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トビが頭のすぐ上を通過(2009/3/7)
頭の上を通過していくトビ3月7日
、冷たい北風の中、いないなさんに先週の開成のニジマスの燻製をお届けした後浅川へ行きました。いつもの一番橋下は前夜の雨のためか少し増水し、水も濁りが残っていました。水位は下流の用水取り入れの土手が崩れていて少し下がっていた。水位は下がっているが濁りのために水中のコイの姿は水面近くに浮いているものだけでそれほど多くない。それでも上流部のテトラ帯の中には水面を意識している姿が幾つも見えた。上流に静かに降りて狭いテトラの筋に添って左岸側の一番広い筋にフライを流速い流れと濁りす。すぐにコイは反応してくれた。開始直後のヒットに気分良く取り込みに入る。コイは素直に近寄って来たが残り5mというところで右のテトラの間に逃げ込んでしまい[やばい!]と思った瞬間にラインがテトラの上部に引っかかってラインブレイク。素直に寄ってこなければ護岸を登って高いところに誘導しようと思っていたが、余りに素直に寄ってくるので[このままで大丈夫だろう」と安心したのがいけなかった。気を取り直してポイントを眺めるとテトラ帯下流部の中央で動いている姿が見える。その上流にフライを落とそうとするが風のためラインの一部がテトラに載ってしまう。幾度かキャストし直してやっと流れにライン全体が収まる。手元のラインを送り出しながコイの回遊を待つ。コイはゆっくり上流に向かって回遊しながらフライの処までやっ並んだテトラの間に入り込まれてて来て口を大きく開けてフライを吸い込む。今度も初めは素直に寄ってきてもう少しというところでテトラの中に入り込むが近かったため、ロッドを持ち上げてティペットを垂直にするとテトラを擦らずに誘導することが出来た。ブレイクのすぐ後で1尾目がつれたので気分はいい。上流でリリースした後コイを探すと、下流の崩れテトラの前でまだ反応がある。少し下流に移動して崩れテトラの直前にフライを落とす。コイは下流のテトラの横を通りフライに向かって進んでくる。フライはテトラにぶつかるギリギリのところで右に進路を変え流芯との間に流れて行き、下流からのコイと出会う。コイはゆっくりフライを吸い込む。合わせの瞬間一気に流芯に逃げ込むがたいした抵抗もなく取り込むことが出来た。しかしここでの反応はストップ。右岸に渡りたかったが流れが速く水面に近いコイの姿は見えるかなり上流に行かなければ渡渉できないので左岸を下流に移動。移動しながら護岸しての様子を見るが濁りのために水中のコイの姿が確認しにくい。水面近くにいる姿は何とか見えるので少し離れた所を護岸の途中まで下り、コイの進路に向かってキャスト。幾度かコイの姿を見失ったが何とか3尾目を釣り上げる事ができた。しかしコイの回遊は止まってしまう。次のポイントは[浅川北第五排水出口]。水門の影から水路を眺めると10尾ほどのコイが回遊している。水路をこのフェンス越しにフライを落とし反応を居待つ。すぐに1尾がフライに喰い付く。暴れないように誘導して4尾目。いつもならこのポイントは1尾しか釣れないのだが、コイは水路の奥に消えることなく残っている。同じようにフェンス越しにフライを落とし5尾目。すぐにもう1尾追加して連続3尾。このポイントで3尾は珍しい事だがそれでコイの姿は濁りと増水で居場所がわからない全て消えてしまい終了。次は本流のプール。濁りと増水でコイの居場所が読めないのでいつもより上流から始める。流れを見るとあちこちにコイの尾鰭が水面に現れている。底餌を探してテーリングしているのだが、これらは水面に反応しない。尾鰭を無視して下流を探る。しかし反応が少ない。やっと7尾目を釣り上げたのはここに来てから30分後。少し下流に移動しながら次を探していたら、先週と同じように上空にトビが現れた。トビは時折水面に降りて何かを捕まえようとしている様だが捕まえることなくすぐに上空に戻る。トビは幾度かポイントを回遊した後こちらに向かってくる。立ったままだと途中でUターンするのではないかと考え河原に座り込んでやって来るのを待つ。トビはこちらの姿を気にする様子もなくす時折水面に降りてぐ上来て一度ターンし下流に向かい、すぐにもう一度ターンして上流に去って行った。デジカメで撮影するとシャッターを半押しにした状態で一度画面が表示のために止まるので飛んでいるトビの姿を追うことが出来ない。それでも何度もシャッターを押していたので何とかすぐ上空の姿をとらえることが出来た(写真:上)。トビが飛び去った後、流れのコイ委の反応はなくなってしまった。水面を幾度も旋回していたためだろうか。それでもこのポイントの後に行く場所がないので反応があるまでじっと我慢。40分待ってやっと8尾目を釣り上げたところでここを諦め最初のポイントに戻ることにする。途中水門のところで戻っているコイの姿を見つけた。静かに横を通過してフェンス横に行きフライを落とす。ここで2尾追加して久しぶりの[つ抜け]。その後[上田用水]の水路の終点(第五排水と同じ場所だが仕切られている)で1尾追加し、初めのテトラ前で2尾追加して合計13尾。濁りと増水で苦労したが何とかまとまった数字になった。このまま水温が上がればもう少し期待できそうです。


今日の鳥


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