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最初はウロコ、最後はブレイク(2008/11/9)
11月9日
、前日の好調に気分良く二子に行きました。到着してみると兵庫橋上の流れ込み部分にフライマンの姿が見える。橋の袂にいたおじさんが「あの人さっきまでそこでやってたけれど釣れてなかったよ」と教えてくれた。遠くて誰なのか判らないが多分仲間だろう。ということでヘルメットを帽子に取り替えて流れに向かう。河原を歩きながら眺めるとフライマンがこちらを向いている。大きく手を振るとあちらも手を振って答えてくれる。「誰だろう・・」と考えながら流れに入り、リールを取り付けて準備をしているとこちらに向かってくる。すぐ後に来た気配で何かしゃべっている。[誰かな?]と思いながら振り向くと会ったことのないフライマンだった。しかも外人さん。岸辺から何か喋っている。話を聞くと初めてコイ釣りに来たとの事でインディケーターに黒いニンフを結んでいる。「ここではドライがおもしろいよ」と伝えフライを一つプレゼント。そしてホームページ用の名刺を渡して「見て下さい」とカタコトの英語で答えた。彼はカナダから来たと言い「マスは何処で釣っているのか?来週は芦ノ湖に行くのだ」等と話してくれた。彼はすぐ上流で釣り始めたので私は[虎の穴]で開始。すぐにヒットしたので外人さんに見せてあげようと慎重に取り込みに入ったがバラしてしまう。フライにはウロコが1枚刺さっていた。それから数分後、[虎の穴]の上流の対岸ギリギリでヒットしたのを取り込み中に、またバラしてしまう。で外人さんは兵庫橋付近で釣っていたが釣れていない。その内徳永さんが到着。「渋いよ。しかもバラシでまだ釣れてません」「上流へ行きます」と別れたがそれから全く反応がない。外人さんも何処かに消えてポイントに一人。3時過ぎまで粘ってみたが気配すらなくなってしまったので本流へ移動。兵庫島の裏側、二子橋の上流に徳永さんの姿がある。彼の下流で兵庫橋に向かって長距離に送り込みやっとヒット。距離があったので下流に下って取り込み入る。もう少しで手前の緩い流れに寄ってくると思った瞬間またしてもバラしてしまう。タイミングを見計らって会わせたつもりだったが、40ヤード以上の距離があったので合わせのタイミングが少し狂ったのだろう。結局ここもそれ以後コイの姿は消えてしまう。二子橋をくぐり下流に移動するがコイの反応がない。右岸に建設中の工事用の仮設橋が少し伸びている。このまま流れを横切るように設置されると下流への移動が難しくなりそうだ。辺りは少し薄暗くなり始め写真を撮るには暗すぎる。撮影を諦めて下流へ移動。しかし反応がない。F-4の最後のポイントまで行ったが釣果無し。4時半を過ぎ諦めて二子橋に戻る途中、徳永さんから電話が来た。「どうですか?」「まだ釣れません。今日は幾つ?」「2つです」「二子橋の上で少し粘ってみます。お疲れさまでした」と電話を切って二子橋上に到着。初めと同じように遠くまでラインを出してフライの位置が全く確認できない中、向こう合わせの当たりが一回。ロッドに重さを感じた瞬間に外れてしまう。そのまま流し続けたが日没で終了。ラインを取り込んでフライがないことに気付いた。[あの向こう合わせはラインブレイクだったんだ]。結局この日は釣果無し。久しぶりのボXズを記録してしまった。悔しい!


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