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予備のティペットをまた忘れて(2008/7/19)
7月19日
、久しぶりに浅川へ行きました。暫く続いた高水位も治まり久しぶりに平水の浅川でした。いつもの右の細流の流れは落ち着いていたけれどコイの数が少ない。数尾が回遊しているのは見えたが1尾釣り上げたところで残りは見えなくなってしまった。床固下でも数尾が反応してくれたが1尾を途中バラシで逃してしまう。しかも立ち位置を間違えてその後は釣り上げることは出来なかった。左の細流でも1尾釣り上げただけで数が伸びない。そのまま途中の流れの様子を見ながら下流に下ったが下のプールまでの間は全体に浅くなっている。その浅い流れの左岸側に緩い巻き返しがあり、幾つか反応はあったがコイとの距離がなく、キャストごとに反応が消えていく。何とか1尾フッキングしたが速い流れで外れてしまった。そのままゆっくり下って3尾目が釣れたのは下のプールの流れ込み左岸のテトラ前の巻き返し。巻き返しは幅1m程しかなく反応はテトラ直前。途中にある速い流を避けるため出来るだけ対岸に近付き、下流に向かってダウンクロスにキャストする。コイまでの距離は5〜10m。次のヒットは水飛沫があがり掛かってからの引きが強い。目の前を通過して上流に走るとき確認できたが背鰭近くへのスレ掛かりで、慎重に取り込もうとしたが途中でバラしてしまう。そのすぐ後で少し下流のテトラ前から4尾目を釣り上げたのは開始から1時間後。次の1尾はテトラ帯の中に逃げ込まれてラインブレイク。この時気が付いたのはティペットの残りが少なくなっていること。しかし予備がウェストポーチの中に入っているから気にしなかった。ラインブレイクの直後5尾目を釣り上げたが次をまたバラしてしまう。どうもフライへの反応が怖々出てくるようで掛かりが浅くなっている。しかし活性が良いのでバラした数がそれほど気にならない。テトラ前を少しずつ下流に下りながら様子を見ていたが、流れが緩くなると見切りがだんだん多くなって来る感じ。フライの直前までは水面に頭を出して一気に飛び出して来るのに、フライが口に入るかどうかと言うギリギリの所で水飛沫をあげて潜って行く。2尾連続で釣り上げた後2尾連続で途中バラシ。今日の浅川は透明度が良い。前日に二子で中州に釣り人が取り残されたが浅川の上流域ではほとんど降らなかったようで、いつもは見えない深さの川底がよく見える。「透明度が良いからフライを見切るのだろうか?」等と考えながら8尾目を釣り上げたのは開始から2時間半後。快調と言うほどでもないが不調という感じでもない。浅川の普通のペース。前回に比べて反応ポイントは上流側に広がり以前の感じに近い。しかし[見切り]が多い。8尾目を釣り上げた後、またしても途中バラシ。その後のラインブレイクでティペットの残りが1回分くらいしかないのを確認。予備もあるから安心してテトラ帯の中を狙う。テトラ帯の中とその前面で見切られながらも連続3尾釣り上げてペースが上がってきた。そこでまたラインブレイク。最後のティペットを使い切り予備の確認をせずに釣り再開。テトラ帯の中への回遊が少なくなりテトラ前を重点的に攻める。しかし[見切り]がやたらに多い。二子ではフライの色を白だけでなくオレンジやピンクを反応によって使い分けているが浅川は今まで白以外の色への反応は鈍く使うのを避けていた。しかしあまりに[見切り]が多いのでティペットの交換に合わせてフライをオレンジに変えてみた。これが大正解。[見切り]もなく一流しで1尾が必ず釣れる。快調に4尾連続で釣り上げた後テトラに逃げ込まれてラインブレイク。残ったティペットをリーダーから切り取り予備のティペットをウェストポーチから取り出そうとして焦った。[無い!]新しい1.5号が一巻き入っているはずなのに1.2号しかない!以前も予備のティペットを忘れて1.2号で苦戦したから予備を入れたはずだったのだが、その予備を使い新しいのを入れ忘れたに違いない。時間は5時前で残り時間はたっぷりある。数も15尾で切り上げるには中途半端。腹をくくって1.2号で再開する。しかし厳しかった。交換直後の1尾目でブレイク。次は運良く取り込めた。一流しごとにヒットするのだが1尾釣り上げると次はブレイク。その次を釣り上げてまたブレイク。10尾ヒットしたのに5回ブレイクで5尾しか釣り上げられなかった。結局、ブレイクが9回で途中バラシが7回。釣り上げた合計は20尾。予備のティペットをしっかり確認しておけばもう少し数が伸びたのに・・。


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