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釣りたいけどフライが届かない(2008/7/21)
7月21日
、渋かった二子に前日に続いて行きました。到着すると今日も木村さんが先着している。しかも下流側には望遠レンズが2台も立っている。カメラマンの後を迂回して木村さんと合流。「あそこにカメラマンが居るから下流側へ行けません」との事。カワセミポイントの倒木を挟んで木村さんの上流に入るが、前日に続いて渋い。釣り始めてすぐに下流側の木村さんが倒竹の間から釣り上げた。私もすぐにヒットしたがバラしてしまう。どうも土曜日から途中でのバラしが多い(通算で12尾目のバラし)。1尾目は開始から30分後、向こう合わせの感じで水飛沫と同時にヒット。フライを外しているとき口にもう1本ラインが見えた。掛かっている針を外そうと口の中を覗き込むが奥深くに掛かっているようで針が見えない。口に指をつっこんで探るとかなり奥に刺さっている。鰓から指を入れて針先を探るとかなり大きな針が指に当たった。ラインを引っ張りフォーセップを口から突っ込んで針を掴むが針先の方向が判らないから外れない。覗き込むと鍵型に変形した針が見える。もう一度鰓から指を入れ、口からの指とで針を挟み奥に押しながら捻る。やっと外れた針はワーム用のフック。「こんな針でコイを釣るの?・・ん?、コイ狙いではなくてナマズ狙いのワームかな?」何はともあれ上手く外せて良かった。木村さんはカメラマンの影響のない兵庫橋側に移動して対岸から次を釣り上げてる。私の2尾目はスレ掛かりで30分後。その20分後に護岸切れ目の巻き返しで3尾目。それから13分後に同じポイントで4尾目だがこれも尾鰭へのスレ掛かり。掛かり所はとにかくここまでは快調だった。その頃上流の新二子橋下には前日と同じ集団がやって来たのを木村さんが教えてくれた。その集団は前日と同じように流れに入り水遊びを始めた。見る間に流れは濁り始める。濁りが入り反応が鈍くなったようで木村さんは兵庫橋の下流に行かれたが反応がないようで引き上げて行かれた。カメラマンはカワセミの動きに合わせて下流へ、上流へと三脚を抱えて頻繁に場所を変える。こちらは彼らの狙っているところには行けないのでポイントが絞られてしまう。こうなったら上流側の「藤澤さんと同じ所に行けば釣れるはず」と言うことで藤澤ポイントに移動。しかし釣れない!対岸ギリギリを下流から回遊してくるがフライの下を通過して行く。やっと反応したと思うとフライを口にくわえる所までで水飛沫をあげる。もうお手上げ状態。2時間後にやっと5尾目を釣り上げたがそれ以後またしても反応がストップ。4時まで粘ったがカメばかり気になって釣果が期待できないので移動を決める。しかし二子橋下流は前日同様期待できそうにない。「そうだ今日はゴム堰堤に行ってみよう。昨日徳永さんが1尾釣ってる」と言うことでゴム堰堤に移動。堰堤の溜まりは風に合わせて波立ったり穏やかになったりだったがコイの反応は見えない。とりあえず広範囲にサーチして様子を見る。ポイントの中間に来たところで目の前を緋鯉が水面に浮いて回遊してきた。慌てて進路にパンを投げ入れて反応を待ったが下を無視して通過して行く。「何だ、無視か」と諦め上流側の様子を見る。何の反応も出ない水面を眺めていると下流の水面に波紋が一つ広がっていく。よく見ると先程の緋鯉がサーチに反応していた。活発ではないが水面に興味はある。コイまでの距離は約20m。動きに合わせてフライを落として回遊を待つが一投目は途中で向きを変えたので失敗。二投目は上手く落とせコイはフライに向かって来た。そして口を開けてフライを吸い込む。「やった!」と大きくロッドをあおったがフッキングしない。「確かに口に入ったはずなのに」と悔やまれる。緋鯉は合わせ損ないにも反応せず水面近くを回遊し続けている。しかしこちらの動きに気付いたのか少しずつ対岸の方へ移動して行く。そして対岸ギリギリの波のない水面でしきりに反応し始める。しかし対岸までは30m以上ある。後の雑草に幾度もフライを引っ掛けながら追い風に乗せてキャストしてみるがあと数メートル足りない。それでも対岸から少し離れて回遊していたとき、2mほど離れた位置で一度水面に反応し、その後フライに気付いて向きを変えフライに向かってきた。そしてフライから10cmの所でプィッと進路変更。フライを見切ってしまった。「悔しい!」。そんな時、始めに緋鯉が反応した位置で波紋が広がった。黒いコイが水面に反応している。慌てて立ち位置を変えてそれに向かってキャスト。こちらは難なく釣り上げることが出来た。しかし先の緋鯉は何処かに消えてしまい姿が見えなくなった。ここを諦めとりあえず二子橋下流に移動してみる。しかし全く反応がない。そのまま茶店前に移動。ここも反応ナシで日没となる。あと5m遠投できたらあの緋鯉を釣ることが出来たかもしれないと思うと悔しい。今度は遠投の練習をゴム堰堤でやろう。



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