Top-Image

line

忍野で初めてヤマメを釣りました(2009/8/2)忍野のヤマメは美しい
8月2日、見忘れていたフライフィッシャー誌の7月と9月のDVDを観ていると[忍野]の情報が出ていた。新しく作っている[コカゲロウ]の最終版のテストにちょうどいいな〜と思っていたところにゴリさんから「富士山の麓のスプリングクリーク湧水で鱒と戯れませんか?」とメールが来た。渡りに船。喜んで同行をお願いする。当日はいないなさんとゴリさんと3人で出発。忍野に着いてみると小雨がぱらついている。カッパを着込み遊漁券を購入して釣り開始。自衛隊橋周辺からスタートで、フライはもちろん開発中の[コカゲロウ]シリーズ。ゴリさんに「何色が良いですか?」とお聞きすると「白か黄色」という返事。とりあえず最初は白から始める。サイズは#20。忍野に初めて行ったのはもう30年以上昔。[大型ブラウンが居る]と言う噂で会社のテニス合宿の合間に様子を見てスピナーでヒットしたがバラしてしまったのが最初。あれから幾度かで掛けてみたが放流のニジマスし奮闘中のゴリさんか釣れず、ヤマメには見放されていた。今回のテストフライがどこまで通用するか心配だったが、開始直後にフライの真下で魚の動きが出た。それでもまだ、半信半疑で流れの際を流し、開始から30分ほどで待望のヤマメを釣り上げる事ができた。しかし忍野は岸辺に草が茂り、水辺で写真を撮ることが出来ない。いないなさんからの写真[忍野ネット]と言われる柄の長いネットで取り込むしかないのだ。柄の長いネットを持っていないので、前日に慌てて上州屋の[ガサガサネット]を購入。そのネットを伸ばして取り込んだが、途中でフライが口から外れてしまいいないなさんがゲット、口に刺さったフライの写真を撮ることが出来なかった。しかし忍野での初めてのヤマメ。とりあえず記念撮影。撮影しながら上流を見るとゴリさんが[自衛隊橋]の下に張り付いている。当たりフライを岸辺のオニグルミに引っ掛けてロスしたので今度は黄色の#20に変更。1時間後、オニグルミの真下で2尾目をヒット。これも鰭ピンのきれいなヤマメ。以前同じところで散々見切られたので連続の釣果が嬉しい。それから10分後に3尾目。暫くしていないなさんと合流。合流後いないなさんが発電所取水口でニジマスをゲット。高い足場も[上州屋ネット]で難なく取り込むことが出来た(笑)。それから遅めの朝食タイム(早めの昼食?)。食事後は下流の[富士急ホテル前]から開始したが雨が濁りが激しくライズは見えない激しく降り始めていた。昔来た時は[金田一橋]がまだ赤くてきれいで、橋の向こうには建物があり、上流にはブロック塀が続いていた頃。そのブロック塀越しにスピナーを投げ、ヒットしたブラウンを取り逃がした記憶が蘇ってきた。しかし[金田一橋]は見る影もなく色変わりし、細い板が一枚渡されているだけで危険防止のための通行禁止の表示が出ている。「そこを何とか・・」で渡り、左岸に行く。しかし左岸は足場が高く、樹木が生い茂っていて私には難しそうなので、様子を見ながら上流に向かっていたら[取水口]まで来てしまった。いないなさんが釣り上げ同じたフェンス越しに流れの中から4尾目を釣り上げた頃から流れに濁りが入ってきたのに気付いた。最初のオニグルミの所に行ってみると濁りが激しくフタスジモンカゲロウのダンライズは観られない。雨が小降りになってきたので暫く流れを眺めライズを探したが反応がない。ゆっくり下りながら取水口まで来た時、少し濁りが弱まってきた。フェンス越しに5尾目を釣り上げた後いないなさんがやって来た。「下流でブラウンが出ました」と聞く。話をしている時、目の前に白いカゲロウが飛んできた。捕まえてみるとそれは[フタスジモンカゲロウ]のダンで、水面から幾つも飛び立っている。しかし水面を離れたとたんにツバメに喰い付かれている。中には水面に浮いているところを喰い付かれているのもいた。いないなさんが上流に行かれた後も取水口前で粘り1尾追加。その後流れの中から釣り上げた7尾目は初めてのニジマス。昔、この取水口の右岸の金網ギリギリからキャストして何尾かニジマスを自衛隊橋下の二人釣り上げ多のを思い出した。一時弱まっていた雨が再び激しくなり濁りもきつくなってきた。流れも速くなってきたような感じでライズが途絶える。そんな中、流れの中央では激しい水しぶきが連続で上がる。多分フタスジを捕食しているのだろうがフタスジサイズのフライはまだ作っていないからどうすることも出来ない。岸近くではヤマメらしい小さなライズがあるが、これも食性が変わったのか手持ちのフライには反応しない。反応のないまま時間が経ち、5時半を過ぎた頃上流に移動する。自衛隊橋に来てみると橋の下で二人が雨宿りしている。合流すると目の前にいるらしいヤマメに向かってキャストしている。雨は一段と激しくなり、一度雨のかからないところに入るとそこから出られなくなってしまう。ゴリさんが釣る橋に下で釣り上げた24cmのをやめたので同じ所にキャストしていると「そこに1尾居ますよ」と教えてくれたが私には見えない。暫く闇雲にキャストしていると、やっとヤマメの姿が見えるようになってきた。その姿に向かってキャストを繰り返しやっと釣り上げる事ができて8尾目。写真を撮り終わって一息ついた時「そろそろ切り上げましょうか」と言う事で忍野釣行は終了。雨さえ降らなかったらイブニングを楽しめたのにちょっと残念だったが、久しぶりの忍野でそれなりの釣果を得ることが出来て満足な一日でした。ゴリさん、いないなさん、有り難うございました。




line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita