Top-Image

line

以前と同じカメが1日に3回も釣れた(2008/8/14)
8月14日
、お盆休みの初日は二子に行きました。いつものポイントに人影はなく独占状態だった。開始早々に1尾釣り上げて快調なスタート。しかし後が続かない。その内フライのそばに幾つもカメが寄ってくる。寄って来るというか前面にカメが浮いていると言った方が正解です。カメへの針掛かりを避けながらフライを操作していたのだがついに釣り上げてしまった。このポイントで釣り上げたカメの中でも最大級のヤツで以前も釣った記憶がある。最近、カメの記録を取るために裏面の写真を撮っているのでこれも撮影(後で確認したら8月10日にも釣っていた)。そのすぐ後にも小さなライズをコイと間違えてカメを釣ってしまう。リリース後やっと2尾目の本命を釣り上げたが反応が鈍い。やっと出た反応は34cmのフナだったし、ポイントを少し上流に移動して反応を待つが水面への反応は全てカメ。突然に出るコイの反応は。水飛沫の上がる[見切り]で合わせても空振りばかりでなかなか釣れない。そんなときに出た反応に合わせたらまたしても1回目と同じカメ。甲羅は30cmほどもある特大で手足にはコケが着いている。3尾目の本命は2尾目から1時間半後だがその前にもう1度同じ大型のカメを釣り上げている。1日に同じカメを3回も釣り上げると言うことは、彼らがフライを[食べられない]と認識していないと言うこと。そればかりではなく[怖い物]と言う認識も全く無い!しかも、移動スピードはやたらに速い。まるでコイがエサに向かって飛び出してくるのと同じスピードなのだ。そしてこの日に見かけたのはもっとすごい光景。ちょうど目の前の水面にアブラゼミが上空の木の枝から落ちてきて羽ばたきながら水飛沫をあげていた。すると突然、カメが水面に波を立てながら近寄ってきて喰い付いた。セミは水飛沫をあげたまま水中に消え水面は静になった。この間僅かに1-2秒。瞬間のできごとだったので写真を撮る余裕はなかった(笑)。結局ここでは3時間粘ってコイ3尾、フナ1尾、アカミミガメ4尾の釣果。粘ってもカメしか釣れないので本流へ移動。二子橋下からF-4下流のプールへ移動してやっと4尾目を釣り上げたところで夏休み中のいないなさんに電話したが不在。すぐ後でもう1尾追加した所でいないなさんから電話。ちょうどいないなさんがお買い物から帰宅されたところで、マンションの通路から私の姿を見つけて撮影してくれました。この写真は5尾目をリリースした直後だと思う。いないなさんと電話でしばらく立ち話をした後、左岸沿いに下りF-7ポイントに移動。風もそれほど無く静かな水面なのだがコイの反応は左岸下流の深場に出ているが込むことが出来ず、遠投を強いられる。しかし届かない。立ち位置を上流の浅場に変え流れに載せて送り込む。やっと6尾目を釣り上げたのは6時前。同じポイントから同じ筋に送り込んで6時過ぎにもう1尾追加。左岸を夕日が赤く染めているので振り返ってみると上流の右岸に夕日が沈むところ。これを撮影した後フライが見えなくなるまで粘ってみたが、フライに反応してくれるコイは現れず日没終了。同じカメを3回釣り上げ、アカミミガメが単純な肉食動物だと言うことを確認した1日でした。



line
サイトマップへ
Copyright © 2008 Katsumasa Fujita