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強風で杭になっていたが・・・(2009/1/10)
一面に波立ち・・1月10日
、夕方からいないな邸で新年会があるので二子に行きました。家を出る時から強風が吹き心配しながら二子に向かいました。いつもの兵庫橋上に着いてみると上流からの強い風。しかもお気に入りの[虎の穴]の下流にはオイカワ釣りが8人も立ち込んでいる。倒竹上流のワンドから始めたが全く反応がない。水温は9度だったが気温が低い。中流を諦めとりあえず1尾は釣れる流れ込みに行ってみた。しかしそこも反応なし。左岸の様子を見ながら元の場所に戻ってみたが、途中いつもなら少オイカワ釣りが8人もしは反応があるのに全く何も出てこない。1時間近く頑張ってみたが期待できないので、兵庫島を横切って本流に移動。二子橋上流の[F-4]へ行くがここも風が強い。このところいつも反応はしてくれるが釣り上げる事の出来ない護岸前の浅場の様子を見る。[やはり反応なしか]と諦め移動始めた時すぐ横で反応が出た。「居た!」と喜んで少し上流に戻りキャスト開始。ところが反応はストップ。少し下流の護岸の出っ張り横で時折反応が出るので、そこまで流してみたが居ない。強風の中僅かな反応も諦めきれず少し粘っていた。「出た!」ラインの途中で水面に口が現れた。ゆっくりラインを手繰り反応の上流から流す。岸寄りは流れが緩く浅い。ゆっくり流れていくフライの右側に口が浮左の岸辺から1尾いてきた。そのまま進んで素直にフライを吸い込む。「やった!」水面の反応も見難い中での1尾は貴重だ。これでボXズは脱出。気を良くして下流のポイントの様子を見るが反応がない。そのまま下って橋桁下に渡渉しようと思ったが前日の雨で少し増水している。橋桁下を諦め左岸を下る事にする。いつものように水辺の橋桁下を回り込み橋桁横の様子を見ながら下流へ。東急の鉄橋の橋桁裏は兵庫橋からの細い流れが合流している。その合流点は流れも緩く下流に向かって巻き返しが出来ている。橋桁下から見るとその巻き返しの部分は少し波が弱い(写真上)。流れ出しが本流と合流する辺りでサーチに反応が出た。橋桁横からラインを送り込み反応するポイントにフライを送り込もうとしたが、流れ出しの緩い流れに影響されて反応ポイントにフライが届かない。それじすぐ横に黒い影がゃ・・と言う事で立ち位置を流れ込みに変える。細い流れに載せてフライを送り込んでみたが反応がない。「?。おかしい。あんなに居たのに・・」静かに移動したつもりだったがコイを脅してしまったようだ。仕方なく元の位置に戻り下流に向かって流し始める。しかし反応はいつもと同じように止まったきりで回復しない。風は後ろから強く吹き水面は激しく波立っている。帽子を飛ばされないように深くかぶり、襟を立てて寒さをしのぐ。まるで水面に立つ杭のように・・。この調子だと何処まで行っても追加できそうにないので[少し早いが居ないな邸に避難しようか]等と考えていた。その時、少し濁りの入った水中の足下近くに黒い影が見える。よく見るとその影は少しずつ移動している。影までの距離は3m。ロッドを水中に沈めると口に届く距離。[コイは居るんだ。先ほどまで居たのが戻ってきたのかな?」と考えこの口が魅力的ながら下流を眺める。下流では時折風が弱まり岸寄りの巻き返しに波の無いところが出来ている(写真Top)。その波の無いところにコイの頭が現れた。喰い気十分で、吹き寄せられたサーチに反応している。ラインを流す筋を流れ込みの右端に決めて巻き返しの中に送り込む。反応は下流から少しずつ上流に向かっている。その移動筋を見極めフライの位置を調整して回遊を待つ。「来た、来た」予想通りの筋を通って正面から喰い付いてきた。強風の中、貴重な2尾目だが反応はそれで止まってしまう。しかし、コイが戻ってきていると判断して下るのをやめ、杭になったまま回遊を待つ。[来た、きた」10分から20分間隔で水面に頭が現れ2時間弱で6尾追加。しかも4尾目は久しぶりのメタボゴイ。寸法は67cmしかなかったが体重は7kg電車から見ると。しかも口は大きく唇はタラコ状態。気持ちのいい1尾でした。日没近くになり風は少し弱まり立っている事が少しは楽になったが反応も弱まり最後は何処にも居なくなってしまった。そのまま下って仮設橋前まで行き、幾つも見えた反応にフライを送り込んだが時夫路強くなる風にあわせのタイミングをを外してしまい追加できず。しかし、コイも今の二子では[快挙]と言うのにふさわしい8尾も釣り上げる事が出来た。4時半で釣りを切り上げ右岸に見えるいないな邸へ行く。いないなさんの[キムチ鍋]と皆さん持ち寄りの食材で賑やかな新年会。今年も[Wii]で盛り上がり楽しい新年会でした。いないなさん、皆さん、ありがとうございました。



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