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開成フォレストにマス釣りに行きました(2009/2/1)
フライに付いたマスの鱗2月1日
、久しぶりに[開成水辺フォレストスプリングス]へマス釣りに行きました。メンバーはいつものいないなさんと[ミッヂの帝王]のゴリ松さん。それとゴリ松さんの上司のK田さんの4人連れ。釣り場に着いてみると既に池の周りは釣り人がいっぱい並んでいる。一日券を購入し,ランディングネットを借りていざ出陣。しかし風が強い。いつも吹く風は南風なのだがこの日は北風で1stポンドから3rdポンドに向かって強めに吹き抜け手居る。水面は波立ち不安なスタート。追い風になるポジション北風で波立ち・・の1stポンドと3rdポンドの境の土手はルアーマンがずらりと並び空きは見つからない。1stポンド横を歩きながら空いている場所を探す。見つけたのは一番奥の水車前。タックルの準備を終えてキャストを開始して気がついたのだが、風は横と言うよりも斜め前から吹きほとんど向かい風。「何とかなるさ」と釣り始めたが波のためかライズが少ない。新作のテストなのだがとりあえず最初は定番のラバーレッグで様子を見る。しかし反応が鈍い。水面をよく見るとマスはフライの下までは来るがフライ直前で反転し、フライの周りに水の揺らめきが残り口は現れない。近付きすぎて慌てているのか時折水しぶきが上がる事もある。「渋いな〜。喰い気はあるのに喰い付かない。波のせいかな、フライが悪いのかな?」等と考えながら居ないなさんは対岸にキャストを繰り返す。後から来たゴリ松さんとK田さんがすぐ横でキャスト開始したがやはり反応が鈍いみたいでなかなか釣れない。いないなさんは対岸へ行かれちょうど私の向かい側だが、やはりなかなか釣れない様子。水面の反応を眺めながら色々落とし場所を変え、開始から10分でやっと1尾目がヒット。しかし小振りのレインボー。今回は久しぶりに燻製を作るつもりなので大型のみキープする予定だが、なかなかキープサイズが釣れない。2尾連続で釣り上げたところで今回のテストフライに交換。最初はBF BeetleのCamel。フライ真下での反応はあるがやはりバイトしてこない。フライまでの距離は10mほどなので波が治まると水中の様子がよく見える。フライの横には幾つも黒い影が動いているが別の所から突然フラすぐ横のゴリ松さんがヒットイに近付き反転して消えて行く。しかも一尾がフライの下で見切ると、周辺に居たマス達はすぐにどこかに行ってしまい、フライの周辺の黒い影は見えなくなってしまう。マスの姿のないところで待つ気にもなれないのでマスの居るところを探してキャスト。しかしそこでもフライの周りが揺れるだけ。また場所替え。これを繰り返しながら落とし場所がどんどん遠くなる。遠くなると波のために水の中は見えなくなる。「居るのかな?居ないのかな?」と悩んでいると突然水面に頭が現れる。短時間で見切りをつけ落とし場所を変えて短時間待ち、また場所替え。これを繰り返しながら最初のパターンは何とか結果が出た。明るい色に変えてみたがフライ周りの揺らめきそのものが少ないので「今日はダーク系が好み」と判断する。次のテストはまだ名前のない新パターン。BF Beetleのレッグを少し長目にして背中に明るい色の薄い素材を貼り付けたすぐ横のゴリ松さんがヒットもの。色の組み合わせをテスト中でとりあえず「釣れるかな?テスト」のパターン。組み合わせが黄色とオレンジにヒット。「これはこれから色々変えていかないと・・」と思いながらも何とか釣る事が出来たので一応納得。しかし反応が弱く連続ヒットが少ない。釣り始めて1時間経ったが8尾しか釣れていない。風は相変わらず右前方から吹きラインは左手前に流されて行く。当然フライも風に押されて流れてしまい移動が早い。その為なのだろうか、フライに興味を示すのに最後の喰い付きに至らない。こうなったら余り使いたくないが極めつけのパターンを試したくなる。奥の手の[ペレットフライ]8mmにカットしたマテリアルのCamelをペレットサイズにカットしてフックに取り付けただけの単純フライ。これは凄かった。着水から間を開けず飛びついてくる。しかしフックへの取り付けが弱く2尾目で半分壊れてしまう。そのまま使い続けて4尾目で完全に壊れてしまった。「もう少し強度を上げないと使い物にならない」と結論。パターンをBFニンフ開成版(フックを太くしたタイプ)に交換しカラーをチェックする。Camel=何とか姿を見る。Brown=これもまずまず。Dark-Green=これはマス丼(左)とトラウトカレー良かった。昼食前の一時入れ食い状態になる。結局午前中は29尾で終了。4人でレストハウスに行き昼食。食事の間にゴリ松さんのミッヂを色々見せてもらう。ちょうどコップに小さなユスリカが入ってしまった。それの横に#32のアントを浮かべて比較写真。この大きさでちゃんとくびれがありハックルも付いている!何というフライなのだ。これを作るのは人間業ではない!と驚きながら午後の部がスタート。しかし相変わらず風が吹き渋い。それどころか午前中は少しは反応していたのがほとんど反応しなくなり2時スタートから4時までで9尾しか釣れていない。フライをとっかえひっかえ色々様子を見るがポ#32のミッヂ(左)とユスリカ(右)ツポツとしか釣る事が出来ない。夕方に近付きカラーの傾向を明るいものにチェンジし様子を見ていると4時半を過ぎた辺りから目の前でのライズが激しくなってきた。それまで使っていた大きめのパターンからBFニンフにチェンジしたとたん連続ヒット。終了までの僅か30分だけ入れ食い状態。水車のスイッチを切りに来た開成のスタッフに「やっと風が治まり入れ食いになりましたよ。あと30分あると嬉しいのですが・・」等と話しながら悔しいけれど終了。新パターンの問題点も見つかり結果はまずまずの48尾。燻製用の大型もなんとか10尾キープできたので一安心。次回は2週間後にフィッシングカレッジの釣行会がここ開成で開かれるのでそれまでに改良しなくては。しかし風さえなかったら、と思うと・・・。




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