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5月3日以来の久しぶりの浅川(2009/5/30)こんなに増水していた
5月30日、渓流やら管釣りなどで浅川へ行く機会がなく久しぶりに出掛けていきました。曇り空でいつ雨が降る出してもおかしくない中一番橋下流のお気に入りポイントに到着。ポイントは前日までの雨で左岸前のテトラがほとんど隠れるくらい増水していた。しかも流れが速くテトラ帯の中もコイが落ち着くにはちょっと水の動きが速い。この位の増水の時は[東豊田用水]の出口の水深が深くなり多くのコイが集まっているはずなのだが今回は全く姿が見えない。用水前を諦め左岸上の遊歩道コイの姿は見えないから流れにいるはずのコイを探して下流に移動。いつもなら少し歩けば岸際を回遊しているコイの姿が見つけられるのに、今日は姿がない。よく見ると岸際とテトラ帯の間まで流れが速い。岸際の流れがどこで治まるのかを見ながら移動すると[上田用水]の取り入れ水路の入り口近くになってやっと流れが治まっていた。用水路の方はほとんど流れが無く本流の流れは巻き返しになっていてその境目のテトラ帯の中を回遊している姿が見えた。護岸を途中まで下り、水辺に草の生えていないところを選んでキャスト。風で岸際のラインは上流に向かってゆっくり流れるがフライが動き出すまでには時間が掛かるのでコイの回遊をじっくり待つことが出来た。護岸のすぐ前で1尾目を直ぐに釣り上げる事ができ、これを上の遊歩道まで運んで撮影。リリース後少し上流のテトラ帯の先で反応しているのを見つけこれも難なく釣り上げ上田用水の終点る。暫く粘って3尾目を釣り上げたところで回遊はストップ。テトラ帯での釣果が期待できないので、下流のプールを目指して移動し途中の[浅川北第五排水]の水門の所に来てみたがコイの姿は全く見えない。前回始めて釣り上げた[上田用水]の取り入れ口の方を覗いてみるとフェンス際にコイの姿が見える。フェンス越しにフライを落とすと直ぐに喰い付いてくれた。リリースして用水路の上流を眺めると浮いて岸際をつついている姿が見えたのでそれに向かって距離を合わせて少し下流にフライを落とす。岸辺のコイはゆっくり下流に向かって移動して来ると思っていたがほとんど移動しない。しかし下流からの風がラインを上流に向かってゆっくり運んでくれ、コイの直ぐ近くまで来た時フライを見つけてくれた。第五排水の流れ出し水路では幾つも反応があったが1尾掛けるたびに反応は遠くなり5尾釣り上げたところで消えてしまった。帰りを期待して第五排水の流れ出しを下りかけた時その浅い水路にコイの姿を見つけた。狭いけれどちょっと複雑な流れに苦労しながら何とか釣り上げる事ができ、開始から2時間で9尾と快調なペース。次は本命の下流のプール。河原の草をかき分け本流に辿り着いてみると思った以上に流れが速い。サーチに反応するコイの数は少なくしかもどんどん下流に移動して行く。しかし前回このプールの終点近くで好釣果を得たので、反応の薄さを気にしながらも期待して下っていった。しかし期待は見事に外れ1時間半粘って2尾しか釣れない。右岸の護岸前にある狭いが流れの緩いエリアの様子も見たが反応なし。もう一度期待したプールだったが上流に戻り再度様子を見たが今度は全く反応なし。仕方なくここを諦め用水出口に戻る。静かに[浅川北第五排水]の出口を覗く水門の真下に姿が見えた。フェンス越しにキャストして連続2尾ヒット。しかしコイは水路の奥に消えてしまう。少し時間をおけばまた戻ってくる筈なので横の[上田用水]に移動。始めと同じようにフェンス越しにキャストして風に乗せて上流にフライを送り込み2尾ヒット。反応が止まると出口に移動して1尾追加。また用水終点に戻って1尾追加したところで両ポイントでの反応が消えてしまう。[上田用水]を上から眺めながら始めのポイントに戻る。途中水路の中にコイの姿を幾つか見つけたが、底近くに沈んだままほとんど動きが見られない。静かに護岸を下って様子を見ると動かないはずのコイが期待したプールだったがいつの間にか居なくなってしまう。護岸の途中に留まって動きのあるコイを探しながら回遊を待つと、岸近くを[キョロキョロ]しながらやって来る姿が見えた。出来るだけ動きを押さえてこのコイの進路にフライを落とし静かに待つ。コイの進路が微妙に変わるのでラインを引いて筋を合わせて待つと素直に喰い付いてきた。しかしこれは途中でバラしてしまう。同じようにもう1尾掛けたがこれもバラす。少しずつ上流に移動して水路の始まる辺りで2尾連続で釣り上げたが動きのあるコイは見えなくなってしまう。後1尾でダブルになるのだがコイが居ない。諦めきれず最初の[東豊田用水]出口に行ってみるがやはり姿は見えない。その用水出口からの流れが本流と合流するテトラの中から粘って1尾釣り上げ日没直前に大台の20尾を達成。本命のポイントでは渋かったが期待していなかった小ポイントで思わぬ反応で好結果が得られた一日でした。



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