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止まらない。何処まで行くの(2008/7/13)
7月13日
、前日のにわか雨の影響がどの位残っているか気にしながら二子に行きました。ポイントは上流にオイカワ釣りが数人居るだけでフライマンの姿は見られない。期待してポイントに入り込んでみたが濁りが少しの凝りコイの反応は鈍い。前日と同じように移動はしているが水面への反応が鈍い。しかも水面にはカメの姿がやたらに目立つ。フライを落としてコイの反応を待っているとコイより先にカメが寄ってくる。カメの動きを追いながら近くに来るとピックアップする。そんな中、最初に釣り上げたコイをまたしてもラインブレイク。前日に続き不吉なスタート。それでも今日はすぐ後にヒットしたのを無事取り込むことが出来一安心。しかし次を途中バラシ。30分後に2尾目を釣り上げたがその後2尾連続バラシで1時間釣果無し。3尾目を釣り上げる前にカメを1尾釣り、3尾目の後に今度はフナを釣り上げた。しかし濁りのためか雨後に良くある[底餌に夢中]なのか反応が明らかに鈍い。兵庫橋上を諦め兵庫橋下左岸の様子を見る。草むら横で何とか1尾追加したところで時間は4時前。前日の好反応を期待して二子橋下へ移動。しかし橋桁周りは水遊びの人がいて反応ナシ。そのまま橋桁下流へ。兵庫橋からの流れ出しの下流、瀬のすぐ下で反応が幾つもある。流れ出しから少し離れてフライを送り込み4時過ぎにやっと5尾目を釣り上げることが出来た。これを採寸して記念撮影後リリースしようと流れに戻ってみると先程まで狙っていた流れに若者が幾人も立ち込んでいる。ちょうど対岸から渡ってきたようで数人ずつの群が3つ。次々にこちらの岸に上がってくる。せっかくコイの反応が広がっていて次に狙おうとしていた所だけに悔しい。狙い場所を変えてもう一度最初の流れ出し横を攻めるが反応は単発にしか出ない。それでも時折反応するのでその移動先をじっくり狙ってキャスト。しかし予定通りに出てくれることは少ない。幾つかある流れ出しの筋の横から先を回遊しているのを先回りしてフライを落としやっと喰い付かせることが出来たのは25分後。流芯に入り込み寄せるのに時間が掛かったが何とか取り込みいつもの処理を終わったところでまたしても狂った若者の集団が流れを渡ってきた。今度は十人の集団がひとかたまりになり手を繋いで。左岸に上がりひとしきり騒いで再び右岸に。またしてもコイの反応ポイントが踏みつぶされてしまう。下流には幾つも反応があるのでそちらに下ろうと数歩進んだ所で目の前で反応が出た。慌ててフライを落としコイがどちらに動くか見定めているとき突然ヒット。水面に口が出たわけではなく一気に向こう合わせ状態でヒット。そのまま下流に走る。ラインはどんどん引き出され、止まる気配もなくひたすら走る。通常なら何処かで一息ついて止まるはずが全く止まる気配がないので追いかけることにする。下流の岸近くにはコイの反応が幾つも在ったから水辺から離れて下流に下るようにした。しかしのんびり追いかけることは出来ないくらい一気に走るので足音を殺して歩くことを諦めた途端にコイ達は岸辺から次々に逃げ出して行った。結局ヒットしたところから100m位は下っただろうか。次のプール手前の瀬の所でやっと動きが止まり寄せることが出来た。寄せてみて納得。フライは右胸鰭の根元にガッチリ刺さっていた。しかもコイは太い。サイズは69cm、重量8kg。重いわけだ。しかしこのコイ、以前にも釣り上げたような感じがするのだがいつ釣り上げたのかはっきりしない(暇なときに全部の写真をひっくり返して確認しよう)。と言うことでせっかくここまで来たのだから下のプールの様子を見る。以前はいいポイントだったのだが最近少し浅くなってコイの数が少なくなっている様な気がしたが、それを再確認することになった。ポイントは全体に浅く流れは均一で少し速い。流れにメリハリがあり深さに変化があるところを好む二子のコイはここがお気に召さないようだ。ここを諦め再び二子橋下へ。先程のポイントで1尾追加し、橋桁横で1尾追加して合計9尾。もう1尾釣り上げて[ツ抜け]にしたかったが9尾止まりだった。それにしても河原で騒ぐ輩、もう少し周囲のことを気にして欲しいな。自分たちだけが楽しければそれでいいのだろうか?



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