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本流の左岸側は濁りで反応なし(2008/11/24)
左岸は濁りがある11月24日
、 雨の予報の中、土曜日の好釣果に気分良く二子に行きました。いつものポイントは無人で流れも穏やか。お気に入りの[虎の穴]から始めたのだがポイントでの反応はない。「コイは何処?」と周辺の様子を見ていると[虎の穴]のすぐ下流に在る倒竹の下の奥の方で反応がある。しかし倒竹の奥は上流から送り込むことができない。[虎の穴]の前を通過した流れが倒竹の下を通過するのだが反応のあるエリアは流れの向こう側。クロスに上流から流したフライは緩いドラッグと一緒に少しずつ手前に引倒竹の下っ張られて狙うポイントから離れながら通過する。反応がそこしかない以上なんとしてもそのポイントに近いところに流し込もうといろいろ考えた。できるだ左岸に寄り流れの筋と平行にキャストする。ラインができるだけ流れと平行に流れるようにロッドを左側に倒して倒竹の下へ送り込む。フライは最初の倒竹下を通過して2番目の前にたどり着く。そこまで行くと手前の倒竹が邪魔でフライは見にくくなる。顔を左右にずらしながらフライを追いかける。[来た!」開始から20分。悩むことも少なく1尾目をゲット。しかしこれで倒竹下の反応はストップ。下流を見ても上流を見ても反応がない。護岸帯前の様子を見ようと上流に移動していると岸辺に黄色い花が咲いている。[何だ?この時期に」近寄ってみるとそれはコマツナの花咲く時期を間違えたのかコマツナの花。これから寒くなるこの時期に咲くなんて・・。写真を撮って護岸帯前に出る。しかし、狙っていたポイントでは反応がない。サーチしながらゆっくり下流に下る。やっと見つけた反応は[虎の穴]の上流のワンドの中。コイはワンドの中を広範囲に移動していてフライの落とし場所が見つからない。しかも流れの緩いワンドなので手前の流れでドラッグが掛かる。反応の近くまで行けばドラッグの掛かりを押さえることはできるがコイに警戒されてしまう。ギリギリまで左岸に寄り反応するコイの上流に向かって遠投するしかない。距離は約25m。追い風に乗せて遠投しコイの上流側にフライを落とし、手前のラインを調整して回遊を待つ。[やった!]1尾目から30分で2尾目をつり上げ久しぶりの橋桁下ることができた。最近の兵庫橋上では珍しいくらい短時間の釣果。気分良く3尾目を待ったが反応がない。早めにここを諦め本流に移動。兵庫島の池を回り,工事用の通路を横切って本流へ。流れを覗き込んで驚いた。「濁っている!」上流を見ると新二子橋の上流に土手が築かれていて中で重機が動いている。たぶん土手の内側の水を流れに吐き出しているのだろう。このところ反応の良かった二子橋上のポイントはこの濁りのためか全く反応がない。流れの左岸、東京側は透明度が20cmほどしか無い。川崎側を流れる新二子橋の上で分かれた流れには濁りがない。このきれいな流れが二子橋の上で合流していて本流の半分はクリアーな流れ。濁りのある左岸側は下流まで期待できないので右岸に徒渉することにする。徒渉久しぶりの橋桁下ポイントは二子橋のすぐ上。徒渉の途中で久しぶりに橋桁下に行ってみる。橋桁横からサーチしてしばらく様子を見ると目の前に元気な反応が出た。コイを脅さないようにゆっくりラインを引き出してキャスト。フライはコイとは少し離れた処に落ちたが、キャストし直すとコイを脅すかもしれないので、そのまま待っているとコイの方からフライに向かって来て大きな口を開けた。一投目のキャストでヒット。気持ちの良い反応でした。橋桁下での釣果に気分良くして右岸に徒渉して橋桁裏の巻き返しの様子を見る。二子橋下から東急線の鉄橋の下にかけての巻き返しでは,流芯との境内側で反応が幾つも出た。流れに乗せてフライを送り込むがフライがコイの居たところに辿久しぶりの釣果り着いた時にはコイはどこかに移動していて反応がない。しかも巻き返しとの境目の流れは撚れが大きくラインが大きく弛む。やっと少し遠目でフライに反応があったがいつもの感覚で合わせたら当たりがない。[ダメだったか」と手が止まりロッドの動きが止まりかけた瞬間,手元に当たりを感じたがもう遅い。ロッドは止まりラインが緩んでしまう。慌てて引き直してみたが空振り。また、フライをポイントに流したまま「コイは何処?」とキョロキョロしてフライを見ていない時に限って反応が出る。視界の隅っこに見えた反応に慌てて反応するがタイミングが狂っているのでフッキングしない。こんな事を繰り返してせっかくの好反応を逃してしまう。そのまま右岸を下って、左岸にもう少しで届くところまで進んだ工事用仮工事用仮設橋設橋の下を潜り下の F-4 最終ポイントまで行ったが、ユリカモメの襲来と濁りのため釣果ナシ。水温13度の流れよりも冷たい雨が降りしきる中、濁りを避けての右岸下りも空振りの厳しい一日でした。



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