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黒いユリカモメ?の襲来(2009/1/25)
黒いユリカモメ(カラス)が舞い降りて1月25日
前日に比べ暖かく感じる日差しの中、二子に行きました。いつもの兵庫橋に着いてみるとオイカワ釣りのおじさん達は岸で雑談中。流れは無人で一人占め状態だったが東風があり少し寒い。とりあえずお気に入りの倒竹上流の様子を見るが反応がない!しかしポイントに入った以上コイの姿を見ないと移動の区切りがつかない。と言う事で粘る。どこかに反応がないかとキョロキョロしていると目の前の岸近くでライズ。しかしライズは一度きりでコイの移動方向が判らない。[たぶん上流側」倒竹前でやっと反応とキャストしてみるが反応なし。それでも粘っていると時折岸辺で反応が出始めた。移動方向も確認でき、それを狙って対岸ギリギリにフライを落としやって来るのを待つ。これを繰り返して開始から1時間30分後にやっと1尾目を釣り上げる事が出来て一安心。しかし後が続かない。上流の新二子橋下に移動してテトラ下の巻き返しの様子を見るが反応なし。そこから下流に向かって左岸前を狙い下ってみたが反応なし。結局始めたところに戻ってきた。ポイントを眺めていると倒竹下から上流に向かう反応を発見。移動しないで向かい風の中ダウンクロスにキャストして倒竹上流の茂みの前にフライを落とす。着水後それほど時間は掛からず前触れなしに水面に口が現れた。ゆっくりした動きなのでこちらも焦らない。頭の動きを鱗が一枚確認し、口の中にフライが消えるのを見定めて大きくロッドを煽る。やったやった!期待はしていたがこれ程すんなり喰い付いてくるとはちょっと驚きだった。その直後、今度は目の前の巻き返しの奥で反応が出た。対岸ギリギリにフライを落とし上流からの反応にしっかり合わせたつもりだったがフライに鱗が1枚着いているだけだった。しかし反応はそれほど間を置かないで出る。ポイントは岸辺より少し離れた所。ちょうど巻き返しの中央辺り。ライズから2〜3m離れた所にフライを落として回遊を待つ。今度もゆっくりとした動きで水面に口が現れる。余裕を持って合わせて3尾目。1尾目までは時間が掛かったが次の2尾は意外に短時間で釣り上げる事が出来た。3尾目をリリースした直後徳永さんが登場。「釣れてましたね」反応はあったのだが・・「3尾目です」と言う挨拶。[風が止むと反応がいいですね」と告げる。[ゴム堰堤尾へ行きます」と徳永さんは上流へ。私はもう少し粘るつもりで居たが反応が全く出なくなってしまう。時間は3時を過ぎていたので本流へ移動。兵庫島向かいの本流から始めるが反応なし。そのまま橋桁下に移動。橋桁右側の巻き返しの様子を見ると2尾が元気に反応している。流れに入ったまま橋桁横の巻き返しに向かってキャストするが、橋桁を巻いてくる風でフライが吹き戻される。2度ほどキャストに失敗しやっと橋桁下のコンクリート越しにフライを巻き返しに落ちた時にはコイの姿は消えていた。しばらく様子を見たが戻ってくる事はなく諦めて橋桁下流に行く。しかし反応はなし。左岸を下るため橋桁の上流に戻った時、左岸に徳永さんの姿があった。そのまま下ってきたら一緒に対岸に徳永さんの姿が二子橋下の様子を見ようと思っていたら徳永さんは上流に戻って行かれた。そのまま二子橋をくぐり鉄橋下から下流の様子を見ると目の前の速い流れの中で反応が出た。慌ててラインを手繰り出しキャストしてみたがコイはサーチを一緒に下流に流れて行きフライはその後を追いかけるだけで距離は開いたまま。流されていったコイを諦め狙いの左岸沿いの様子を見る。兵庫橋下からの流れ出しから下流は風の影響が少なく波のない水面が広がっているが岸辺にカラスが10羽ほど集まっている。そのカラスたちがサーチのパンに反応する(写真Top)。ユリカモメやカラスが水面のパンに反応すると、そのパンの下にいるコイは驚いて水しぶきと共に消えてしまうのだが、今回のカラスのダイブに驚く水しぶきは上がらない。と言う事は「左岸前は波もなく左岸沿いの巻き返しにコイの姿はない!」と言う事になる。このまま下って仮設橋下流のF-4終点まで行くか、上流で徳永さんと合流するか・・と考えていたら流れの中央で反応が出た。上流からの徳永さんのサーチに反応したのだろう。そうと判れば狙うしかない。何処まで流れに入り込めるか確認するため、ゆっくり流れの中央に向かって進む。意外に深くない。二子橋のすぐ下流は膝上10cm程度の水深が川幅いっぱいに広がっている。多摩川の流れの中央辺りに辿り着き「この辺りかな?」と判断してキャスト開始。と言ってもシューティングヘッドの部分を振り出して流れに落とすだけ。後は流れがラインを引っ張ってくれるし、筋に添って流れてくれる。どんどんラインを送り出し35ヤードを過ぎたところで正面から口が水面に現れた。口が水面に消えると同時に大きく合わせると手元に重さを感じる。「やった!」と小さく叫んで取り込み開始。出来るだけ緩い流れに寄せるため岸部に移動しながら取り込み入る。なかなか流芯から離れないのをじっくり粘って取り込んでみると、引きの強さの割に小型の55cm。リリースして同じ筋に立ち込み今度は45ヤード先の反多摩川の中央に立ち込んで応をゲット。4尾目から20分後で連続ヒットに気分がいい。しかし流芯の反応は下流へ移動していく。それに合わせてラインを流したまま少しずつ移動し6尾目は11分後。つまり30分で3尾釣り上げた事になる。快調に釣れていたが6尾目の後反応がどんどん下流に反応が移動しこちらの移動が追いつかなくなってしまった。その時徳永さんが上流から下ってこられた。「ゴム堰堤ですぐに1尾釣れたのですがそれっきり」と言う事。二人で下流の様子を見たが反応が無くなり日没終了。兵庫橋上の3尾が効果的で二子で6尾と好成績。1月の平均が9尾というのは2006年に次いで2番目の数字。浅川と二子が揃って好調なのが大きな要因ですね。


スズガモ


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