Top-Image

line

浅川での見切り対策は大成功(2009/9/22)当たりフライはマス用に作ったフローティングエッグ
9月22日、前日の二子での[見切り対策]が不調だったので、浅川でのテストも少し心配でだったがとりあえず手持ちのフライをテストする事にした。ポイントはいつもの一番橋下。到着して驚いた。東豊田用水前の土手にビニールシートを敷いて4家族ほどがBBQをやっていて、子供達は釣り竿や網を持って水辺で水しぶきを上げている。どこまで行くのか眺めているとかなり下流まで行っている。とりあえず彼らの居ない場所に降りる。ポイントは崩れテトラの下流。上から見る限り子供達が沢山居てコイの回遊は沢山あり反応も良さそうだった。釣り初めてすぐに1尾目がヒット。フライは二子で良かったChubbyの白(0.8号)。次もすぐにヒットしたが途中でバラしてしまう。しかし反応は良く間をおかず、すぐに2尾目をゲットした。しかし次はフックが折れて途中で逃げられる。それでも3尾目もすぐに釣れた。反応は良くすぐにヒットするが今度はテトラに入り込まれてラインブレイク。次はスレ掛かりで途中バラし。フライの位置を変えようとピックアップしたときに水面に浮いていたカメを引っ掛けてしまう。30分掛かって4尾目を釣り上げたが次をまたしても途中でバラしてしまう。そうこうしている内にコイの反応はどんどん少なくなっていく。30分掛かって5尾目を釣り上げた頃から反応が止まってしまう。初めのうち反応は良かったが子供達は護岸を走りながら下流に居る父親のところに飛んで行き、すぐに走りながら戻ってくる。これではテトラ前のコイも落ち着かないと思うが反応が消えてしまう事はなかったので我慢して釣り続ける。3時を過ぎた所で釣果は5尾と今一。[見切り対策]用の
フライを替えてみたが変わらず見切りが多い。そうこうしている内に水中に沈んでいるテトラにフライを引っ掛けてしまう。反応も少ないのでそれを外すために下流に移動。移動が良かったのか反応が復活。すぐに6尾目を釣り上げる事ができたが相変わらず見切りは多い。「フライを交換しなくては」とフライボックスの中を眺めていて、まだ使っていないフライを見つけた。それはChubby Flat をマス用に[フローティングエッグ]として改良したフライで「コイ用になるかな?」とボックスの中に入れていた物。ほとんど Chubby Flat と同じだが全体を小さく切り詰めて丸く仕上げ、フックはバーブレスのチヌ針0.8号のブラック。色はマテリアルもスレッドもオレンジ。テトラ前の鯉を確認して今までのカンチヌに比べてフックのワイヤーが細いので、掛かったときが心配だったがとりあえず試してみる。このポイントは前回徹底的に見切られ、コイを追いかけすぎて回遊を遠ざけてしまった所。ここで見切られたら「下流に移動すれば時間的にとりあえずの数は得る事ができる」と納得して再開。ところが、ところがである。反応がすごくいい。見切りがほとんど無い!フライを見つけると一気に飛びついてくる。ちょうどここに始めてきたときのように、コイ達は何の迷いもなくフライに飛びついてくるのだ。フライを交換したのが4時前で終了が6時前。2時間の釣りで釣果は12尾。途中の晴らしは1回だけでほぼパーフェクトに取り込んでいる。記録の時間を見ると10分間隔で釣り上げている。10分間隔と言う事は、ヒットしてから寄せて取り込み、土手上に登って採寸と撮影するのに5分近く掛かるからまさに入れ食い状態である!こんなに素晴らしいフライが手元にあったなんて信じられない。ここのコイはテトラ前の鯉を確認していつも使っている白にだけ警戒心を抱いてしまったのだろう。しかし私一人でこれ程スレてしまうとは思えない。同じフライを使っている釣り人が来ているのだろう。しかも、コイは釣り上げられるよりも合わせ損なった方がフライに対して警戒心を抱くようになると私は考えている。釣り上げられてフライを外してもらうまでに「どんなフライに喰い付いたか」等と言う事は忘れてしまうのではないか?と思っているから。同じポイントで釣れ続き、日没まで頑張って17尾の釣果は納得できる物でした。釣り終わってバイクに戻ると南の山の上にもうじき閉園してしまう多摩テックの観覧車が輝いていた。




line
サイトマップへ
Copyright © 2009 Katsumasa Fujita