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どのフライにしても見切られた(2009/11/7)取っ替え引っ替えのフライ交換で
11月7日、日曜日にはマス釣りに行く予定があるので二子に行きたかったが11月は釣果が低調なので、浅川で数を稼ぐつもりで出掛けた。いつもの一番橋下は用水土手が少し崩れていて前回よりも水位が下がりいつもの水位になっていた。[東豊田用水]からの流れ出しの下流にあるテトラ帯前は台風の増水で
本流の流芯が手前に寄り、以前に比べて流れが速くなっているから規則的に並んだテトラ帯への回遊は全く見られない。とりあえずそのテトラ帯に降りて流れを見ると僅かだが用水土手が少し崩れていた濁りがある。気にならない程度の濁りなのでそのまま下流の様子を見たが予想通り早い流れでの反応は見られない。そのまま崩れテトラ帯まで移動したが、崩れテトラ帯の下流にも反応は見られない。水面に出たテトラの頭を跳びながらコイを探す。しかしなかなか見つからない。テトラの頭が水中に隠れる辺りまで来てやっと1尾目がヒット。しかしこれは水中に隠れているテトラの向こう側に潜られて外してしまう。しばらく同じ場所で様子を見ていると数は少ないが下流から回遊してくるコイの姿が見えた。フライは二子で効果のあった[見切り対策用]から使い始めたが浅川のコイは二子と趣味が違うようで反応が良くない。そんな中で何とか1尾目を釣り上げる事ができた。しかし以前に比べてコイの反応がシビアで釣果が伸びない。回遊も小さな群れで移動しているらしく、用水土手が少し崩れていた数尾が集団でサーチに反応したと思うと突然何も反応しなくなる。しかも反応は流れの境目が中心で、すぐに流れと一緒に下流に移動してしまう。コイを追いかけて下流に移動すれば、群れの中から1尾は釣り上げる事ができるが次の回遊が止まってしまう。群れを追いかけずに少しずつ移動しながら回遊を待つことにする。1尾目から20分後に2尾目を釣り上げた。その群れはそのままその場所にいたらしく戻ってきてからすぐに3尾目が釣れた。しかしここで反応はストップ。やっと次の回遊やって来て反応し始めたがフライは見切られっぱなし。フライを二子用の[白]から浅川用の[オレンジ]に変えて、3尾目から25分後にやっと4尾目をゲット(写真トップ)。次も同じポイントですぐに釣れて1時間で5尾とまずまずのペースで始まった。しかしこの頃から見切りが一段と激しくなりペースダウン。流れは、釣り始めた時少し濁りがあったが、気付いたときには透明度がコイはテトラから少し離れた場所にいるかなり良くなっていた。ここにに来る途中の高幡橋下で新しい工事の準備が進められていたから、一番橋より上流でもどこかで工事が始まっているのだろう。流れはきれいになってきたが、見切りは一段と激しくなる。ポイントは全体の半分を過ぎた辺りだが下流の用水土手が崩れているため流れは真っ直ぐでテトラ前の流れは以前より速い。コイの反応はその速い流れとテトラ前の止まっている水の境目。テトラの頭が水没しているので流れに一番近いところに立つのが不安で、少し手前のテトラの上に立っていたが、この「少し手前のテトラ」に問題があったようだ。回遊してくるコイを狙って流れの境目に落としたフライは、ラインが手前の流れのない水面に乗るのでフライは流れと一緒に流れて行かない。途中までそれに気付かず「見切りが多い」と悩んでいたがドラッグのせいだと言う事が判った。立ち位置をできるだけ流れの近くで、安心して立てるテトラの頭を探してキャストする。ロッドを流れと垂直になるように先端を沖に出してラインを流れに乗せる。フライは流れに乗ってドラッグなしに流れて行くが、コイはテトラから少し離れた場所にいる肝心のコイの反応が少ない。30分頑張ってやっと6尾目を釣り上げる事ができたが次が続かない。護岸の上に登り水面にいるコイの位置を確認する。少し下流で群れが面に反応しなているのが見えた。それを狙える位置に降りてテトラに登る。コイはすぐに反応してくれて7尾目。護岸から次の群れを探すと今よりも下流に数尾が見えた。しかしポイントは終点近くでテトラに到達するまでが深いので護岸からキャストすることにする。コイの位置が見えるところまで護岸を登りコイの上流にフライを落とす。狙い通りすぐにヒットしたが最初の一暴れでラインブレイク。その一暴れで群れは消えてしまう。コイは時々テトラの前に回遊してくるがこちらの姿に驚くのか向きを変えてしい目の前に来ない。1時間が経ち4時になった薄暗くなり始めた頃、やっと9尾目ところでやっと8尾目。回遊は止まり護岸上から見えるコイの姿もほとんど見えなくなってしまう。それでもテトラ前に突然現れるのでしつこく粘る。何とかヒットはするが2尾を途中でバラしてしまう。2尾目をバラしたところでここを諦め急いで下流に移動。しかし下流の上田用水取り入れ口と浅川北第五排水の水門のところには多くの釣り人がいてコイの反応はなし。そのまま本流に出て流れ込みまで移動して様子を見る。ちょうど太陽が沈みかけたところで残り時間はあと僅か。しかし反応がない。下流に下りながらやっと9尾目を釣り上げたのは辺りが少し薄暗くなり始めた5時ちょうど。フライを色々取り替えながらの一日は厳しかった。どんなフライがここのコイのお気に入りなのだろうか・・。



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