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狩野川で厳しいアマゴ釣りを経験(2009/4/4〜5)
やっと釣れた狩野川のアマゴ4月4日
、[江戸のゴリ松]のゴリさん、いつものいないなさんと一緒に狩野川へアマゴ釣りに行きました。2週間前、小菅川で惨敗し、その余韻の消えない内に作った渓流用のフライを試したくていないなさんに無理にお願いして同行させて頂きました。夜中の1時半にお迎えいただき狩野川に到着したのはまだ暗い4時半。ゴリさんお気に入りの狩野川本流ポイント前で明るくなるのを待ち、明るくなるのと同時にキャスト開始。流れでは時折大きなライズリングが出るが、それが何のライズか初めは見当が付かなかった。アマゴにしては大きくてまるでコイのようなライズ。後で教えてキャストするが反応してくれないもらったのだが、それが狙いの本流アマゴのライズだそうだ。それを釣り上げるのが如何に厳しいかなどつゆ知らずそのライズに向かってひたすらキャスト。しかし川幅が広くライズは流芯の向こう側。ライズの筋に落ちたはずのフライは途中のラインに引っ張られライズの所に流れて行かない。流芯に近付けばいいのだが水深があって近寄れない。ひたすらこの本流アマゴを追いかけ、ライズの出方を熟知しているているゴリさんも、時折にしか出ないライズにキャストに迫力が感じられない。通い詰めているゴリさんがこの調子なのだから狩野川初心者に釣れるわけがない。その内ゴリさんのお友達の[狩野川FF三人衆]の方々が応援に駆けつけて下さった。反応も弱く攻めあぐねていたいないなさんはヨッちゃんと一緒に支流に行かれたそうで姿が見えなくなる。魚の反応が無くなったので
名前が判らない
水面を流れてくる虫を眺め写真を撮る。そんな中、白くて全長僅か5mm程の小さな虫が水面を走っている。ユスリカほどの大きさなのだが羽化する前のサナギのように見える(右)。他にも[オオクマ]の抜け殻やコカゲロウなども流れてくる。流芯の向こう側のライズがこれらを食べているのかどうかは判らないし、ライズも途絶え気味になってしまう。沖のライズには届かないので流芯手前の小さなライズを狙ってキャストしていると上流でゴリさんが真剣にキャストし始めた。後ろで見ていたアッちゃんが「ゴリさん、釣りそう」と言って慌ててカメラを車に取りに行き後ろから狙っている。それを横ろに見ながらキャストを繰り返していると突然水しぶきの音が聞こえてきた。振り向くとゴリさんが水しぶきを上げる大物の取り込み中。慌ててカメラを取り出しまず一枚。次はネットインの所を・・、と期待して待っていると魚が後ろ側に回り込み大型の水しぶきにゴリさん真剣ゴリさんも後ろを向く。掬い上げる瞬間に暴れて足の間をすり抜けて行った。片足を上げながら何か叫んでいたが、その内動きが止まってしまった。足の間をすり抜けた時、フックがウェーダーに刺さって外れてしまったらしい。それからのゴリさんはまるで流れに浮かぶシャックのようにフニャフニャになってしまい「何でだよ〜」の連発。いないなさんが帰ってきて全員で昼食に行ったがそこでも「何でだよ〜」である。話によれば今年の狩野川は2回目で1度目は[]だったそうで今回はリベンジ。意気込んできたのでショックは大きいようだ。午後は最初のポイントが期待できないのでいないなさんと新しいポイント探しに行かれた。私はアッちゃん、ヨッちゃんのお二人に支流のポイントに案内して頂く。「ここの堰堤下をやってみましょう」と場所教えて頂きロッドを振るがなかなか釣れない。やっとフッキングしたと思ったら取り込みの途中で岩の間に逃げ込まれバレてしまう。結局支流での魚の姿を見ることが出来ず1日目が終了。

釣り始めてすぐに釣り上げる事ができた。4月5日、前日夕方から降りだした雨も朝には上がり、4時半にヒデちゃんがお迎えに来てくれた。この日の午前中はゴリさんといないなさんが本流で、私は支流でリベンジ。とっておきのポイントに釣れてっていただき放し飼いで11時にお迎えが来るまでフリータイム。最初に「下流のプールから始めてここを通るまで見ています」と言われ少しプレッシャーが・・。幸運なことにちょうど彼らの目の前で初めてのアマゴを釣り上げる事ができた。しかしこれは「釣った」と言うより「釣れた」のだった。フライに喰い付いて来たところは岩の向こう側で、ピックアップしたらフッキングしていたのだから。それでも1尾は1尾。何とか狩野川のアマゴを釣り上げる事ができ、好釣果を期待して流れを登って行った。しかし釣れない。時折フライにアタックしてくるがフッキングしない。小さな水しぶきを眺めながら「フックが小さすぎたからかな〜」等と悩み続けた。流れを登り、もうすぐ合流時間になろうかという時やっと2尾目がヒットしたが午前中はそれでおしまい。本流のゴリさんといないなさんは「フライのすぐ横でライズするのに・・」で釣果なし。昼食後、ゴリさんは本流で粘ることになり私はヒデちゃんと、いないなさんはアッちゃんと一緒に支流に入ることになった。ヒデちゃんにキャストの仕方とフライの流し方を教えて頂き、先行でポイヒデちゃんはさすがですントを譲って頂いているのにポイントにフライが落ちる回数よりも木の枝に引っかける回数の方が多い(涙)。その度に「お先にどうぞ」とヒデちゃんに先行して頂くが、必ず「釣れました〜」と言って獲物を見せてくれる。先行して喰い気のある魚に向かってフライを流している私にはどうして釣れないのだろう。途中で「釣り方を見せてください」とお手本を見せて頂くとフライの落とし方が全く違う。ティペットをU の字に曲げてフライとラインの落ちる筋を変えている。渓流の基本なのだがそれが私は判っていなかった。ロングティペットで完全にターンオーバーさせないでフライを途中で落とす。フライを流芯に、ラインを流芯横に落としティペットに弛みを残してドラッグの掛かりを遅くすると同時に、水中の魚を脅さないようにする。雑誌など読んで知ってはいたが全く頭に入っていなかった。途中キャスト練習を兼ねてしっぽのないカゲロウがポイントを狙い、幾度も木の枝にフライを引っかけながら終了前の最後のポイントでやっと釣り上げる事ができた(写真:上)。道に上がり車に戻ってゴリさんと合流する。ゴリさんは完全に煮詰まっていて疲れがピークに達している。いないなさんは流れでよろけて転び「泳ぎました」と言っている。しかし魚は幾つも釣り上げて上機嫌。本流では色んな大きさのカゲロウが飛び交い水面では幾つもライズが繰り返されているが「奴ら、何を喰ってるのだろう」とゴリさん。「リベンジはいつですか?」と聞くと「え〜っ・・・」と力がない。ゴリさん、本当にお疲れ様でした。そして[狩野川FF三人衆]のアッちゃん、ヨッちゃん、ヒデちゃん、有り難うございました。次回のリベンジ、よろしくお願いします。それまでにキャスト練習をしっかりやって新作フライを準備します。本当に有り難うございました。
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