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ピンポイントで順番に攻めて・・・(2008/10/11)
10月11日
、前週は結婚30周年記念の北海道旅行で釣りに行けませんでした。久しぶりの釣りという感じでいつもより早めに出かけた。家を出るときは小雨が降っていたが浅川に着いてみると雨も止み薄日が差し始めていた。カッパを脱ぎバイクのトランクに仕舞って釣り開始。ここ平山橋下流は夏からポイントが大きく変わりまとまって釣れるプールが厳しくなっている。とりあえず床固下流の右の細流から始める。しかしここも流が速くなり居着いているコイの数は少ない。速い流の右岸に2尾ほど食い気のあるコイが居る。前回合わせ損なったので、今回は慎重に流れの筋を選びラインを落とす。ドラッグに注意しながら右岸ギリギリの流れにラインを載せて、下流側で左右に移動しながら餌を探しているコイの目の前に送り込む。流れの中央から波を立てながら一気に喰い付いてきた。釣り開始から10分、快調な出だしだ。次は前回と同じように左岸の細流。魚道を飛んで渡り細流の流れ込みへ。始め反応は鈍かったが一度のサーチで活性がアップ。左岸側の巻き返しで元気に反応してくれた。20分ほどで1度ブレイクがあったが3尾釣り上げる事が出来た。小さなポイントだが20尾ほどの群が居る。しかし群は脅え気味で底を回遊しているばかりで水面へ反応しなくなってしまった。少し粘れば時折浮いてくるのがいるので1尾くらいは追加できそうだったが、粘るのを止めて床固下の本流へ行く。前回ポイントの真ん中に不用意に近付き失敗しているので今回は最上流部から様子を見る。水中には岸寄りの緩い流れに定位している姿が幾つも見える。岸から少し離れて岸際にフライを落とし、ラインを流れにメンディングして送り込むがこちらの動きを察知されて、いつの間にか姿が見えなくなってしまった。しかし下流側では水面に浮いて反応する姿が幾つも見える。流れに入り込み岸辺の緩い流れとの境目を狙ってラインを送り出し10分掛かって5尾目をゲット。しかしそこで反応は消えてしまう。岸に上がって移動先を考えているとき、先の細流を下流側から眺めていると水面に反応している波紋が見えた。静に近づいて下流側から左岸の巻き返しにキャスト。すぐに6尾目が喰い付いてくれた。しかしそこはそれでおしまい。次のポイントは右の細流の後半部。コイの回遊してこない上流の浅瀬から右岸に渡り、左岸のゴミの前を攻める。手前は流が速くコイの反応はゴミの下流部のみ。縒れ気味の流れに途中のラインが引き込まれ、なかなか安定して下流に届かない。少し右岸寄りにラインを変えて送り込み15分掛かって7尾目を釣り上げることが出来た。しかしその1尾でおしまい。次は下流のプール。「さあ、行くぞ」と思ったとき上流から釣り師が下ってきた。よく見るとその出で立ちはアユ釣り師。下流からもう一人やって来て話をしている。そのまま一緒に下流に下っていった。音流に辿り着いて下流を見ると一人は流れに入り込みもう一人は岸辺で準備中。今年、このポイントで鮎師を見るのは初めてだ。ちょうど鯉のポイントに一番いい所に立ち込んでいる。しかもコロガシだからゆっくり下流に移動して終点まで行くと上流に戻って釣り始める。右岸側からの釣りを諦め左岸のテトラ帯を狙いに流れを渡渉する。手前のテトラ帯で1尾釣り上げたが取り込みに手間取ってポイントを荒らしてしまい2-3尾の予定が1尾しか釣れない。花の写真など撮りながらゆっくり次のテトラ帯に移動。しかし水位は前回とほとんど変わらないのに、回遊が少ない。テトラ帯に入り込み少し下ってやっと9尾目を釣り上げたがそれ以上反応がない。少し下流までテトラ帯の中を下って行ったが、テトラ前を鮎師が移動していたためかコイの姿は全く見えない。下流部を諦めとりあえず床固下に戻り、何処に行くか考えながら流れを眺めると数尾が反応している。とりあえず考えを中断して目先の1尾に狙いを定めキャスト。立ち位置を微妙に変えながら何とか釣り上げることが出来てやっとつ抜け。時刻は3時半。一番橋に行くか、上流の滝合橋から下るか考えながら平山橋下を眺めていて「しばらく床固上流部の様子を見ていない」ことに気付いた。そこでとりあえず東豊田用水の取り入れ口に行ってみる。上流の取り入れ土手が改修されているのか用水の水位は高く、橋下ではオーバーフローの水が勢い良く流れ出している。静に用水を覗き込むと2尾ほど水面に浮いて回遊している。流れの横からキャストしてコイの回遊を待っていたが手前の流れが遅くドラッグが掛かってしまう。ちょっと上流側に移動したらその動きを察知されてコイは沈んでしまった。仕方なく少し上流に移動し平山橋下近くを回遊しているのを遠流しで何とか釣り上げることが出来て11尾目。そこから用水を下り、平山橋下に居たのを釣り上げて12尾目。しかしもう少し居たはずのコイの姿は全て消えてしまう。本流に戻り平山橋直下の様子を見ると橋桁周りで幾つも反応が出た。緩い流れにラインを載せて送り込み、元気のいい反応が出たが合わせ損ない全て消えてしまう。時間は4時過ぎ。雲が広がり時間の割りに薄暗くなっている。まだ「何処に移動しようか」と考えながら床固に辿り着いた。目の前には床固下のテトラの上を流れる浅い流れがある。幾度か釣り上げたことのある所なのでサーチしてみると少ないが反応がある。そのポイントに直接フライを落とし込んで何とか13尾目。しかしもう何処も反応してくれるポイントは残っていない。半分諦めながら少し下流にある[南平西排水出口]のテトラ帯へ行ってみる。しかしここはテトラの位置が微妙に変わりテトラ帯前にあった緩い流れはなくなっていた。それでも僅かに残されたテトラ裏に幾つか回遊する姿が見えた。それを狙ってしばらく頑張ってみたが追加することが出来ないまま日没終了になってしまった。途中で踏ん切り良く移動していたらもう少し釣果は伸びたのかもしれないが、ピンポイントを攻めてそれなりの釣果があったことは収穫でした。

クコシロバナセンダングサミゾソバ

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