Top-Image

line

満月に誘われて19尾止まり(2009/1/11)
狭い範囲に集中している1月11日
前日の好釣果に気分良く久しぶりに浅川へ行きました。ポイントは最近調子のいい一番橋下。ポイントに着いてみると、流れは上流の工事の影響なのか濁りが入っている。そして、いつも集まっている[東豊田用水]からの流れ出しのテトラ前にはコイの姿が見えない。たぶん岸辺を人が歩いたのだろう。しかも下流には餌釣りが2人。コイは何処にいるのか探していると、中州から合流する本流がテトラ帯にぶつかるすぐ上流側の巻き返し部分に頭が幾つも現れている。その頭の出方や口の開き方横から一つずつ釣る予定がから[ユスリカライズ]と判断する。しかも狭い範囲にこれだけ集中していると1尾釣り上げた段階で全て消えてしまうはず。しかし悩んで仕方がないのでとりあえずポイントに向かう。左岸のテトラ前から下流をサーチするが全く反応はない。細い流れを渡り中州へ。静かに合流点に近付くが、とりあえずの狙いは集団から外れて回遊しているコイ達。下流に向かってテトラと平行にキャストして集団の手前に送り込む。居た、居た。手前の緩い流れで元気のいい反応を見せてフライに飛びついてきた。しかし途中でバラしてしまう。水しぶきで集団の反応が止まるかと思われたが影響はなかった。一安心して同じように上流から流し込むと同じところでヒット。今度は無事取り込む事が出来、何とか1尾目。次も同じように送り込とりあえずの1尾目んで集団の手前でヒット。ここで集団の周辺での反応はなくなってしまう。こうなったら散る事を覚悟して集団を攻めるしかない。少し下流に移動し、右からの流れ込みの筋の横にフライを落としてみるが左からの流れの影響がありフライは集団の中に入らないで流れ込みに近寄って行く。そのまま送り出し続けると右からの流れに入り込むが手前のラインが遅くてフライは流れの中で引き波を立てている。立ち位置を流れ込みのすぐ横に変え右からの筋の中にフライを落とす。流れに載せて送り出し、テトラにぶつかるところで左に行く巻き返しの流れにフライを誘導する。フライは対岸のテトラに沿うようにして進むが速い巻き返しと同じ速度では進まない。すぐ前の流れが遅くラインが出て行かないのだ。ロッドを煽ってラインを繰り出すがフライの進みは悪い。それでも集団の中に入り込んだフライに1尾が反応した。合わせの狭い範囲を狙って水しぶきで集団のコイも水しぶきを上げて驚く。集団の居たコイの姿は全て消えたが何とか3尾目を取り込む事が出来た。あれほど居た集団は見えなくなってしまい、どうしようか悩みながらポイントを眺めていると、テトラの直前でポツポツ反応が現れる。巻き返しがテトラの中を通過するらしく、そこで反応している。しかし数は少ない。水面に出た少ないライズの進行方向に向かってキャストするのだが上流からの風で狙っているテトラ際にフライが落ちてくれない。幾度も振り直してやっとフライを落とす事が出来るが、手前に流れが在り、短時間の静止の後ドラッグが掛かって動き出してしまう。フライが動き始めるとすぐにピックアップして振り直し。ドラッグが同じポイントで2時間半掛かり始める前のフライへはすぐに反応が出るが、少し動いているからなのか掛かりが浅くてバラしてしまう。連続で3尾バラしラインブレイクも1度で40分の間釣果なし。バラした時、コイの反応は一瞬は消えるがすぐに近くで再開する。その反応に向かって狙いを定めてフライを落とし4尾目を釣り上げてからは反応と移動の様子が判ってきて連続ヒット。2時間半で14尾。狭いポイントのあちこちに頭を出すコイを探して狙い撃ち。しかしその反応もさすがに3時間は持たず、日没間近にはストップしてしまう。コイを求めて流れ込みの下流側へ。風も収まり穏やかな水面にはコイの反応する波紋が幾つも見える。波紋の上流にダウンクロスでキャストしてすぐに18尾目を釣り上げた。その直後同じように19尾目を釣り上げた時、狭い範囲を狙って下流に大きな満月が地平線から現れているのに気づいた。水平線の建物の上に現れた月は上空で見る月の数倍もの大きさに見えるが、本当は同じ大きさなんですね。そんな月を見つけて慌ててコイをリリースしデジカメを準備。ズームを最大限にして狙うがシャッタースピードが遅く手ブレ警告が表示される。ストロボをオンにしたりロッドに添わせて手ブレを防止したりしている内に辺りは暗くなり、久しぶりのダブル(20尾)のチャンスを逃してしまった。しかしこの時期に19尾の釣果は大満足です。やはり浅川は凄い!



line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita