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孤高のヒマワリ、巨大なビロードモウズイカ(2009/7/11)孤高のヒマワリ(左)巨大なビロードモウズイカ(右)
7月11日、久しぶりに浅川の一番橋下流へ行きました。いつものポイントに着いてみると水位が下がっていない、と言うより少し上がっている。下流を見ると用水取り入れの土手が補修されたばかりで砂利の色が新しい。しかも以前より少し上流側に造成されている。流れ出しの幅は狭くその為に水位が上がっているようだ。水量は平水に戻っているので流れ込み辺りの流れは緩く、どこでも反応しそうな感じ。護岸の上から下を見るとテトラ帯の中を足元に回遊しているコイが回遊しているコイの姿が幾つも見える。タックルを準備して静かに護岸を下る。草の影からコイの前方にフライを落として回遊を待つ。予定通りのコースでやって来て素直にフライに喰い付いてくれた。開始早々の釣果は気分がいい。しかし周辺にいた他のコイは全て下流に消えて見えなくなる。落ち着いた流れを渡り中州へ移動。狙いは左岸のテトラ帯の前。水位の低い時に現れていた[崩れテトラ]は数個が頭を出しているだけでほとんど水没している。右の流芯からの流れ込みも直線的に下流に向かいテトラ帯へはぶつかっていないから、テトラ帯前へのキャストはドラッグも掛からず落ち着いて回遊が待てる。2尾目はすぐに喰い付いてきた。3尾目もそれ程待たないでヒットしたが少し引きが強い。テトラ帯に入り込まれない水位が上がりテトラはほとんど水没しているように強めに引いていたが入り込まれてしまいラインブレイク。[やった!」ちょっと悔しい。それでも反応はポツポツ続く。取り込んだコイの写真を撮るのに右岸に渡っていると少し下流に目だつ高さのひまわりが一本立っている。周りにはほとんど草が生えていなくて一本だけ目だつ。ポイントでの反応が一段落したのを機に撮影に行く。高さは2m以上あるので見上げる形での写真になってしまったが・・。ひまわりを撮影後、下流に向かって移動しながらテトラ帯前を狙う。最下流部の用水路前には開始直後にやってきたパン釣りのおじさんがいる。彼の邪魔にならないところまで下ってテトラ帯を狙っていたが、3頃時になって引き上げていった。すぐに水路の入り口まで下るが反応がない。粘ってやっと8尾目を釣り上げたところで回遊はストップしてしまう。「こっちはどうかな?」と土手に登り水路の中を覗き込むと、回遊はしているが数が少なく移動も早い。しかも流れが遅くラインがなかなか流れて行かない。とりあえずまずまずの釣果なのでプールを諦め下流に移動。プールから流れ出した先は広いが重機期待したのだが反応なしによって掘り返されているので所々に深みがある。そこに幾つか回遊していたが流れが速く喰い付かせることは出来なかった。そのまま流れを下って行くが反応がない。本流を下り下のプールへ出る前に[浅川北第五排水出口]の様子を見に行く。排水出口の水門前にコイの姿はなかったが、その前の溜まりで回遊しているコイを見つけた。フェンス越しにキャストしてすぐにヒット。底に潜られないように強引に浮かせて9尾目。しかしこの1尾で沈黙。すぐ横の[上田用水]の水門前を眺めると水面に浮いている姿が見える。水門を廻ってフェンス越しにフライを落としてここでもすぐにヒット。最初に3尾の姿を確認していて短時間でその全てを釣り上げてしまったので反応は期待できない。そのまま下流のプールへ移動の途中、河原に一際大きな株を見つけた。差し渡しは1m近くもあるビロードモウズイカ。他の草とは全く色が違い、表面は名前の通り全て柔らかい毛で覆われている。写真を撮ってから流れに出たが、流れは以前に比べて水位が高い。下流を眺めると今までは何もなかったところに砂利の丘が出来、手すりが用水路では少し反応があったが・・作られている。夏場に利用される[駒形の渡し]の準備なのだろ。以前の水位だと渡船が渡れるほど深くないから下流を堰き止めて水位を上げたのかもしれない。お陰でコイの反応が弱くあちこち移動してなかなかフライトで会わない。やっと1尾釣り上げたのは1時間20分後。後が続きそうにないので最初のポイントに戻ることにする。途中[浅川北第五排水出口]を通る時、水門出口にコイの姿を見つけた。いつものように1尾目は簡単に釣り上げられたが残りのコイは水門の奥に逃げ込んでしまう。隣の[上田用水]の水門前には前よりも多くのコイが回遊しているようで時折水面に幾つも口が現れる。慌てて回り込み静かにフライを落とす。すぐに喰い付いてくる。1尾釣り上げて「他は何処かに移動したかな?」と眺めるとすぐに水面に出てくる。水面に出てくればポイントは目の前。すぐにフライを食わせることが出来る。連続で2尾目を釣り上げたところで反応が止まる。横を見ると排水出口の水門前にコイの姿が見える。奥の水門の中に逃げ込む急いでそちらに回り込みフライを落とすが、その動きを察知されて水門の奥に消えてしまう。また取り入れ口に戻ると反応が復活。3尾目を釣り上げまだ残っているのを確認。しかし水面には反応しない。暫く眺めていると突然水面に反応が出る。焦らずフライを目の前に落としてすぐにヒット。しかし今度は鍵型に曲がっている水門の方に逃げる。しかもそこにはゴミを排除するパイプのゲートが設置されていて、その間を通り抜けて奥に逃げ込む。パイプを回り込まれたら取り込むことは出来ないと半分諦めていたら、どうも通り道は一ヶ所しかないようで、奥から引き出すことが出来て4尾目。一度反応は消えるが暫く待つと復活する。暗くなり始めたが反応があるので粘って次をヒット。しかし今度はゴミゲートを通過して奥の水門の中まで一気に逃げ込んでしまう。動かなくなったのをじっくり待っていると、少しずつ寄ってくる。ゲートのところで暫く時間がかかったが何とかこれを通過して取り込めた。出だしは快調だったが中だるみがあり、思わぬポイントで数を稼げて終わってみれば18尾。良かった、良かった(笑)




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ヒマワリ ビロードモウズイカ