度もキャストを繰り返し回遊に合わせて連続でヒット。3尾目から8尾目までは2時間弱で快調に釣り上げることが出来たが8尾目を釣り上げたところで回遊はストップ。倒竹下流側の様子も見たが反応ナシ。本流は依然増水中で厳しそうなので先週に続きゴム堰堤の上に行く。堰堤上の波は弱く濁りもそれほどでもないが反応が見えない。下流から上流まで広範囲に見渡しライズを探す。やっと見つけライズは工事のために設置されたフェンスギリギリの所。ところがそこは足場が垂直になっていて掛けても取り込むことが出来そうにない。「掛けたらそのまま下流まで移動して取り込むしかないな」と考えていたら肝心のライズは消えていた。上流にある工事用仮設橋の遙か彼方では2尾ほど水面に反応しているがそこまで行くことは出来ない。仕方なく元の堰堤近くに戻り再びライズ探し。暫くして再びフェンス付近でのライズを見つけ慌ててポイントに直行。ちょうどフェンスのすぐ前の水面に浮いて回遊している。足元の草をかき分けラインをたぐり出してまとめ、草に絡まないようにしてキャスト。コイはすぐに反応してくれた。一気に沖に走ることもなくヒットした辺りを逃げ回る。ロッドを持ち上げ岸辺の草をかき分けながら下流に移動。20mほど移動して護岸された岸にたどり着き水中の草に巻き込まれないように慎重に取り込む。それ以後、工事橋の向こうでは時折ライズするがその周辺を回遊していて下流にはやってこない。堰堤上を諦め、下流に戻るときゴム堰堤直下の巻き返しに水面に反応している色物を見つけた。キャストは足場の高い堰堤横の排水口の上から。排水出口の中州にラインを落とし先端のティペットだけが水面に在る状態でフライはコイの目の前に。岸辺の一番流れの緩い場所なのでドラッグは掛からない。コイも安心してフライに喰い付いてきた。久しぶりの色物です。この後、新二子橋下から兵庫橋下まで様子を見て右岸側の浅場に浮いてゆっくり回遊しているのを岸から直撃で3尾追加して合計13尾。濁りのためか雨による人出の少なさか浅場で落ち着いているコイが多く、好釣果を記録できた。

ヒルザキツキミソウ

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