Top-Image

line

水量が治まり以前のポイントが復活(2008/11/2)
11月2日
、前週浅川へ行ったとき、水位がかなり下がっていたので今週は平山橋に行ってみた。いつもの床固ではオーバーフローは消えて中央部だけの流れになっている。やっといつも通りの流れになってくれたと一安心。とりあえず最初は右の細流。ところが水位が下がったため右の細流へ流れて行く水が少ない。その為かポイントが浅くコイの姿は全く見見えない。下流部にあるもう一つのポイントには水が見えるので床固付近を一回りした後に寄ってみることにする。右の細流がダメなので次は床固直下の水たまり。上の写真の右側に見える本当に小さな水たまり。床固から右の細流へ向かう細い流れが作っている水たまりだが子が幾つか入っている。どこからここに来たのか判らないが居るのだ。流れ込みに遠回りして近付き、左のテトラの向こう側にフライを落とす。流れは巻き返しになっているから左のテトラ前で左から右に流れている。テトラのすぐ横にいた数尾の群がこの巻き返しの中に時折入り込み水面に興味を示している。3回キャストしてやっと喰い付かせることが出来た。しかし小さなポイント、この1尾でおしまい。幾つか見えたコイの姿は何処かに消えてしまった。次の狙いは床固直下プールなのだが対岸に餌釣り師が一人居る。ここを諦め床固上を渡渉して左岸へ。狙いは左の細流。流れ込みの細い流れの途中からポイントを眺める。水面反射で見難いが水面近くを回遊している動きが見える。左岸の出っ張り横にフライを落として回遊を待つ。来た来た。黒い影がフライに近付いてきた。「さあ、喰い付くぞ」と思っていたら先頭の1尾がフライに向かってきてもう少しで口に入ると見えた瞬間にプイッと横を向く。見事に見切られた。後続もそのまま無視。数尾が通過した後、少し離れていた1尾が一気に喰い付いてきた。小さなポイントで走り回られると全てがおしまいになるので一気に寄せる。これを採寸し写真を撮って流れ込みの上流でリリース。そして次を狙う。しかし次も先頭には見切られるが後続が喰い付く。これを幾度も繰り返し一投ごとに連続ヒット。1尾辺りの所要時間は約5分。ちょっと回遊が遅れて10分近く掛かることもあったが1時間で8尾の釣果。その内の1尾は吸い込みの仕掛けをぶら下げていた。口の中に2本の針が掛かり残りは外にぶら下がっていて水草が絡んでいた。8尾釣り上げた後に釣れた1尾は3番目に釣れたのと同じヤツ。約1時間でもう1度喰い付いてきた。こんな狭いポイントで釣られたことを忘れてしまうのはどういうことなのだろう。群の先頭は相変わらずフライを見切るが後続が順調に喰い付いてくる。その内反応が鈍くなってきたがポイントの中央にフライを落としておくと前触れなしに飛びついてきた。結局ここでは10尾釣り上げ昔の反応の良かった時を思い出した。その後残しておいた右の細流後半部で1尾追加して下のプールへ。水量が治まっていたため流れ込みの流れも緩く、以前と同じように中流部のテトラ前で活発な反応がある。しかし反応が鈍い。初めの1尾はそれほどラインを出さなくても釣れたがどんどん反応が遠くなる。2尾目は30ヤード、3尾目は40ヤード。そして4尾目は70ヤードのフルラインを出したところでやっと喰い付いてきた。このペースで釣っているとすぐに反応が無くなってしまうはず。しかしコイの反応は沢山あったのだから何処かにいるはず。水位は以前と同じように治まっているから左岸のテトラの中を回遊しているのではないかな?と思い様子を見る。居た居た(笑)以前と同じようにテトラ帯の中を下流から上流に向かって回遊してくる。テトラの中のそれほど奥ではないところを狙い回遊を待つ。喰い付いてきたらフッキングを確認し、そのままの態勢で動きを止め、コイの動きを見極めてラインを手繰るか出すかを決める。通常の広いポイントなら一気に寄せにはいるのだが、テトラ帯の中では焦らないこと。一気に寄せようとするとティペットがテトラを擦って必ずブレイクするから。それでもちょうどティペットがテトラの上に乗った状態で合わせたときブレイクしてしまった。テトラ帯の中で3尾追加したところで日没終了。久しぶりに浅川でダブルを記録。前回ダブルを記録したのはいつだったのだろう。水位が治まって来たから、これからは期待できるかな?


line
サイトマップへ
Copyright © 2008 Katsumasa Fujita