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調べてみたら9回も掛かっていた(2009/9/21)1年半で9回も釣れたカメ
9月21日、前日にテストし残したフライを試すため二子に行きました。今回はChubby Flatの白から始める。ポイントは前日と同じ兵庫橋上の[虎の穴]前。回遊は前日の比べて少ない。幾つか回ってくるが活性も低くなかなか水面に反応しない。そんなコイの進路にフライを落として待っているが、予想通りのコースをとってくれない。やっと[虎の穴]上流の対岸ギリギリでヒットしたが掛かりが浅く途中でバラしてしまう。また、進路は当たっているのに水面に反応することなくフライ下流からの回遊を見つけて1尾目の下を通過して行く。「フライが外れ?」と言う事で色を変更。しかし相変わらず反応しない。「落とし場所の筋が微妙に違っているのか、フライが好みではないのか」と悩み始めるともう悪循環。思い込みで「これは無理」と全く手を出さなかったフライが幾つも在る。色を悩みながら結局白に落ち着く。
[虎の穴]周辺の反応があまりに悪いので倒竹下流に移動してみる。倒竹からの流れの下流に幾つか反応しているコイの姿が見えた。しかし移動が下流に向かう者ばかりで前方にフライを落とす事ができない。やっと下流からの回遊を見つけ前方にフライを落とす。進路を幾度か変えながら結局流れの沿って上流にやってきてフライに辿り着く。意外に強い引きにかなり時間が掛かったが何とか取り込めた。1尾目は開始から76cmの大物40分後で76cmの大物。それから50分後に66cmの2尾目。下流の反応がストップしたので[虎の穴]に戻る。前日入り口を整理しておいたので奥までフライを送り込む事ができるが、日差しが弱くフライが見にくい。前日と同じような口の出ない微かな反応に疑いながら合わせてみると今度は本物のカメ。しかもこれがいつものアカミミではなくてクサガメでしっかりフライを咥えている。その10分後に、またしてもカメ。今度はアカミミ。3時過ぎてやっと3尾目が釣れる。しかし次はまたしても途中バラし。フライに対して半分疑いながら喰い付くので掛かりが浅くなるのだろう。しかしカメの反応はいい(涙)。バラした直後にまたしてもクサガメが掛かる。今度は口ではなくティペットが引っ掛かってしまったのだ。カメの後しっかりフライを咥えたクサガメやっと4尾目がヒット。しかし次をまたしても途中バラし。これはスレ掛かりのようだ。喰い付く直前にターンして引っ掛かったのだろう。1尾バラして次にカメを引っ掛け、やっとコイが釣れる。同じパターンを二度も繰り返している間にコイの反応がなくなってしまった。前日反応の良かった上流の護岸前に行ってみるが反応がない。最上流部の流れ込みに行くと反応するコイが2尾居た。「やった」と喜んでキャストしたがラインが水面に落ちた瞬間から姿が消えてしまう。護岸前をゆっくり下りながらコイを探す。前日より20mほど上流のクズの垂れ下がった所で群れを発見。さっそくキャストを開始するがヒットしない。フライを見切って行くのだ。反応はすごくいいがフライの直前で水しぶきを上げる。フライを白からオレンジに変えるが反応は同じ。いつものパターンに戻すが反応は変わらない。直前まで喰い気十分に反応はすごく良かったのだが・・頭を出すが吸い込む直前に水しぶきが上がる。下流からの回遊を見つけそれに向かってキャストしようとピックアップした瞬間に手前に居たカメを引っ掛けてしまう。1時間掛かって2尾釣り上げ1尾途中バラしでカメを2尾追加する。暗くなるまで粘ってやっと7尾だった。いつもなら二子での7尾は満足できる数字だが、反応の良さから考えるともう少し数が伸びても良かったと思う。前日のポイントと今回のポイントで違う所は一つだけある。それは少し上流のため流れが速いと言う事。しかも風が前日は下流からで今日は上流から。つまり、流芯のラインが下流に流されてフライに微妙なドラッグが掛かっていたのだろう。もう少し上流からダウンクロスにキャストしてドラッグの掛かりを押さえないと・・。微妙なドラッグに注意が足りなかったようだ。
反応はすごく良かったのだが・・ ところで昨年の7月から「アカミミの裏面の模様は全部違うのかな?」と考え戸籍調査をする事にした。つまり掛かった全てのアカミミの裏面を撮影している。その数は67尾。今回釣り上げたアカミミ4尾はいずれも以前に釣り上げた奴だった。2尾目(1尾目と3尾目はクサガメ)は2009/7/20に次いで2回目。4尾目は2009/5/6から7度目。5と6尾目は同じカメで2008/9/27以来9回目でした。67尾の内13尾が1回以上掛かっていて合計47回。最多は9回。まだ1回しか掛かってないのは21尾でした。奴らもコイのように頭がいいと良いのだが・・。ちなみに今日のクサガメは2回とも同じ奴で1度目は2009/3/28でした。




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