Top-Image

line

瞬く間に増水したが結果は好釣果(2008/8/24)
8月24日
、調布の花火大会は予定通り行われたので安心して浅川へ行きました。自宅を出る時は降っていなかったが途中から雨が降り始め、浅川に着く頃には本降りとなった。しかし流れはいつもより少し水位が高い程度で濁りもそれほど気にはならない。床固右の流れはテトラの間からの流れが少し多くいつものポイントでは釣る事が出来ないが、少し下流を見ると左岸の浅場に水面に浮いて餌を探しているコイの姿が見える。静に近寄ってキャストしたが手前の速い流れでドラッグが掛かり釣果無し。前回の終了時、床固中央のコンクリートの下流側、敷き詰められたテトラの上に出来た浅い水溜まり状の流れにコイが集まっているのを見つけていたので、そこの様子を見に行った。床固からのオーバーフローの浅い流れの中に幾つもコイが集まっている。すぐそばまで近寄り提灯釣り状態でフライを水面に落とし流れに浮いてくるコイの鼻先にフライを落とし難なく1尾目を釣り上げることが出来た。ところが釣り始める前に[ここで写真を撮ろう]と決めていた場所が釣っている間に水を被っている。「ん?」床固を見ると到着時に比べて水量が増えていて水飛沫の量が多くなっている。とりあえず撮影できる場所を探して撮影後、始めに様子を見た右の細流に戻ってみると流れが一変している。初め見えていた流れ中央の崩れテトラ(写真の矢印)は既に水中に消え、濁った流れが渦を巻いている。こうなると当然床固下も濁流で流れは速いはず。岸辺の小さなエグレを探せばコイの姿は見つかるかもしれないが、右の細流と床固からの流れの間に出来た中州は水位が上がると孤立してしまい岸に戻れなくなる可能性がある。お気に入りの下のプールも濁流にのまれて立ち込むことは出来ないだろう。何処に行くか悩んでみたが何処も状況は変わらないはず。とりあえず、下のプールから引き上げる時に通る野球練習場から河原に出てみることにする。練習場から一段下って河川敷にある重機の通り道に出て、それを少し上流に移動して右の細流との合流点に出る。水辺から離れて岸部を見ると水没した草の下流側にゴミが少し集まり、その中にコイの口が見え隠れしている。「居た居た」と喜んでキャストを開始。しかしコイの回遊(?)範囲はきわめて狭い。しかもゴミの上に落ちるとフライを見つけてくれそうもない。コイの回遊範囲でしかも水面に浮いてくれるところにフライを落とさないといけないが意外に難しい。出来るだけ距離を詰めて確実にキャストする事にする。流れが速くて濁り、強い雨が降っていからコイの警戒心は薄く数メートルの所まで近寄ることが出来た。キャストしてコイの口の前にフライを引き寄せ、喰い付くところまでは上手くいったがヒットしてからも問題だった。何処で取り込むかだ。その場で寄せると目の前のコイは消えてしまうからだ。辺りを見回し、下流のコイの居ない浅場に誘導して、そのまま引きずり揚げる。写真を撮ってコイの居ないところでリリースし元のポイントに戻り、残っているコイを狙う。これもすぐに喰い付いてくれ同じ場所に誘導して取り込む。この2尾でそこに居たコイは居なくなる。次を探してあたりを探すとすぐ上流の浅場にもコイの頭が見える。これを幾度も繰り返し、時には流れに走られた途端にバラしてしまったり、水中に沈んだ草に絡んで外れたり、喰い付いた瞬間に陸に引きづり揚げたりしながらも連続で釣り上げることが出来た。限られた範囲のポイントを順番に攻めていると、初めに釣ったポイントがどんどん消えていく。水位が上がって流れが変わるのだ(翌日、国土交通省の水文水質データベースで高幡橋の水位の変化を確認したら釣り初めから終わるまでの5時間で60cmも水位が上がっていた)。ポイントを探してウロウロする間に、花を沢山見つける事が出来たのは収穫でした。いつもはこんなに河原側をウロウロしないで水の方を向いているから(最初に見つけた花は後で見ると水没していた)。降りしきる雨の中僅か数十メートルの範囲を何回も往復し、水位の上昇で流れが変わりポイントが無くなるまで粘って合計18尾を釣り上げることが出来た。水位が上がり始めたとき、前日に引き続き貧果に終わるのではないか?と心配したのだが。こんなこともあるのですね(笑)

オオニシキソウオオケダテメドハギキツネノカミソリカヤツリグサ

line
サイトマップへ
Copyright © 2008 Katsumasa Fujita