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開成フォレストで改良したフライをテスト(2009/3/1)
曇り空から陽が差してきた3月1日
、2回の開成フォレストスプリングス釣行で気が付いたフライの問題点を改良したフライを作っていたので、いないなさんに無理にお願いして連続で3回目の開成FS釣行になった。6時にいないなさんが迎えに来てくれて7時のオープン前に開成に到着。タックルを準備して開場を待つ。今回のテストのテーマは[BF Stone-V2]の改良点の確認と[BF Nymph-V2のフックのカラーに関する疑問点]を確認すること。[BF Stone-V2]の改良点はフック、ボディ、ウィングの強度を増してフッキング性能と耐久性を良くすること。そしてマル秘パターンの改良確認テスト。ここ開成には大型の魚が多い。その為ロッドは少し堅めを使っている。その為なのだろうが合わせが強くなり過ぎて[フッキングしたのにすぐに外れてしまう]ことが多い(番手の低い#3だとそれほど感じないのだが)。ドライフライ用の[ファインワイヤー]を使ったフライ(1)で特に感じるので[たぶBFストーンIIの問題点んフックが瞬間に伸びているのだろう]と思いフックをニンフタイプ用の太いワイヤーに替えてみた。次はボディのマテリアルの損傷に関して。マス族には鋭い歯がある。その歯で新しくボディに巻いてみた[リブ]が切れて惨めな姿になってしまった(
)。これを鋭い歯で引きちぎられないようにするためにタイイングの後でセメダインスーパーXで補強した。次はウィング。これまでも感じていたが幾度もキャストしている間にウィングが起き上がり全体の形が崩れていた。しかも数尾掛けるとウィングそのものが引きちぎられたように解れてバラバラになってくる()。この問題を解消するためにこれもスーパーXを塗り込んで補強してみた。釣り場がオープンしチケットを購入してポイントへ向かい最初に[BF Stone-V2]を結んでキャスト開始。出足は快調で前回感じた[ヒット直後の外れ]は無く快調なスタート一緒に行ったいないなさ。最初のカラーはDarkBrownで4尾連続ヒット。釣れなくなるまで使い続けて耐久性を確認したかったが4尾目の後で後ろの木の高いところに引っかけてフライをなくしてしまう。そこでカラーをCamelに替えて3尾連続。これも後ろの木に引っかけて取られしまったのでカラーをTanに替えて3尾ヒット。掛かりの悪さもなく快調に釣れている。早朝の好反応が一段落して反応が渋くなってきた。マスの目先を変えるためにフライを[BF Nymph-V2]のDark Brownに変更。このフライは前回まで使っていたフックをGoldからBlackに変更したもの。マス達にはキラキラ目立つGoldが有効だろうと考えていたのだが[ひょっとして黒の方がいいのかな?」と疑問がわいてきた。そこでフックをBlackに替えた物を用意してのテストになった。結果はフックの色は余り影響ないのでフックの色は・・?はないかな?と言うこと。フックの色よりフライ全体の色の方が影響は大きいようだ。[BF Nymph-V2]のDark BrownからTanに替えてみたが反応は今一。そこでCamelに替えてみた。すると反応が復活。回遊にムラがあるようで時折反応が止まるがすぐに復活し連続ヒット。10時過ぎから東風が強くなり陽も差さず寒くなってきた。マスの反応も途絶えがちになる。そこで好ポイントを探して1stポンドと3rdポンドを一巡り。3rdポンドの奥で奥山さん達開成のスタッフによる毎月のフライスクールが行われている。そこに行き様子を見ると初心者が快調に釣っている。並んだ二人が同時に大型をヒットし、取り込みに慌てていたりしていてとても賑やかだった。フックの色は・・?奥山さんは「藤田さんのフライパターンをアレンジしてスクールで使っていますよ。名前を[カンナ]と名付けました。[最後の希望]ですよ(笑)」と教えてくれた。池を一回りしたが反応のいい場所が見つからなかったので最初のポイントに戻って再開し、コンスタントに釣果を伸ばしていく。1時に遅めのランチタイムで一休み。午前中の釣果は51尾を快調なペース。レストハウスで奥山さんとお会いして色々フライのお話をし「後でカンナを一つ下さい」とお願いしてから午後の部がスタート。しかし午後は風の影響か反応が鈍く終了間際に期待していた[ライズの嵐]も起こらず淡々と終了してしまった。それでも午前中の好調のおかげで一日の釣果は途中で試した開発中のマル秘パターンも快調で71尾と過去最高になった。同じ釣り場に隔週で3回も通いフライを改良したおかげでそれなりの結果が出たことは非常に嬉しいです。


今日のマス


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