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凄味のある顔ですが、実は・・(2009/10/10)凄味のある顔ですが・・
10月10日、台風18号の増水の影響ががどの位残っているかネットで確認すると浅川も二子も30〜40cm位水位が高い。こんな時一番に水位が元に戻るのは二子の兵庫橋上。と言うことで二子に行きました。流れは予想通りで本流は水位が高い。しかも普段あまり見かけなかったアユ師が大挙して二子橋周辺にいる。狙うポイントはいつもの兵庫橋上なので本流は全く気にならない。兵庫橋上の流れは増水のお陰で透明度が良く、岸辺に堆積していた泥濘もきれいに流されている。2m以上高いところに絡んだ草対岸を見ると流されてきた草が倒竹の根本の高いところに絡んでいる。国土交通省の[水文水質データベース]で多摩川(二子)の水位の変化で見た[2m以上の上昇]が確認できた。流れは透明度が良くコイの姿が良く見えるのだが回遊してくるコイの数が少ない。一気に水位が上がったためコイ達は下流に流されてしまったのだろうか?倒竹周りでの反応が全くないので少し上流に移動して護岸周りの様子を見ていると、上流から傳治郎君がやってきた。「上はどうだった?」「コイが少なく2尾でした」「ここも少ないよ」と言う事で二人でキャストするが反応が出ない。そんな時、目の前にいつもの緋鯉がやってきたので様子を見るとフライに反応する。しかしドラッグのために喰い付いてくれなかった。緋鯉は一度下流に消え再びいつもの緋鯉と思っていたら・・やってきたので、今度はドラッグが掛からないようにラインをコントロールして上流にフライを落とす。どうせ見切ると思っていたら素直に喰い付いてきた。下流に居た傳治郎君がやって来たので記念撮影をして貰う。陸に上がり計測するといつもの緋鯉よりも小さくて63cmしかない。増水で上流から流れてきたのだろうか?(木村さんも12日にこの緋鯉を釣っていた)。コイを探して当たりをキョロキョロしていると目の前に小魚の群れがやって来た。かなりの数が群れで移動している。姿はオイカワよりも体高のある小鮒のような体型。小鮒なのかコイの稚魚なのか確認できなかったが数百尾はいるだろう。そんな姿を眺めながら傳治郎君に「上流へ行ってみようか」と誘いを掛ける。「ええ」と言うことで二人で上流へ。先週、傳治郎君と友人の尾崎君が爆釣した工事仮設橋の上流へ行ってみたが、増水の影響でポイントは浅以前と様子が変わっていたくなりコイの姿は全く無い。「あの流れの中にいる奴、上流から流すと喰い付きます」と傳治郎君が言い、サイドからキャストをはじめる。暫く眺めていたが反応がなさそうなので私は上流へ移動。コイの居そうな流れを見つけ上流に回り込んでフライを送り込み2尾連続ヒット。そこに下流からコイをぶら下げて傳治郎君がやって来た。「仮設橋の下にいました」と言う事で記念撮影。このポイントは2005年から2006年に掛けて良く来たところなのだが工事が終わってからは初めてになる。あの頃とはずいぶん様子が変わり流れは単調でコイの集まるところは少ない。そのまま上流に移動して辿り着いたのは吉沢橋下で以前の[エデンの園]。橋の上からの視線を避けるために橋の真下に移動した途端、目の前の水面でうごめくコイの反72cmの大型をゲット応がある。傳治郎君と並んでその集団にキャストを繰り返し、短時間で5尾ヒット。さすがに二人で10尾も釣り上げるとコイは移動してしまい反応がストップ。そんな中で傳治郎君が72cmの大型をヒット。私もやたらに元気がいいのにフライを見切って行く[兵庫橋卒業生]を相手にキャストを繰り返しやっとゲットした。そこで反応は完全にストップ。もう1尾釣り上げると[つ抜け]になるが反応がないので下流に戻る。途中で傳治郎君が「これは何ですか?」と指さすところにいたのは小さなカメ。掬い上げてみるとそれは体長5cmもないクサガメの子供。二子で自然繁殖しているようなので嬉しかった。そのまま下り傳治郎君は「ここで上がります」とゴム堰堤のところで陸に上がって帰って行った。最後のひとあがきとゴム堰堤のところで様子を見て待望の1尾を釣り上げて[つ抜け]達成。しかし[エデンの園]はちょっと抵抗があるから最悪の場合用にとっておこう。




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