Top-Image

line

兵庫橋上の透明度が回復して(2009/8/14)川底がよく見えた
8月14日、夏休みの前半は富山から立山と黒部の旅行で釣りは無し。後半のスタートはいつもの兵庫橋上から。平日なので工事の濁りを気にしながら出掛けたが兵庫橋の流れは全く濁っていない。久しぶりに見た兵庫橋上の川底の様子。岸部近くに堆積していたぬかるむ泥も台風9号の雨のお陰なのかかなり少なくなっていた。水温は例年通りかなり高くてこの日は27度。流れを見るとコイが[虎の穴]前の倒竹の下に集まっている。これを脅さないように少し遠目からキャスト開始。倒竹の下から喰い付いてきたしかしこの群れは水面に全く反応しない。そればかりか、ロッドを振るこちらの動きを察知したのか静かに移動していつの間にか1尾も居なくなってしまう。水中がよく見えるのでコイが回ってくればすぐに判る。いつものように対岸ギリギリを重点的に探していたが、なかなか回遊してこない。やっと回ってきたとので進路の少し離れた所にフライを落としてやって来るのを待っていると、フライの所で止まり様子を見てそのまま去って行く。今度は岸から少し離れた所を回ってきたが、これもフライに向かって来て水面に浮き様子を見ていたが潜ってしまう。前回は沢山浮いていたカメの姿が今回は意外に少ない。増水で流されたのかな?しかしコイの回遊も少ない。辺りをキョロキョロ見回しながら回遊を捜していると、倒竹の下から引っ張り出した1尾目フライへの注意が散漫になり、気付いた時にはフライの周りに波紋が広がっている。そんな流れの中、倒竹の下で反応している姿を見つけた。このコイは倒竹の下からは出てこないで陰になった暗い所をくるくる回っている。それに向かってフライを送り込む。垂れ下がった倒竹の陰で少し見難かったが、口が水面に現れフライが消える。大きく合わせてやっと1尾目がヒット。開始から1時間が経過していた。しかし後が続かない。コイは次々に回遊してくるが底近くを泳ぎ動きも速い。水面に興味を持っていればもう少し水面近くを泳ぎ、動きも遅いのだが・・。上流の新二子橋下に移動し左岸狙いで下流まで下って様子を見たが反応がない。コイの姿は幾つも見られたが底近くで動きが少ないのや素早く移動して行くのばかり。増水が残り流れが速いこんな状態で4時前まで粘ってみたが釣果が期待できないので本流へ移動する。兵庫橋上では感じなかった風が、本流は結構きつめで下流から吹いている。水面は波立ち増水の影響が残っていて水位が高く流れが速い。右岸では相変わらず若者が水遊びをしていて投石も多い。右岸の影響の少ないF-4下流まで行き工事用仮設橋跡の巻き返しの様子を見たがやはり反応がない。あまりに反応が無いので「どこへ行こうか」と悩む。「上流のF-2は風があるので釣りにならないし・・。そうだ!下流のF-7に土屋さんが居るかもしれない。少し遠いが・・」と思いF-7に行くことにする。流れを避けて岸辺の草の中を歩いている時急に左足が引っ掛かった。「何だ?」と足元を見るとウェーダーのソールが剥がれている。確か今年の3月に買い換え増水が残り流れが速いたばかりのなのに・・。時間は4時過ぎ。下流までは草むらの中を歩かなければいけないのでF-7は諦めたが時間はまだ早い。どうするか悩みながらとりあえず始めの兵庫橋まで戻る。途中で[このまま早退しようか]とも考えていたが兵庫橋の袂に戻ってみると、いつもの餌釣りのお兄ちゃんが兵庫橋の橋桁の下流で頑張っていた。様子を聞くと「あそこに居る緋鯉を釣りたいけれど・・」と言う。確かにそこにはあの緋鯉が回遊している。しかしあいつは目がいい。「喰い付かない!」と叫んでいるので横に並んでキャストしてみる。しかし橋桁は流れの中央にあり、橋桁横に落としたフライは手前の流れでドラッグが掛かる。周辺にる喰い気のあるコイも反応してくれない。ソールが剥がれて歩き難いウェーダーで兵庫橋の上流へ回り流れに入る。上流側から橋桁裏を狙ってフライを送り込むが、流れが複雑でなかなか橋桁下流に辿り着かない。何とか橋桁の下流にフライは辿り着いたがコイは反応してくれなかった。1尾目を釣り上げた倒竹周り様子も見たが全く反応がなく、少し早いが切り上げることにし、夏休み後半のスタートは1尾の貧果に終わってしまう。明日は浅川へ行って挽回しよう。今夜中にウェーダーを修理しないといけないのだが・・。



line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita