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二子で工事が始まった(2008/11/3)
11月3日
、前日の好釣果に余裕を持って二子に行きました。いつもの兵庫橋上から始めたが反応が鈍い。[虎の穴]は無反応。仕方なく上流の流れ込みに行くが対岸にはいつもの餌釣りのおじさんが居る。少し下流の護岸帯の様子を見るが反応がない。下流で反応が出たが途中に餌釣りが一人居る。上流から送り込んで狙うことは出来ない。餌釣りを迂回して下流に回り込んでみると反応はストップしてしまう。流れを見るといつものあの憎たらしい緋鯉が回遊している。新パターンを作っていたが浅川で試してみて反応が鈍かったので諦め、いつものパターンで攻める。しかし見事に見切る!その内、水面へ反応しなくなり少し深めを回遊している。暫く緋鯉の様子を横目で見ながら対岸の反応を探す。しかし反応がない。30分ほどじっと我慢で待っていると、やっと反応が再開した。ちょうど対岸際の水面に反応しているところの前方にフライを落とし、動きを追っているとフライに向かってくる。口がフライに向かって開き「見切るかな?」と期待しないで待っていたら素直に喰い付いてきた。大きくロッドを煽ると手元に重さを感じた。しかしそれほど重くない。そうだよね、48cmしかない小型だから・・。幾度も見切られた緋鯉だから「やった」という気持ちでイッパイだったがよく見たら鰓蓋へのスレ掛かり。やはりフライは見切られていたようでガッカリです。スレ掛かりではあったがとにかく渋い中の1尾。フックを外しいつもの撮影をしてリリースしてから気付いた。ネット用のデジカメでの撮影を忘れていることに(だから釣果の写真はありません:謝)。スレ掛かりだったのがやはり悔しかったのだろう。その後ポイントでの反応は全く無くなり本流へ移動。ちょうど二子左岸の護岸を高くする工事が始まったところで、兵庫橋下の流れは二子橋の下で堰き止められて本流に合流している。しかし、二子橋下流はいつもと同じ流れで左岸寄りに幾つか反応があったがヒットせず。サーチしていると下流に見慣れた姿が今年も現れた。ユリカモメが返ってきていた。4-5羽居てサーチのパンに反応したがすぐに下流に消えて行き一安心。左岸側の反応は止まったが流芯の様子を見ると時折反応が出る。それを狙って流れの中央まで入り込み下流にフライを送り込む。距離は約45ヤードでフライのある場所付近で右からコイが飛び出してきた。思いっ切り合わせてみるとフライはコイの左側に在り反応は別の物だった。反応の位置から見て「そのまま流せば次はフライに反応するはず」と一度手繰ったラインを再び送り出す。出た!予想通りフライに飛びついてきた。じっくり時間を掛けて手元まで寄せてやっと2尾目。リリース後同じ流れに戻ると足元に濁りが広がっている。左岸寄りに濁りはなく川底がよく見えたし、2尾目を釣り上げるときは気にならなかったのに「何故?」と振り返って上流を見ると、新二子橋の向こう側で重機が2台並んで作業中。膝上までの水深なのに川底が見えない。「参ったな〜。これじゃ反応が期待できない」と半分諦め気分になって、右岸を見ると流れに突きだして組まれた鉄骨の土台の上に重機が1台止まっている。左岸の土手工事のための仮設橋を建設するのかな?「ここに仮設橋が出来ると、これからどうなるのだろう」とさらに気分は重くなる。「とりあえず水の止まっている茶店前を覗いてみよう」と移動。中州は重機で掘り返され僅かに残っていた緑は何処にもない。茶店前は微かな伏流水の流れ込みがあるだけで上下の流れは全く無く水位も下がっている。オイカワらしい小魚のライズがあり、時折コイもライズしている。祭日で工事はお休みのようだからテトラの上を移動すれば1尾くらいは釣れそうだったが入り込むのを止めて本流に戻り、F-4下のプールへ移動。しかしここも工事のため、左右に分かれていた流れのうち左側の流れが堰き止められている。そのプールで反応を見つけフライを送り込む。反応するまでフライを流して喰い付いてきたのは、流れが右岸にぶつかる瀬の直前。距離約35ヤード。速い流を何とか手元まで寄せて3尾目。この後、流れの止まったF-7のプールへ移動。流れが止まっているため水位は50cmほど下がっている。先週までは流れの中央に立ち込むのが限界だったが、右岸の浅瀬が元の流れの半分くらいまで広がり、対岸のテトラ直前まで行くことが出来る。しかしテトラ前まで行くと回遊しているコイを威すので少し距離をおいて様子を見る。流れが在ればサーチも下流に流れていき全体のようすを知ることが出来るのだが流れがないとサーチが効かない。こうなるとこちらが動いて広範囲にサーチするしかない。サーチして少し下流に移動しそしてサーチ・・。これを繰り返している内に最初のサーチに数尾の連続反応が出た。しかし距離が遠い。キャストも届かない。慌てて戻ってみたが着いたときには反応は消えている。それからは最悪。反応はあるが全て単発。単発故に移動方向が読めない。この辺りかな?と憶測でポイントを決め、キャストして反応を見つけようとキョロキョロしていると突然フライに喰い付いてくる。しかしその時はフライを見ていない。気付いた時にはフライの周りにライズリングが広がっているだけ。最初の集団ライズのショックが大きく1時間以上粘っていたが結局ライズは復活せず諦めた。止水での釣りは難しい。結局下流をうろついたが工事の全体像を確認することしかできなかった。工事は「平成21年度まで]しか判らない。京浜河川事務所のHPには工事の全体像と詳細がまだ発表されていない。一体どんな工事が始まるのだろう。


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