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カワセミが乱舞し、藤澤さんは爆釣する(2008/7/20)
7月20日
、二子に行きました。ポイントはいつもの兵庫橋上。到着すると流れにフライマンが一人立ち込んでいる。青い半袖に長いダブルハンド。誰だろう?と思いながら近付いてみると木村さんだった。「どうですか?」「本流の様子を見ていたからここは先程からです。渋いです」との事。とりあえず木村さんの上流に入るが反応が渋い。コイの反応は渋いが目の前にカワセミが次々に飛んでくる。木村さんがバードウォッチャーに聞いた話だと「親子連れで4羽が飛び回っているらしい」と言うこと。ちょうど木村さんと私の間にある対岸の枯れ枝に止まり幾度も水中にダイブしている。飛び込む回数がヤケに多いが口に魚をくわえて上がってくることはなかった。しかも1本の枝に2羽止まったり少し上にもう1羽が来たりで賑やかに飛び回っている。親子と言うことでよく見ると確かに胸のオレンジ色が鮮やかではない幼鳥のようだ。ポイントの下流側には大型の望遠レンズを付けたカメラマンが三脚を立てているので木村さんも下流に行くことが出来ない。そうこうしているところに藤澤さん登場。木村さんより先に来ていて兵庫橋の下流にいたらしい。上流側に入り釣り始め、直ぐにヒット。私もやっと1尾目を釣り上げたが藤澤さんのヒットより5分ほど遅れたので今回はダブルヒットの記念撮影は出来なかった(笑)。それから10分ほど経って藤澤さんが次をヒット。取り込み風景を撮影。その後私の2尾目を藤澤さんが撮影してくれた。その頃木村さんは「そろそろ引き上げます」と帰って行かれた。藤澤さんはすぐ次に3尾目を釣り上げ私は途中バラシが2回。藤澤さんが4尾目をヒットし取り込んだ直後に私はヘラブナを釣り上げた。藤澤さんはまだ取り込んだコイを撮影中だったので急いで合流しコイとブナのダブルヒットの撮影をした。そこで気付いたのは藤澤さんの釣り上げたコイは私が2尾目に釣り上げたコイで頭が大きく痩せた57cmだった。私の時もそうだったがフライに向かって何の躊躇いもなく飛びついてきたそうです。ヘラブナと並べてみるとそのスマートさがよく判る。ちなみにヘラブナは40cmありました。その頃から上流の新二子橋の下に数十人の幼稚園児くらいの子供と付き添いの先生風の一団が流れに入り賑やかに水遊びを始めた。流れには濁りが入りコイの活性は鈍くなる。しかし上流側にいた藤澤さんは絶好調で連続ヒット。私は全く反応がない。カワセミは幾度も倒木にやってきてダイビングを繰り返す。途中で徳永さんがやってきて上流へ行かれた。藤澤さんは快調に釣り続けて「もう1尾でツ抜けでしたが・・」と合計9尾で引き上げて行かれた。その直後に土屋さん登場。そこへ徳永さんが帰ってこられて「渋いです。本流で1尾だけです」との事。徳永さんは再び上流ゴム堰堤に、土屋さんは茶店前から下流部へ、私は本流へと別れて移動。二子橋下流は反応がない。対岸からこちらに渡ってくる若者を身ぶりで阻止して頑張る。1時間近く粘って何とか1尾掛け下流に走るのを追いかけもう少しで取り込みという段階で胸鰭根元へのスレ掛かりと確認。掛かり位置から「たぶん外れないだろう」と思っていたのに取り込み直前で痛恨のバラシ。茶店前への流れの止まった水路入り口でバラしたとき、水中に横たわるアユを発見。死んでいたが色はきれいで絶命して間もない感じだったので供養のために持ち帰り夕食でおいしくいただきました(笑)。それから土屋さんが居るかもしれない茶店前に移動。そこには餌釣りが二人と若いフライマンが居るだけで土屋さんの姿はない。ポイントの流れ込みから送り込んで1尾追加。何と5時間ぶりの釣果だった。徳永さんから電話を頂き「どうですか?私はゴム堰堤で1尾、本流で1尾追加しました。そろそろ引き上げます」とのこと。私はテトラ帯に移動して日没直前にもう1尾追加してやっと4尾目。それにしても厳しい1日でした。藤澤さんが9尾も釣り上げ、その間に私は僅か2尾。藤澤さんが帰られた後、同じポイントで頑張ってみたが全く反応がない。やっと反応しても見事に見切っていく。一体藤澤さんと何が違っているのだろう。彼もフライに色々工夫をしているから今度じっくりその辺りを聞いてみよう。しかし悔しいです。



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