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アユは元気のようだ(2009/8/22)底の石にアユのハミ後が
8月22日、先週崩れていた一番橋下の用水取り入れ土手は既に修復されているだろうと予測しながら浅川へ向かった。思った通り土手は修復されていて、ポイントは以前の状態に戻っている。タックルを準備しながら足元の流れを眺めるがコイの回遊はほとんど無い。よく見ると崩れテトラ帯前に数尾の回遊が見られた。静かに土手を下り上流からサーチして様子を見る。岸際の流れを下流から活発に反応しながら1尾やって来た。細い流れにライン全体が落ちるように位置を変えてキャスト。水位は元に戻っていた。コイは岸に向かって頭を出しながらゆっくり上流へ。フライは岸際をゆっくり下流へ向かい、コイの目の前まで行く。頭が水面に現れ口が開きフライが口の中に吸い込まれる。いつもの調子でヒット。しかし掛かりが浅かったのかコイが下流に向かって走りひと暴れした瞬間に外れてしまう。このざわめきでコイは全て消えてしまう。よく見ると崩れテトラの下流側までは回遊してくるので、立ち位置を下流に移動。回遊してくるコイの筋に合わせて落とし位置を選び、崩れテトラ帯の入り口まで送り込む。崩れテトラの中から出てきたコイがあわててフライに喰い付く。しかし、合わせと同時にテトラの中に逃げ込み、ラインを緩める余裕もなくブレイク。周囲にいたコイ達は引き波を残して一瞬のうちに消えてしまう。崩れテトラの前は反応無し暫く様子を見ているとテトラ帯の流芯側を下流から回遊してくるのが見えた。時々テトラ帯の中に入り再び端に出てきて上流へ。流芯の端からテトラの裏側に送り込み回遊を待つ。幾度かフライの下を通過され、その度に次の回遊に向かってキャストを繰り返す。やっとフライに反応し、合わせと同時に流芯に走ると思っていたら下流のテトラの中に入り込まれまたしてもラインブレイク。開始から連続で3尾も取り逃がしてしまう。1尾目を取り込む事が出来たのは開始から50分後。しかも後が続かない。次々に回遊してくるはずが1尾釣り上げた後は全く回遊してこない。仕方なく土手に上がり上から様子を見ると、狙っていた崩れテトラ周辺から下流にコイの姿は全く無く、下流の取り入れ土手の周辺に幾つか見られるだけ。取り入れ土手のすぐ横で反応があるが・・テトラ前に浮いて喰い気のありそうな姿を見つけ、静かに上流に降りてキャスト。しかし今度も掛かりが浅く、2尾連続で途中でバラしてしまう。やっと2尾目をゲットしたのは1尾目から75分後。反応も岸から遠く取り入れ土手のすぐ横でキャストでは届かない距離。流れに載せたくてもポイントに送り込む筋がない。3時を過ぎていたので下流へ移動する。[浅川北第五排水出口]には餌釣りが一人。とりあえず[上田用水]取り入れ口の方の様子を見て連続2尾ゲット。餌釣りの邪魔にならないように排水出口で2尾ゲットした所で反応が消えてしまう。そのまま本流に移動。本流に出た所で持っていた麦茶が無くなってしまう。「確か平山住宅の所に自販機があったはず」と思い陸に上がり自販機を探す。しかしその記憶は思い込みでどこにも偏光をデジカメの前に付けて撮影見あたらない。近くに公園が在り水飲み場を見つけたがこれは[使用禁止]で水が出ない。近くを散歩していた若いお父さんに「この付近に自販機はありますか?」と聞いてみると「その先に商店がありますからそこに在ると思います」と教えてもらう。やっと見つけ多自販機で一息ついて飲み物を補給。流れに戻り土手の上から下を眺めるとコイの群れが定位している。しかし流芯の向こう側で立ち位置が見つからない。その群れを無視して下流の様子を見る。30分後に流芯横から7尾目を釣り上げた。ネットに入れて撮影のため岸に向かう途中、水中の石にアユのハミ跡が付いているのを発見。リリース後ハミ跡をじっくり眺める。ハミ跡の大きさからそれ程大型ではなさそうだったが、アユが元気に餌をとっている事を確認できた(写真上)。偏光をデジカメの前に付けて撮影その後、暫く粘ってやっと次をヒットしたが、取り込む直前まで寄せてバラしてしまう。結局6時前まで粘って1尾しか釣り上げる事ができずここを諦める。用水取り入れ口に戻れば数尾は追加できそうなのでそちらに移動。相変わらず餌釣り師が頑張っているので上田用水の取り入れ口の方に行く。水門前のゴミの下から1尾引きづりだしたところで餌釣り師が帰り支度を始める。排水出口に回り1尾追加。反応がストップしたのでもう一度取り入れ口に。結局、取り入れ口と排水出口を交互に巡って日没直前に3尾追加。この排水出口は狭く、広いポイントで釣り上げる醍醐味は全く無いが、とりあえずの数稼ぎは出来て合計12尾。ブレイクが2回、バラしが4回も在って、浅川にしては厳しい1日でした。



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