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先週は良かったのに今週は厳しかった(2009/6/6)土手の修復で水位が上がり
6月6日、先週の好釣果に気分良く浅川へ行きました。一番橋下に着いてみると、出掛ける時にネットで確認し、
水位は下がっているはずだったのにテトラは水没したままで水位が高い。「おかしいな」と下流を眺めると[上田用水]の土手が修復されていて、流れが大きく堰き止められている。ここまで水位が上がるとコイの動き回る水域が広くなるためかテトラ周りへ回遊してくる姿が少ない。足元の[東豊田用水]からの流れ出しの先の浅場にコイの姿が幾つか見えた。[並んだテトラを避ける方法は・・]と考えながらタックルを準備をする。水辺まで降りて掛けると、コイはテトラの間をすり抜けて逃げ回るのでブレイクの可能性が高い。静かに護岸上部の草の部分を下り、コンクリートの最上部で止まり、流れに届く長さのラインをリールから引き出す。護岸を下り始めた時足元に見えたコイ達は静かに流れに向かって行ったが、逆に下流から回遊してくる姿が目の前に来た。水辺に生えている草の間にラインが落ちるように狙いを付け、コイの進路と距離を合わせてキャスト。流れが遅いのでドラッグの掛かりは気にならない。少し待ってコイがフライを見つけゆっくり口を開けて吸い込んでくれた。護岸の中腹からだからいかにコイがテトラの中を逃げ回ってもティペットが引っ掛かることはない。テトラの手前で反応を見つけコイを手前に誘導しながら、一息ついたのを見計らって水辺に降りて取り込む。上流側に降りてこれをリリースし、下流を眺めるがコイの姿はもう見えない。コンクリートで固められた川底をゆっくり下りながらテトラ帯の様子を見る。居た居た。水面から頭の出ているテトラの前で反応している。遅い流れにイライラしながら2尾目を釣り上げたがそれでコイは全て消えてしまった。上流部のテトラ帯を諦め遊歩道に上がり流れを見ながら下流に移動。先週2尾釣り上げた用水取り入れ口にもコイの姿は見えない。先週良かった用水の終点を期待して下流に移動。[浅川北第五排水]の水門下を覗くがコイの姿は見えない。すぐ横の用水終点を静かに覗き込むと水中に黒い影が動いている。反応を見るためサーチするとすぐに数尾が水面に風に任せてラインを送り出し浮いてきた。これをフェンス越しにキャストして3尾目を釣り上げる。取り込みの騒ぎも気にしないで残っていたコイを続いてヒットしたが途中でバラしてしまう。目の前の反応が消えたので排水出口の様子を見に行くと水路の奥から出てきたコイが数尾、水門前で回遊していた。水門の横からフェンス越しにフライを落として1尾追加。他のコイは全て水路の奥に消えたので用水終点に戻る。先ほどと同じ様にフェンス前に回遊していたのでフェンス越しにフライを落として5尾目。目の前の反応は消えたが用水の上流の木の陰で幾つかの反応が見える。先週と同様風は下流からなので15ヤードキャストし、そのまま風に乗せて上流に送り込む。水面に浮いたラインはゆっくり上流に流されて行き、木の下まで来たところでヒット。水位は下がっていたが反応は渋い前回に比べ反応は鈍かったがここで4尾追加できた。反応がストップしたので前回同様に排水の流れ出しの様子を見ると同じように浅い流れの中で反応がある。これを釣り上げて次は本流。前回あまり良くなかったが今回は少し水位が下がっているので期待して行ったが反応は鈍い。下流まで下ってみたが釣果なし。水面には上流に移動して行くコイの引き波が見えるので、もう一度排水の合流点に戻って見る。流す筋を少し変えて様子を見てやっと1尾釣り上げる事ができたが、後が続かない。時間も6時近くなっていたので本流を諦め排水出口に戻る。排水出口では数尾が水路の奥から出てきていてこれを狙う。しかし連続で2尾途中バラし。やっと1尾釣り上げたが水路の奥に引っ込んでしまう。再び用水終点に行き1水位は下がっていたが反応は渋い尾追加しその後で1尾ラインブレイクで取り逃がす。反応が見えなくなったので排水出口に戻り1尾追加。またまた反応が消えたのに合わせて排水終点へ。上流にキャストしてやっと釣り上げる事ができて合計12尾。しかしここで反応は全てストップしてしまう。先週あれほど反応が良かったポイントも回遊が少なく釣果が伸びなかった。最後に最初のポイントに戻って見たが回遊しているコイの姿はなく日没終了。期待通りの釣果が得られず厳しい1日でした。



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